狭山カーレットクラブまぜこぜ

カーレットとはカーリングのミニチュア版で、子供から高齢者、障害の有る無しに関わらず楽しめる卓上で行うスポーツです。

これぞユニバーサルスポーツだ!!!

2024-11-22 06:04:40 | 報告

【 これぞユニバーサルスポーツだ!!! 】

社会福祉法人茶の花福祉会の大樹の家で、コロナ前までは恒例だった「大樹鍋」が行われ、そのイベントとして「まぜこぜカーレット体験会」が行われました。
大樹の家は主に重度身体障害者の入居施設で、我々とはこの夏から定期的に交流が続いています。

カーレットは初めての参加者が多く、ひとり一人に合った投げ方を見つけるまでに試行錯誤でしたが、見事何らかの形でクリア!
机やカーレット用具の配置、補助具パチンコシューターを駆使し、我々盛り上げ隊(スタッフ)のこれまでの経験も含めて、狭山カーレットクラブまぜこぜの集大成となるような体験会でした。

特にスゴかったのは、1ヶ月前にカーレットを経験したことのある車椅子利用者の女性の工夫。
この女性は手が全く動かず、電動車いすの操作や様々なことを、口にくわえたスティックを使って行っていました。
カーレットも、パチンコシューターにつけた紐をスティックに引っかけるというスゴ技で参加していました。

ところが今日は歯の調子(?)が良くなくてスティックがくわえられないとのこと。
「さぁ、どうしようか。」と考えていたら、自分から「頭に紐を引っかけて、準備が出来たら頭を下に下げる。そうしたら紐が頭から外れて投げられる。」と提案されました。
なるほど、それなら出来るかも、と早速実践。(写真3枚目)
見事成功!!! パチパチパチ

自由な発想と工夫こそが、ユニバーサルスポーツの神髄ですね。

また、写真1枚目、2枚目のように大樹の利用者さんと支援員の方々が、カーレットをデザインした飾り付けをしてくれていて、素晴らしい、素晴らしい、感謝、感謝の時間でした。

来月からは大樹の家の施設内にカーレットクラブまぜこぜの拠点を作る話も進んでいます。
まぜこぜ会員からも「まぜこぜ活動って、本当にスゴい!」と声が上がるほど、ただのスポーツサークルにしてはとっても地域に根ざしてきたなあと思います。

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