雨です。
蒸し暑いです。
雨雲が灰色の空にたれこめているのを見ると、
「嗚呼、死んだらあの雲の彼方へ行くんだな」
と思う。
ちょうど2年前、恩師が40代半ばで癌死
したのを思い出す…先生が呼んでいる。。
そう、鬱です。
便秘が解消し、痔も良くなったのに、何故。
生まれつきなのか、後天的なものかはわからない
けれど、私の心に巣食う「死」への
恐怖がよみがえるのです。
季節の変わり目は、得てしてこういう風に
沈没しがち。
でも、そんな事を気にしていたら生きていられません。
気持ちが暗いなら、せめて部屋を明るくしよう。
最近、こういう気分のムラは、随分減ったのだけど。
たまに顔を覗かせます。
秋になると、また少し違います。
秋は、恋の季節(そうか?
東京湾に映る夕映え、澄んだ黄昏の空。
すべてがあの人色に染まってみえる。
そして、己の無力さを思い知り、鬱に…
結局、鬱には変わりないじゃん!
去年の5月の修羅場以来、私は「恋」を忘れた。
「好きってなに?」
「そんなもの、哀しみを背負うだけ」
「分不相応」
こういう感情に囚われてる。
別にいいのさ、そんな事。
問題なのは、「明日をどう生きるか」。
こんな事を書いてる私は、頭がおかしくなったのだろうか。
いえいえ、三十路という男は、元々こういう奴です。
ペシミズムの塊。
死ななければ治らないな、これは…