あとひと月ほどで、チバテレビでのおジャ魔女さんの第3期ドサまわりは
終わります。第4期に繋がるかどうかは未定です。
とにかく今は、全力投球するしかない。
というわけで、今週は「長門かよこシリーズ」の完結編を持ってくることに。
第3期の飛び道具を持って勝負に出たおジャ魔女さん。
過労が祟って学校で倒れてしまった瀬川おんぷ。
保健室に担ぎ込まれ、そこで保健室登校をしている長門さんと話すことに。
瀬川さん:「学校にいるほうが、気が休まるから(棒読み」
嫌味か…。いや、これだけ大切な友達がいれば、お仕事よりも
気が休まるでしょう。
皆で給食をとることになり、長門さんが発した言葉は
「どれみちゃんは、あたしが学校に来られない理由をきかないの?」
春風さん:「かよこちゃんはもう、学校来てるじゃん」
長門さん:「…ッ!!」
それでも、この親友には自分の事を聞いてもらいたい。
学校に来られなくなった理由を話し始める長門さん。
思わず、裏で先生方の動きも慌しくなります。
長門さんが語った過去。
慎重で丁寧な性格ゆえ、やる事なす事が遅い長門さん。
決して悪い事ではないと思いますが、クラスメイトにウザがられ。
「長門のせいで、うちの班いつもビリだよ」
「ほんとほんと、やる事が遅いのよ」
クラスメイトの陰口を聞いてしまった。
頼りにしていた林野くん(CV夏木りん)にも、冷たくあしらわれて
絶望してしまった長門さん。彼に悪気は無かったようですが、繊細な
長門さんにはショックだった。
クラスメイトが謝って、これでOKかと思いきや、根はもっと深いところに
ありました。
当時の担任・市川先生の対応がまた良くなかった。
このままでは将来が駄目になるとか、お願いだから学校に来て頂戴とか
子供にプレッシャーをかけまくり。
教え子を愛するが故であったと、将来長門さんは思い出すでしょうが、
当時は市川先生に恐怖や怒り、申し訳なさを覚えたかと思う。
おまけに、彼女が不登校になったせいで、両親が不仲に。
父親が母親に手をあげるのを見てしまった。
自分がちゃんと学校に行ければ、皆が不幸にならずに済む。
学校に行かなければと思えば思うほど、嘔吐してしまう。
私事ですが、長門さんのゲロ酸っぱさ苦しさがよくわかるだけに
辛いシーンです。
自己嫌悪に陥って苦しむ長門さんに、泣きながら抱きつく春風さん。
春風さん:「あたし、かよこちゃん大好きだよ!」
春風さんが天使に見える、今週最大の名シーンです。
(似たようなシーンを7月頃に見た気もしますが、気のせいでしょう)
関先生の計らいで、現在不登校の子供たちのためにボランティアを
している市川先生に会いに行くことに。
所謂フリースクールで、教師としてではなく「おばさん」として
子供たちのためにボランティア活動をする市川先生に感銘を受ける長門さん。
長門さんの出来事がきっかけで、勉強するために休職しているそうで。
ここに来ない?と誘ってくださる市川先生ですが、長門さんは
「大切な友達のいる学校へ行きたい」。
クリスマスも近づいたある日、ついに教室へ行く決意をした長門さん。
やはり、そう簡単に恐怖を拭い去る事は出来ず。
景色を灰色に描き、長門さんの鼓動を強調したこの御馴染みのリアル演出。
また私事ですが、パニック障害の発作もこのようなものです。怖ぇ。
長門さん:「はう!!」
春風さん:「吐いたっていいんだよ!」
自分の服の裾を引っ張って差し出す春風さん。
…そりゃやりすぎだろ。大げさすぎる演出に、若干萎えた。
級友:「頑張れー!かよこちゃん!」
足元ふらふらの長門さん、何とか教室の関先生に抱きついた。
自分の体調も崩すほど悩んだ関先生も、感無量であろう。
ただ、不登校経験者から見ると、やや問題があるように思えます。
こういう場合、あまり特別扱いしない方が、プレッシャーがかからなくて
良いと思う。教室の「おかえり、かよこちゃん」の飾りつけとか、
「頑張れー」なんて、当人にとっては重過ぎる。
それじゃドラマにならんだろ、というわけで「メリークリスマス!!」
現実的な話は、アニメの感想には無用だと思いますが、ひとつだけ。
理想はやはり、保健室で勉強していた長門さんが、ふと「あたし、教室に
行ってみる」と言い出して、教室へ…というのが無理が無くて良いかと。
関先生も特別扱いせず、ごく当たり前に受け入れてあげる…といっても
実際には難しいだろうし、アニメにしたらさぞつまらないだろうなぁ。
「長門かよこシリーズ」は今回で終わり、その後の彼女は普通に登校することに
なるようですが、そこまで行くにはまだ血反吐をはく努力があるはずだと思いたい。
■空気を読まず、今週の飛鳥ももこ
終わります。第4期に繋がるかどうかは未定です。
とにかく今は、全力投球するしかない。
というわけで、今週は「長門かよこシリーズ」の完結編を持ってくることに。
第3期の飛び道具を持って勝負に出たおジャ魔女さん。
過労が祟って学校で倒れてしまった瀬川おんぷ。
保健室に担ぎ込まれ、そこで保健室登校をしている長門さんと話すことに。
瀬川さん:「学校にいるほうが、気が休まるから(棒読み」
嫌味か…。いや、これだけ大切な友達がいれば、お仕事よりも
気が休まるでしょう。
皆で給食をとることになり、長門さんが発した言葉は
「どれみちゃんは、あたしが学校に来られない理由をきかないの?」
春風さん:「かよこちゃんはもう、学校来てるじゃん」
長門さん:「…ッ!!」
それでも、この親友には自分の事を聞いてもらいたい。
学校に来られなくなった理由を話し始める長門さん。
思わず、裏で先生方の動きも慌しくなります。
長門さんが語った過去。
慎重で丁寧な性格ゆえ、やる事なす事が遅い長門さん。
決して悪い事ではないと思いますが、クラスメイトにウザがられ。
「長門のせいで、うちの班いつもビリだよ」
「ほんとほんと、やる事が遅いのよ」
クラスメイトの陰口を聞いてしまった。
頼りにしていた林野くん(CV夏木りん)にも、冷たくあしらわれて
絶望してしまった長門さん。彼に悪気は無かったようですが、繊細な
長門さんにはショックだった。
クラスメイトが謝って、これでOKかと思いきや、根はもっと深いところに
ありました。
当時の担任・市川先生の対応がまた良くなかった。
このままでは将来が駄目になるとか、お願いだから学校に来て頂戴とか
子供にプレッシャーをかけまくり。
教え子を愛するが故であったと、将来長門さんは思い出すでしょうが、
当時は市川先生に恐怖や怒り、申し訳なさを覚えたかと思う。
おまけに、彼女が不登校になったせいで、両親が不仲に。
父親が母親に手をあげるのを見てしまった。
自分がちゃんと学校に行ければ、皆が不幸にならずに済む。
学校に行かなければと思えば思うほど、嘔吐してしまう。
私事ですが、長門さんの
辛いシーンです。
自己嫌悪に陥って苦しむ長門さんに、泣きながら抱きつく春風さん。
春風さん:「あたし、かよこちゃん大好きだよ!」
春風さんが天使に見える、今週最大の名シーンです。
(似たようなシーンを7月頃に見た気もしますが、気のせいでしょう)
関先生の計らいで、現在不登校の子供たちのためにボランティアを
している市川先生に会いに行くことに。
所謂フリースクールで、教師としてではなく「おばさん」として
子供たちのためにボランティア活動をする市川先生に感銘を受ける長門さん。
長門さんの出来事がきっかけで、勉強するために休職しているそうで。
ここに来ない?と誘ってくださる市川先生ですが、長門さんは
「大切な友達のいる学校へ行きたい」。
クリスマスも近づいたある日、ついに教室へ行く決意をした長門さん。
やはり、そう簡単に恐怖を拭い去る事は出来ず。
景色を灰色に描き、長門さんの鼓動を強調したこの御馴染みのリアル演出。
また私事ですが、パニック障害の発作もこのようなものです。怖ぇ。
長門さん:「はう!!」
春風さん:「吐いたっていいんだよ!」
自分の服の裾を引っ張って差し出す春風さん。
…そりゃやりすぎだろ。大げさすぎる演出に、若干萎えた。
級友:「頑張れー!かよこちゃん!」
足元ふらふらの長門さん、何とか教室の関先生に抱きついた。
自分の体調も崩すほど悩んだ関先生も、感無量であろう。
ただ、不登校経験者から見ると、やや問題があるように思えます。
こういう場合、あまり特別扱いしない方が、プレッシャーがかからなくて
良いと思う。教室の「おかえり、かよこちゃん」の飾りつけとか、
「頑張れー」なんて、当人にとっては重過ぎる。
それじゃドラマにならんだろ、というわけで「メリークリスマス!!」
現実的な話は、アニメの感想には無用だと思いますが、ひとつだけ。
理想はやはり、保健室で勉強していた長門さんが、ふと「あたし、教室に
行ってみる」と言い出して、教室へ…というのが無理が無くて良いかと。
関先生も特別扱いせず、ごく当たり前に受け入れてあげる…といっても
実際には難しいだろうし、アニメにしたらさぞつまらないだろうなぁ。
「長門かよこシリーズ」は今回で終わり、その後の彼女は普通に登校することに
なるようですが、そこまで行くにはまだ血反吐をはく努力があるはずだと思いたい。
■空気を読まず、今週の飛鳥ももこ