あまりの暖かさに、サクランボの花が満開。
次男が生まれた年に植えたのですが、実がなるまでに数年かかりました。
毎年たくさんのサクランボがなりましたが、数年前に枯れてしまいました。
でも一昨年あたりからまた花が咲き始めました。
根っこのあたりから新しい芽が出て、それが木になりました。
植物の力、おそるべし。
そして・・・数日前からふくらんでいた梅も開花。
ヒヤシンスもあと少し。
今年は何色の球根を買ったんだったかな・・・、多分白?
今日はBSの再放送で久々にターシャさんの庭の番組を見ました。
もう何回目かしら・・・
でも・・・今回は今までとは全く違う印象。
年老いたターシャさんと、それを見守る家族(主に息子さん)。
まるで母と弟の様子を見ているようで、涙があふれました。
わがままな頑固ばあさん(ごめんなさいターシャさん)に優しく付き合う息子。
実は母もここ数年はかなりの頑固者になり、息子泣かせの母親でした。
私はいつも「老いては子に従うものだよ」と、
弟の言うことをよく聞いて、お嫁さんを頼って甘える可愛いばあさんに、
といつもお説教。
最後に話した日も同じことを言ったら、
「あんたはいつもゴチャゴチャうるさい」と逆に叱られた・・・
今年の元旦は弟の提案でみんなで実家に集まることになりましたが・・・
母はそれが気に入らない。
階段の上り降りが辛くなった母のために、日当たりのいい部屋にベッドを下ろして、
お客さんがゆっくりできる部屋はないから・・・という母に
弟は「お客さんじゃないから気にしなくていい」と言うのですが・・・
勝手に集まることを決めたのなら二階の押入れから座布団を出したり
年末に来て準備をするのかと思って待っていた母。
元旦にシビレを切らして私に電話をしてきました。
「どこかお店を探しなさい、そこで食事会をする」
まだお雑煮をモグモグしていた私、さっそくあちこち電話しましたよ
マサカお正月の当日になってからこんなことになるとは・・・
三軒目でやっと11時半からなら・・・というお店が見つかり、
「今すぐ準備して~」と息子たちをたたき起して出掛けましたよ
おかげさまで一人でスパークリングワインのハーフボトルをヤケ飲み。
数日後、電話で母が言うには、
「よくあの子(弟のことです)を説得できたね」とお褒めの言葉を頂きました。
説得もなにも、ひたすらお願いしたんですわよ、
今日は実家でなくお店で食事しましょうって、元旦から電話して。
お嫁さんだっておせち料理を作って準備していたと思うし・・・
でも怖くて、年末には何を作ってくれるつもり?なんて嫁には聞けないし・・・
挙句母は「おせちは次の日、お嫁さんが実家に持ってくからいいの」
なんて勝手に割り振っていたし・・・
今年のお正月は散々だった記憶があります。
でもね・・・お通夜の時、母のお友達が教えてくれたんです。
お正月にみんなでゴハン食べて、とっても楽しかったって言ってたと。
しかも私にはいつも弟夫婦が気がきかないと散々言っていたので、
それで私がいつもお説教して、さらに母が反撃して・・・という堂々巡り。
でもお嫁さんが言うには
「最近は用事がなくても電話くれたから、近いんだからそっち行くわ、
って結局色々ご馳走になっていた」
素直にホントのことを言えばいいのにね・・・
そしたら私もイヤなことばかり言わずにいたのにね・・・
ターシャさんみたいに「あの誕生日の歌はやめてね」って、
そう言って笑ってくれたらよかったんだけど、
母はいつも直球ストレートだった・・・
まだお正月の事件なのに、懐かしいように思い出す春の日。
サクランボを植えてお祝いした次男も今日で23 才。
ケーキでお祝いします
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます