五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

しゅごキャラ!!どきっ 第84話

2009年05月23日 | しゅごキャラ!
とうとう、ルル・ド・モルセールさんがイースターを
クビになってしまいました。

表向きは、イクトを使ったエンブリオ捕獲作戦が順調だから。
しかしスタッフとしては、苦渋の決断だったかもしれません。
専務さんがわざわざフランスから呼び寄せたという設定でしたから。

でもこれで、ルルさんが自由に行動できるようになったわけで。
彼女の目的意識さえはっきりしていれば、アニメオリジナルも
作りやすくなるかと思いきや、そう簡単にはいかないようで。

今週は久しぶりに、二階堂先生にスポットを当ててみた。
ドジで背広もよれよれな二階堂先生。
イースターのエリートだった面影は、もはやありません。

そんな彼の姿に憬れる、メガネ女子。
「将来の夢」
なる作文に、「先生になりたい」などと書きます。
夢を持てず、「あむちゃんは何て書いたの?」ときかれても、なぎひこさんの
科白をパクることしか出来ない日奈森さんに比べたら、なかなか
しっかりしてますメガネ女子。
前半パートは、とても良かったです。はい、今日は番組終了ー。

ところが後半、無茶を言う保護者が多くて教師も苦労すると知った
メガネ女子が、急に先生になるのをやめると言い出したから話が
おかしくなりました。

前半の終わり、
メガネ女子:「実は…」
日奈森さん他一名:「ナ、ナンダッテーー!!(AA略)」
というやり取りがあったので、てっきり
メガネ女子:「二階堂先生の奥さんになりたいの」
とか言うのかと思った。そのほうが盛り上がるのに。

そりゃ先生には、歌唄さんのマネージャーさんという恋人さんが
おられますけど、そこを敢えて…という暑苦しい展開に期待したのに。

ルルさん:「迷っているのね…」
メガネ女子の前に現れる、ルル・ド・モルセール・山本さん。
ルルさんの出番を作るために、無理に夢を変えさせられたメガネ女子、
という印象が強く残りました。

ルルさん自身が自分の夢を持てず、日奈森さんに共感を覚えている
らしい描写は良いですが…如何せんメガネ女子の変わり方が唐突すぎ。。
もう少し滑らかにストーリーが進めば、かなり面白くなったと思う。残念。

ルルさんは自由に動かせても、他のキャラが拘束されっぱなしでは
持ち味が出ないと思うんだ。
ここは原作から外れてもいいから、他のキャラクターもアニメスタッフに
動かさせて、面白い番組を作ってほしいものです。
原作原理主義は、もはや通用しないところまで来てしまったと思った
ところで、期待しつつ以下次週。

…アニメの感想というか、今後の展開について書いてるうちに
9月の最終回が来てしまいそうな気が…orz