3歳幼稚園はLHは楽しくて楽しくて、「もう早く寝ないと明日幼稚園行けないよ」というと、
スパパーッと寝る準備をしたもんでしたが、
4歳幼稚園はLHには全く楽しくない環境だったようでとても残念な一年となりました。
最初からLHは「XXとYYは遊ばないんだって」と、
みんなが仲良く遊ばず仲良しグループを作っていることに不可解な様子を示してました。
全員と遊びたいタイプのLHだからちょっと理解に苦しむんだろうと思いました。
でもこれも社交スキルを学ぶ過程だから、
それなりに子供同士でどうにかなるだろうと楽観視もしていたのですが、
去年7月あたりからもう幼稚園行きたくないといい始めて、
8月には先生たちと話し合いもしました。
親友という親友を作らなかったLHですが、仲良しの友達は結構いました。
毎期(4期ある)2回ずつお世話係で幼稚園に出向き一緒に過ごしましたが、
見ていてLHは嫌われているとも思えなかったし
「LH、一緒に遊ぼう~」って寄ってきてくれる子はたくさんいたほどだと思いました。
でもLHがどうしても「拒絶」としかとれなかったのが、
「遊ぼ~」って誰かに寄っていって、「今XXと遊んでるの」って断られた時。
LHがいたクラスはあまりにもグループに分かれていたので
私も実は最初から気になっていたのですが、
ZZが遊ぼうって言ってたじゃない?とか、
みんなで仲良く遊べたらいいのにねー、とか言うくらいで
見守る姿勢を取っていました。
同時に、先生達が「みんなで仲良く遊びましょう」って
もうすこし介入してくれてもいいんじゃないかとも思っていたのですが、
そういう運びには一切なりませんでした。
どうやら、子供同士でまずは解決させたいので、
先生はあまり介入しないという方針だったようで。
それは理解できるんだけど、
7月の時点でLHが幼稚園拒否まで来てたんだから、
もうちょっと手助けしてくれてもいいんじゃないかと思いました。
私はこの時点ではもっと助けになるようなことを
LHに言ってあげたくて試行錯誤だったけど、
結局、遊びたくないって言う子をむりじいさせるのは無理。
LHがいわゆる派閥にもまれるのも経験だとも自分に言い聞かせたり。
でも、クラス全体を見た時に、
自分の仲良しグループが自分の世界全てで、
仲良しグループ以外の子とは遊ばないっていう園児がかなり目立ったと思いました。
これに関しては
先生達からもっと「全員仲良く」ということを
教えて欲しかったとも思いましたが、
集団主義社会で育った私には理解しかねない
個人主義社会の一片でもあるのでしょうか。
結局、
見送り時には泣いて抵抗するLHを直接先生のところへ連れて行き、
手を握ってもらったり、抱っこしてもらったりして、
ささっと出てくるというのの繰り返しでした。
一旦泣き止めば大丈夫なLHでしたが、
家ではほとんど毎日、前の幼稚園に戻りたいと言ったり、
早く卒園したいと言っていました。
前の幼稚園は3歳クラスだけで、
LHには進歩してほしかったので戻すことは考えませんでした。
(戻ることも可能といえば可能だった)
でも、行きたいくないという4歳幼稚園はもうやめさせて、
3歳幼稚園と共にセンター内にある託児保育に戻そうかともすごく思いました。
先生が3歳幼稚園と同じなので。
そこだったら就学前の色んな年齢の子供がいたし、
LHも3歳幼稚園のない日はそこに通っていたので。
でも、ま、そうこう悩んでいるうちに
なんとか4歳幼稚園、卒業してくれました。
幼稚園に行きたくないという子にそうそう簡単に折れるわけにもいませんし。^^;
嫌がればすぐ転校・転園させる、とういわけにもいきませんし。
振り返ってみると、
託児保育に戻したほうが
LHは楽しい1年を過ごすことができたんじゃないかと
すごく思います。
まだ4歳の子供なんだから、
社交スキルだの派閥だのを学ばせるとかどうのこうのよりも
毎日楽しい思い出でいっぱいの一年にしてあげたかったです。
そんな楽しくない幼稚園でしたが、
最後の遠足は農場で、
動物が大好きなLHは楽しい1日を過ごせました。
(相変わらず、現地集合の遠足で困りましたが!!!)
(花粉MAXで私は死にましたが!)
まずはエミューへの餌やりから。
ブーンって振動する音がする方向を見てみると、
くじゃくが羽をひろげて見せびらかしてました。
私、初めて七面鳥を見ました。
もう絶対食べたくないとも思いました。
LHのクラスメートに鳥恐怖症の男の子(と一緒に来てた弟も)がいて、
この鳥がいる辺りとか、農場内を自由にあるきまわってるガチョウとかが視界に入るたびに
怖くて怖くて、ママさんから離れられず、
散々な遠足となってました・・・。
ここの農場でとれたニワトリの卵は入り口のカフェで売ってました。
牛やひつじのミルクは一旦加工?されるために直売りはありませんでしたが、
乳搾りは子供達全員参加させてもらいました。
なんだか牛がかわいそうでした・・・。
LHが生まれてから半年間の私の姿のようでした・・・。
これが幼稚園最後の遠足でした。
あとまだ、プレイセンターで親子参加のクリスマスパーティーや、
園児によるクリスマスコンサートなどがありましたが、
LHは扁桃腺炎をきちんと診断してもらえず悪化し、緊急治療室行きになるなどし、
11月後半から12月は幼稚園を頻繁に休みました。
もう私もコンサートどころか、幼稚園自体行かせたいとも思ってなかったので、
残念な気持ちはありません^^;
それより、LHが回復し始めたら
家でたくさん一緒の時間を過ごすことができて、
LHがそのほうが幸せなら、これでもいっか!とも思いました。
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