私の住む地区の公民館の敷地に「薄墨桜」の子供が咲きました。
岐阜・根尾谷に咲く薄墨桜の苗を移植したものです。
散り際に淡い墨色になると言いますが・・・
毎年眺めていて、薄墨色に気付いたのはまだ一度だけ・・・
真っ青な空の色に映える薄い色の桜です。
「公民館の薄墨桜が咲いたよ」と息子に写真を送りました。
子どものころは登校の集合場所でしたし、子供会の行事もここに集合。
懐かしい思い出の場所でしょう。
そしてもうすぐあちこちでソメイヨシノの桜も咲き始めるでしょう。
相変わらずというか、ますます気持ちの落ち込む今日この頃。
美術館などもお休みや、展覧会の中止、春なのに・・・
珍しく観たい映画もあるのに・・・
でも趣味が読書なので、場所も時間も気になりません。
本と灯りさえあればいつでもどこでも別世界。
そんな読書のお供に・・・
ブックカバーを作りました。
左は伊勢木綿、一昨年の旅行でお伊勢さんで買った布です。
大切にしまってあったのを出してきて作りました。
そして、私イチゴ大好きなんです。例の懐紙&マスク入れも作りました。
ブックカバーは前にはもう少し手を入れてパッチワークでも作りました。
和柄のものは、自分の着物の端切れや従姉にもらった端切れ、黒い地布は帯地です。
花柄は両方とも麻ですが、お気に入りの生地です、レースもあしらって・・・
ブックカバーを作り始めたきっかけは、頂き物の革のカバー。
「私、本読まないからあげる」と米倉涼子ばりのセリフと共に下さった
本を読んでいる間中の手触りが気持ちよくて・・・
着物の絹や、お気に入りの麻の手触りも、文章を読むのと一緒に楽しんでいます。
学校がお休みになって本が売れていると聞きました。
良いことだと思います。
「私、本読みませんから」なんて言う大人にはなってほしくないです。
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