五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

三十路男の鉄ちゃん日記

2007年06月01日 | 雑記

はじめに断っておきますが、私は鉄ちゃんの一種です。
まあ、そんなにディープじゃないですけれど・・・。

小さい頃から地元の京成電車に親しんでました。
駅の横の踏切に行っては、行き交う電車を見てました。

中学生のとき、初めて一人で電車に乗って、それが私の
今までの人生の中での黄金期の始まりでした。
10代終わりにたおれるまで・・・。

京成電鉄。
と言えば、特急スカイライナー。
京成上野と成田空港を、ほぼノンストップで結ぶ特急。
所要時間約60分。
成田空港開港を待たず、1973年12月に走り始めました。
現在では、途中の日暮里駅や、成田駅にも停車するみたい
ですが、我が家の最寄り駅は勿論全て通過です。




超かっこいい

これが、私が小学生の頃に憧れたスカイライナー。
小田急電鉄ロマンスカー、西武鉄道レッドアロー
などと並ぶ関東の名物特急でした。





1983年、塗装変更。
中身はどこかが変わったかもしれませんが、わかりません。
ディープな鉄ちゃんなら詳しいかも。

私が中学生の頃に憧れたのが、このカラーでした。
1989年、中卒浪人の頃、京成上野駅を利用するとき
生まれて初めて「停車しているスカイライナー」を見ました。
恥ずかしながら、感動しました。
階段を伝って、乗ってしまおうかとも思いましたが、さすがに
それは不味いと思ってやめました。

いつかこの電車に乗ってみよう・・・と、当時健康だった
私は思ってました。
高校受験やら何やらがあって、先延ばしにしているうちに
1990年になってしまいました。




なんじゃこりゃぁ!

新型スカイライナーがデビューしてしまいました。
超かっこわるい
1991年、私がたおれて電車に乗れなくなって
しまったので、初代スカイライナーが完全に引退する
1993年6月まで、ついに憧れの特急に乗ることは
ありませんでした。

そりゃ、新型は性能が良いのでしょうけど、見た目が
悪すぎる。と言うと、この電車のファンに怒られて
しまいそうですけど。

この電車がデビューしてから既に17年。
そろそろ新車を導入しないかなあ・・・。
今のところ、まるっきりそんな様子なし。
初代は20年で完全引退したのに。

私の幼児期~思春期とシンクロする憧れの電車を失って
何だかとてもせつなかった。
体調も最悪な時期だったし。

ちなみに初代スカイライナーは、通勤型電車に
改造されて、今でも京成線内を走ってます。
何度か乗りましたが、通勤電車は通勤電車。
あの健康な日々の面影は、もうどこにも
残ってはいませんでした。