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KR250の2ポットタイプキャリパー

2019-11-07 12:18:43 | おもしろパーツーkawasaki編ー
おもしろパーツ―kawasaki編ー1

KR250の2ポットタイプキャリパー(とにかくしっかりしたキャリパーが欲しかった)

601Cになる前に、すべての部品を見なおした、ワールドチャンプをとるにはすべてのパーツは美しくないとね
KR750,TZ250、TZ700までも市販の丸型コレット,2ポットタイプを流用してました。RG500はスズキ
社内製で対抗2ポットタイプです。601Bを開発するに当たり、トキコに製作依頼しましたが、設計、
鋳物製作は出来ない、加工だけならお手伝いできますとの返事。今なら、ブレンボやNISSINさん
らがキャリパーやDISKの専門メーカーですよと、ありますが当時は2輪レース専用ブレーキ製品は
ありませんでした。
当時、私はキャリパーの機能の詳細、角リング部の加工、ピストンクリアランス、角リングの種類等、熟知して
おりませんでしたので、キャリパー、DISK、ブラケットの取り付け、レイアウトに専念しました。
キャリパーの木型は、アウトとインの1個ずつ、ピストン径の加工違いでフロント(48φ)とリヤ-(38φ)と別け
ます、連結パイプと、ブリーダー、の組み合わせ違いでフロントのR/Lが組み立てられます。
601Cのフロントキャリパーは右側シングルで、500や750,1000はR/Lのダブルになります。
(350は、シングルですと、最高速が601より出るため、ちょっとプアーだそうです、が
四角いキャリパーのKR350の話になります、後ほどに。)
部品を見直すために専門メーカーさんと打ち合わせし、自分達でやる事、メーカーにお願いする事
キチンと仕分けし、鋳物はKAWASAKIでふき、加工はトキコ(北爪さん)さんにお願いしました。

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