今年4月、LHの誕生日のちょっと前に改めて言語の検査を受けました。
去年の9月?頃からセラピーを始めて6ヶ月以上が経ち、かなりセラピーの効果を感じていたからLHがどの辺にいるのか知りたくなったのと、小学校申し込みの際に検査の結果を添えたかったので。
それと5月に小児科で2回目の診察があったので。
去年幼稚園の先生から散々「何かある」と言われ続けたため、「何もない」というGPから紹介状をふんだくり、念のため今年3月に小児科に行ってきました。
(その結果が4月に書いた「センサリー」というタイトルの日記です。)
その3月の診察でも何もないと言われたのですが、今年の幼稚園の先生も私たち両親が分からない何かを見つけるということはあり得るから様子を見たいのと、紹介状も1年有効だしと、実は私がさらに次の予約もお願いしました。
念には念を。
もう周りの言うことに振り回されるのはうんざりなので。
両親と先生がそれぞれ記入する「発達に関する質問表」のようなものを受け取り、先生がLHのことをもっとよく知るようになった5月頃にこの質問表に記入してもらうことに。
そのことがあったので、この5月の2度目の小児科での診察に間に合うように、言語の発達に関するフォーマルな検査をSPの先生にやってもらいました。
先に、発達に関する質問表のほうの結果から言うと、LHにはセンサリーの問題はあるものの、他に発達に問題はなしでした。
言語の検査結果は、自閉症というようりは、言語障害寄りの数値が出ました。
障害とは言っても、聞いて理解するほうの能力は限りなく「普通」の範囲に近い数値が出て、当初の"Severely delayed"「著しく遅れている」から"Mildly delayed"「少し遅れている」
に格上げ!Yay!
が、話すことのほうは、Mildly delayedにこれもかなり近づいてたけど、まだSeverely delayedのカテゴリーでした。
「これがLHの言語発達遅滞の大きな原因の一つではないか」と今回かなり強く感じたのが、Auditory processing disorderと言われる聴覚の神経の問題が見受けられること。
聞いたことを思い出しにくい、Memory recall能力が弱いと言われました。
LHはすでに口内のセンサリーのことがあったので、Auditory(聴覚)のセンサリーの問題があっても驚きではないというのはSPさんの言葉。
私も納得。
Disorderと名前がついてるから、これを聞いたGはびっくりした感じだったけど、私はLHが3語以上の文章は、理解できても、逐語でリピートするのがすごく難しかったのが気になっていたんです。(リピートしろと言っても、言った文章に対する返事が返って来たり。)
歌の歌詞も覚えられないとか、一度聞いただけでは単語を覚えにくいとか、色々気になってたことに対する説明がついたようでホッとしました。
「え?聞いてなかったの?」「前に言ったよね?」と周りの人に思わせるのが特徴のこのAuditoty processing disorderは、LH自身は一生付き合っていかなければいけない彼の性格の一部のようなものなのですが、練習次第で改善はしていけます。
SPさんは、LHの聞いて理解する能力(これをReceptive skillsという)がグンと伸びたことでホクホク。
これでProductive skills(会話・作文能力)もそのレベルに持っていくためのセラピーをすることができると。
SPさんにはこの先何年もお世話になりそうだけど、10年後とかに振り返ってみてきっと「やったかいがあった」と息子本人も私も言えると信じています。
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