9月の最初のSPとのセッションでLHはLanguage Delay(LD)があると診断された後、
私は早速いくつか言語習得を促す指導を受けました。
LDの子の言語発達促進には、言語セラピーと、親もどれだけがんばるかにかかっているのです!
まず、LDである子に日本語と英語の両方を習得させるのは今の段階では厳しいので、
英語に集中していくことになりました。
私が日本語を使うのは、LHが日本語の本を持ってきた時や日本のDVDを見る時だけです。
英語の発達の様子を見て、LHがもうちょっと大きくなってからまた日本語を日常生活に取り入れたいと思っています。
さて、英語の発達を促すために最初に私が学んだのは、Modelling Speechでした。
例えば、LHが手紙やはがきを見て、
"Going, Mail, Post," (語順ダメ、名詞や名詞句、動詞ING形をくっつけるだけだった)
とか、
"Letter, the hole"
などとよく言っていたのですが、
"Yes, I am going to post the letter"
とか、
"The letter goes into the hole"
と、意識して文法的な「模範」スピーチしてあげること。
さらに、親がLHの立場になって一人称でモデルスピーチすることによって、LH自身がそういう風に話さないといけないんだ、ということが徐々に分かっていきます。
"LH、Snack"
とか
"LH, Hungry"(←自分のことを名前で呼んでいた)
とか言ったら
"I want crackers"
と、私自身のことではないけど"I"を使って言い直します。
そして、語彙を増やすために、Foodというよりは、Crackers、Apple、Fish、Noodlesなど、そのものの名称を使います。
最初は3語ほどの短い文章で親が言い直すというのを毎日何度もその場その場でやりました。
親が言ったことを重複させるのが重要なのですが、幸いLHは話したい気持ちでいっぱいの子なので自然に私が言ったことを重複してくれました。
親自身も大げさに
"I want chips!"
"I'm going to have a cup of tea!"
"I'm going to work!"
と下手な演技と共に自分の行動をハキハキと「宣言」…。
当然、おしっこ行くのも宣言してから(笑
2~3週間ほどで効果があり、LHは"I want crackers"と言えるようになりました。
それから3ヶ月たった今では、"Can I have some crackers, please"と言えるようになりました。
時々面倒くさがって"Crackers?"とか"Please…"しか言わない時があるので、絶対に妥協せずにきちんとした文を言わせるようにしています。
褒めることも大切で、LHがちゃんと文法的に言えたらGood talking!!!
などと大げさに褒めてやるのですが、これも効果絶大だと実感しています。
世間では子供には「絵本を読んであげろ」、「TVは見せるな」が常識のようですが、
LHのように「聞いて」言語を学ぶのがヘタクソな子は、視覚的なものは助けになります。
見て覚えさせるので、遊びの最中にたくさん言葉を使うなどします。
トーマスで遊んでいるなら、そこで
"Thomas is speeding down the hill!"
とか
"Oh no! He's going to crash!"
など、とにかく言葉のシャワーを浴びせるのです。
本人と顔を合わせてレッスンするのではなく、遊びの中で体験させて言葉を覚えさせるのが重要だと言われました。
視覚的にもっと役に立つものはないかとネットで調べて、
LeapReaderやV-techというキッズ用ラップトップというようなものも買いました。
LeapReaderはコンピューター内臓のペンを特殊な本に当てると、語を発音してくれたり、文章を読んでくれたりします。
各ページに様々なクイズやゲームも盛りだくさん。
自分で興味のある部分をペンで触ることによって音が聞こえるので、興味のない話をがまんして聞くよりは効果があるんだと思います。
キッズラップトップのほうもよく似た効果があり、しかも一人前に自分専用のラップトップが使えるので大喜びというプラスアルファ効果も最初だけだけどありました(笑
LHの言葉の問題が出てくるまでは、こんなもの…と馬鹿にしていたおもちゃのような物ですが、これらは買う価値大有りだったと思っています。
絵本は、読んで聞かせるのはLHのような子は、つまらないし分からないから聞いていません。
SPの指導で、お話はムシで絵だけを見てLHに話をさせて、私が正しい文法で言い直す(ここでもModelling Speech)・・・というやり方をしています。
実際このやり方に変えたらストーリータイムがすごく楽しくなりました。
以来、「絵本をたくさん読んであげなさい」と分かりきった風に言う人にイラッ。
TVも相変わらず見せています。
テレビゾンビにならないように気をつけているのはもちろん、内容について一緒に話すのも変わっていませんが、子供番組だけでなく、もっと他のジャンルでもLHが興味を示したものを見せるようにしています。
NatGeoやDiscoveryチャンネルで動物や車系の番組、サイエンスチャンネルで宇宙のことをやっていればそれも見せるようになりました。
ものすごくドライな番組で私一人だったら寝てしまうところですが(まず見ないし^^;)、それでもビジュアルエイドとしての効果に関心しています。
トラとライオンをいつもアベコベに言い間違えるのをいちいち直さなければいけないなど、道のりはやはり長く感じますが、TVは本人にとっていい番組を選べば、視野を広げ語彙を増やすのにいい道具だと実感。
語彙が増えるのは私の英語にも役立ってます(笑
普段LHと接していて忘れやすいのが、言語発達遅滞や学習障害の子達って、だいたい普通かそれ以上の知能があるということ。
こういうコンディションを知らない人には、LHのような子は「覚えが悪い」とか思わせるのですが、知能に問題があるわけではないんです。
私には分からない思考回路で情報を処理しているので、何か一つ教えても「打てば響く」的な反応がないので、親である私でさえ「こいつバカか!?」って思うこともよくあります。
(すまぬ、息子)
そんなLHが衛星の動きや、TVへ電波を送ることことなどを一生懸命説明しようとしたり、おもちゃで宇宙ステーションをカーペット上に再現したりすると、驚くやら関心するやら^^;
近所の地図を見せると、現在地さえ示してやれば何がどこにあるかちゃんと指でたどっていけるので、空間と地図の関係は分かるんだー、とこれまた関心^^;
何十年も車の運転してても地図読めない人っているのにね!(うちの母とか)
言語の発達の度合いは測れるものでもないし、毎週振り返ってみてはっきりと前の週との違いが分かるものでもありません。
遅々として進まなく感じて焦ったりイライラしたりします。
が、SPの力のすごさには関心です。
最初の指導からかなりの手ごたえを感じてもいるので、今度のセラピーではどんな課題を出されるんだろう、またどれだけ効果が見られるかな、と楽しみです。
11月は久しぶりにCityへ行く機会が何度かありました。
Gも忙しくて、家族でゆっくり食事してない日が何週間も続いていたので、
仕事が終わる時間に合わせてCityへ。
私が日本食を食べたいというので、適当にYAMATOという居酒屋へ。
値段が高い割には特においしくもなかったです。
これは↓また別の日にメルボルン市内へ行った時。
この時はBourke stにあるMyerというデパートが毎年恒例でやる
ショーウィンドウのクリスマスデコレーションです。
今年はジンジャーブレッドマンの童話がテーマのようです。
毎年当たり外れがあるように思いますが、今年は私も楽しめました。
まだ始まったばかりだったのか、この時は行列はなかったですが、
12月にCityへ行った時には見物人の行列はすごかったです。
相変わらずGと家族3人で食事できない日が続いていたので、
この日も一緒に食事をしにCityまで来たのですが、
Gがガッツリとイタリアンを食べたいと市内をしばらくウロウロ。
結局、彼のオフィス周辺のイタリアンはちょっと高級すぎるのでやめて、
裏路地にあるピザ屋さんで。
その後、香港スイーツ系のお店でデザート
そうそう、11月はGとLHがノロウイルスにやられました。
ある日の午後、幼稚園が終わってからLHとショッピングセンターへ行きました。
帰りがけに寄ったトイレが汚かったので、
「ナニカ病気拾わないといいけど」
と思ったのを覚えています。
その日の夜、LHに症状が現れました。
次の日、仕事に行ったGですが、その日の夜症状が出ました。
自分にも症状が出るまでにできる限りのことをしておこうと思い、
おにぎりを作って冷凍したり、買い物に行っておいたり。
何よりも、掃除、掃除、掃除!
ノロウイルスは臭いをかぐだけでうつるというのを体験済みなので、
ヤツラがトイレを使ったら最低20分はおいてから手袋をはめて掃除。
菌は除菌スプレーでは死なないらしく、
手洗いは石鹸で洗って水ですすぎ流すしかないとネットで読んだので
いちいち肘まで洗いました。
タオルも全部ヤツラが一度手を拭いただけで洗濯!
タオルの共有ナシ!
なんと、
それが良かったのか、
それとも免疫があったのか、
私、感染しませんでした!
ノロウイルスには免疫ができるっけ?と思ってネット検索してみたら、
同じ種類のノロウイルスなら向こう3ヶ月間有効らしい。
でも私がノロをしたのは2年も前。
「ノロウイルス」と「免疫」で検索すると結構出てきたのが、
B型の人は免疫があるとかいう研究。
B型の私はおー!っと何か得した気分だったけど、
さらに検索してみたら、
そんなものは関係ないっていう論文もあるようです。
以前、LHのゲリラ下痢をGがもらって、二人とも1週間ずつダウンした時、
これも私はもらいませんでした。
有効的な掃除・除菌ができてたということでしょうか、
それとも、
私には脅威の免疫システムがあるのでしょうか!?
なんにせよ、あんなものには感染したくないので良かったです!