秋元こまち作 『海賊ハリケーン』
のぞみたちには好評ですが、パルミエ王国一の読書家である
ナッツに酷評され、落ち込むこまちさん。
ナッツ:「何が言いたいのかわからない」
「説明が必要なら、読む価値はない」
歯に衣着せぬ作品評に、こまちさんは絶望。ナッツハウスを
飛び出して行ってしまいました。
素直に感想を言ったのに、のぞみ・りん・うらら・かれんさんに
怒られるナッツが可哀想。
ナイトメア。
ブンビーさんとアラクネアさんが、上級幹部のカワリーノさんに
責められてます。
ブンビーさん:「日夜努力しております。全てシナリオどおりです」
カワリーノさん:「努力もシナリオもどうでもいいのです。達成
させるのはいつですか?」
ブンビーさん:「う・・・」
そこで、テレビスクリーンにデスパライア様登場。
デスパライア様:「パルミエ王国を滅ぼし、奴らには絶望を与えた。
なのに何故夢を見るのだ?」
ブンビーさん:「ド、ドリームコレットがあるから」
そうです。ドリームコレットは一番の売れ筋商品。
コレットが売れるから、来年の夢を見るのです。
カワリーノさん:「希望の源になっているのは、伝説の戦士プリキュア」
プリキュアあってのドリームコレット、ドリームコレットあっての
プリキュアです。
デスパライア様:「夢を見させてはならぬ。プリキュアを倒し、世界を
絶望に貶めよ」
社長が商品の売上の大切さをわかってない!これじゃあプリキュア5に
2年目が無くなってしまいます。デスパライア様は、少し考えを
改めたほうがいいと思う。
ナッツハウス。
ナッツ:「はぁ・・・」
ここは大きなお姉さん向けタイム。
ナッツは、こまちさんを傷つけたことを悔やんでます。でも自分は
素直に感想を述べたまでで・・・どうしたらいいのか。
ココ(人間態):「手を貸してやってもいいけど」
ナッツ:「お、お前の助けなどいらん!自分で解決する」
いいぞ、ツンデレナッツ。
翌日のナッツハウス。
ナッツ:「まったく・・・解決法が載ってる本は無いのか」
お 前 馬 鹿 ?
読書しか能が無いナッツの脳裡に去来するは、こまちさんの泣き顔。
それなりに苦悩するナッツのところに、バイクに乗った女性が。
その名も「秋元まどか」・・・こまちさんの姉上です。
ナッツにこまちからのプレゼントを運んで来ました。
プレゼントは、豆大福。感想をくれたお礼でしょうか。
りん:「大人だねえ。それにひきかえ・・・」
ナッツ:「正直に言わないと、本人のためにならん」
まどかさん:「これしきのことで落ち込んでたら、所詮は作家に
なるのは無理よ」
のぞみ・りん・うらら・かれん:
「努力出来るのは才能です!」
「スポーツと同じで、書くことだって上達します!」
「あの主人公のように、諦めずに女優になろうと思いました!」
「物語は技術よりも、書く人の気持ちが大切!」
あれ?檸檬さん。小説は書きかけで、主人公の活躍はまだだった
はずですが?
ボロが出掛かってひやひやしますが、とりあえずこまちさんを励ましに
ナッツともども秋元家へ。
ナッツとこまち、ご対面。
なにこのお見合い風景。植込みに隠れて出歯亀してる4人もいらいら。
こまちさん:「私、才能ないの」
ナッツ:「お前の夢に対する気持ちはその程度か?」
パルミエ王国復活という壮大な夢を持つナッツの言葉だけに、説得力
があります。
隠れてた4人は我慢できずにナッツに抗議。
そこで、異変が。
いつの間にか5人と2匹は、こまちさんの小説の中へ転位させられ。
アラクネアさん襲来です。
「コワイナ~」
船のマストコワイナー召喚。嵐の船上で
プリキュア・メタモルフォーゼ!×5
プリキュア史上初の、小説世界での戦闘開始。
無闇にコワイナーに突撃するプリキュアたちは、早くも劣勢。
だから早く仮面を狙えと・・・。
アラクネアさん(ミントに):
「あんたにお礼を言わなきゃね。あんたの小説のおかげで
仕事が達成できるわ」
ミント:「ごめんなさい・・・私の小説のせいで・・・」
ナッツ:「何故謝るナツ?皆、失敗を繰り返して上達するナツ!」
ドリーム:「失敗したら、やり直せばいいんだよ!チャレンジは
何度でも出来るんだから」
や は り 失 敗 作 だ と 思 っ て い た か 、 の ぞ み
闘志を取り戻したミントとともに、急に元気になったプリキュアたちは、
軽くコワイナーを粉砕、アラクネアさんは撤収。
さっきまでの敗色はなんだったんだ・・・。
戦闘終了と同時に、5人と2匹は元の世界へ。
ピンキーキャッチュとドリームコレットの販促が済んだところで
ツンデレナッツのお追従です。
ナッツ:「か、書き直せば、よくなる・・・」
りん:「ナッツ、褒め方が下手だねえ」
この一言は、皆で「海賊ハリケーン」にお世辞を使ってたことが
バレバレな名科白です。
ナッツだけが正直者でした・・・というオチで、次週へ。
次週予告。
りんが恋するお話。そんなの見たくねぇ!!
『純情乙女の恋物語』
みてみてみなくていいよ・・・。