五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

2006年11月02日 | 雑記

今日は、月一回の通院の日。
朝早い。
早く行かなければ、患者さんが多いので遅くなってしまう。

主治医とは、一箇月ぶりの対面。
この一箇月はいろいろあったので、近況報告をして終わり。
ちなみに私の主治医はじーさんなので、アニメ観てることは
極秘事項。「現実逃避」とか言い出しそう。

夕方、部屋の窓から外を見てみた。
茜色の空と落葉を見て、「秋だな・・・」
(また黄昏てやがる)

昔はこのベランダから、毎晩のように星を見ていた。
いろんな思い出があるけど、一番の思い出は、中学生のとき
ハレー彗星を見たこと。ぼんやりとしたその姿に、宇宙への
憧れをかきたてられたものだった。

星を見るようになったのは、小学校5年生の頃からだった。
図書館で星の本を借りてきて、星座を探したものだった。

当時の私は、既に不登校になっていた。
学校に行けない理由は、今の苦しみと同じ。進歩がない・・・。
あの頃の私の夢は、「天文学者」。
結局中学卒業まで学校に行けなかった人間が、「天文学者」
などと、片腹痛い。

だから・・・というわけではないが、プリキュアを観ていると
舞さんのお父さんが天文学者なのが羨ましく見える。

その後の私は、2年間浪人して定時制高校へ。
そこで私はすっかり身も心も汚れてしまった。
一応、天文同好会には入っていたけれど、昔の、あの宇宙への
憧れと情熱は消え失せてしまった。

最近、明け方にゴミだしに行く時に見上げる星空に、昔の
天文への情熱を感じるようになった。
中古の天体望遠鏡を新調したのも(変な日本語だ)そのおかげで・・・。
月や惑星を見るたび、あの日の天文への情熱が蘇ってくるようだ。

(最近、こういう憂鬱記事多し。「三十路男の憂鬱日記」と改称しやがれ)

小学生の頃、一生懸命に面倒をみてくれた恩師も、今は星に
なってしまった。

 
 教室の窓がもう見えない

 夢の行き場がどこにもない

 夢の行き場がどこにもない