五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

気分のおちこみ

2006年01月16日 | 雑記
注意:私は気分が落ち込んでいます。これを読んで具合が悪くなる恐れのある方は、お読みにならない方が良いかと思います。




なぜか気持ちが落ち込んでしまう。
仕事机に向かっても、なにをしていいやら分からない。もっとも1月は休みが多いので、やる事も少ないのだけど。

夜はよく眠れないし、昼になっても食欲もなく、ただタバコをブカブカ吸っている。身体に良くないと分かっていても、どうしようもない。

いろいろな事が、頭の中を駆け巡っているのだけど、解決策を見出す事が出来ない。そもそも私の考えている事は、解決策などないのかもしれない。それすら分からない。思考力が低下しているのだろうか。

結局、「なんのために生きているんだろう」というところに考えが行ってしまう。これからあと何年生きられるか分からないけど、自分が生きていて何か価値があるのだろうか?自分にまともな人生が待っていないであろう事は想像出来るが、ここまで落ち込む理由がわからないのだ。

こういう症状は、正月三が日や3月~4月の春によく現れるものだったように思う。今日は天気も悪く、生暖かいからそうなのかもしれない。
こういう症状を主治医に訴えても、とくにアドバイスするでもなく、薬を工夫するでもなく、ただ「ふんふん」と聞いているだけの事がほとんどである。
結局は、自力で回復するのを待つしかないのだろう。

「鬱病」のパンフレットを何度か読んだ事があるが、鬱の人は自分を鬱病だと自覚しない、と書いてあったから、私は違うと思う。何事にもやる気が出ない、食欲がない、だるい、気分が落ち込む・・・当てはまるような気がするが、私は自分が「鬱病」とは聞いていない。
「鬱病」あるいは「鬱状態」の人に接するときのタブーとして「気のせいだ、頑張れ」と励ます、というのがあるが、もしかしたら主治医はこの基本にのっとって何も言わないのかもしれない。

こういう症状が現れはじめたのは、30を過ぎたあたりからだったように記憶している。「パニック障害」の闘病の疲れ・・・なのだろうか。イコール人生の疲れ・・・なのであるが。
脳のセロトニンがどーたらこーたらという話を読んだ事があるが、何を考えてみてもどうしようもないだろうし、なんの解決にもなりそうもない。

嵐が過ぎ去るのを、じっと待つ・・・
それしかないのかもしれない。
今週木曜日が通院の日なので、一応医師に伝えるつもりだが、あまり期待は出来ないと思う。
会社員だったら、「少し休養を取ったらどうか」と肩を叩かれるところであろう。

心の中が雨降りなら、止むのを待つしかなさそうである。