埼玉県手をつなぐ育成会 県大会 備忘録その3
知的に障害のある人がたくさん集まって1つのことをする場合、本当に多様な人の集まりになります。
なので自分はどこにいれば良いのか、どのタイミングで何をやるのかを、出来るだけ分かりやすくした方が落ち着いて行動できると思います。
また運営する人を含めて全員がシステマティックに動くことが大切です。
そうでないと周りの人が気になったり、どうして良いのか分からずプチパニックになったりする人が現れて、結果全体が混乱しやすくなります。
今回はチーム名は「動物の名前+色分け」にして、まず個人個人にはその名札シールを事前に胸に貼ってもらいました
1つのチームに1名のまぜこぜ担当者を配置してA3サイズのパネルを持ってもらい、自分のチームがどこなのか分かるようにしました。
またカーレットの両脇には人数分の椅子を並べ、投げる順番に座ってもらいました。
そして1人投げたら席をひとつずつ移動。次に投げる人が1番前になり、投げ終わった人は一番後に座りました。
これは狭山の手をつなぐ親の会での経験が役に立ちました。
また1つの試合が終わったら対戦相手が代わります。
この時、全8チームが一斉に動くとゴチャゴチャになり、自分はどこに行けば良いのか分からなくなるかも知れません。
それを避けるために全8チームのうち4チームは場所を変わらず、他の4チームが隣のカーレットに移動すると言った最低限の移動で済むようにしました。
これもチームのパネルを持った担当者が誘導して、次の試合をする場所に案内しました。
これらによって試合進行がとってもスムーズに行ったような気がします。