まぜこぜカーレット大会(その3)
多様・多世代の人が楽しめるような工夫はまだまだあります。
(写真⑦)机が通常のままでは車椅子の人はフットレスト(足を置く部分)が邪魔になり、正面からショットできません。
そこで手前の机を横に設置することで、奥まで入っていくことが出来ます。
(写真⑧左手前)通常の会議用テーブルにカーレットを設置すると、背の低い子供は高くて上手くショット出来ません。
高さ調節できる机を使い、小さな子供がいるチームが使います。
(写真⑨)純粋に勝った負けたを競うだけだと、やはり健常者が有利になりがちです。
そこは賞品もまぜこぜらしく、優勝、準優勝の他に「応援良かったで賞」「元気だったで賞」「盛り上がってたで賞」を多くして、楽しむことをメインにしました。
もちろん漢字にはフリガナが。
そして参加賞には川越のいもの子作業所で作ってもらったオリジナル煎餅。
この煎餅のデザインは、まぜこぜの会員である特別支援学校に通うダウン症の小学6年生と、地元の小学校に通う3年生の姉妹による2種類があります。
(写真⑩ 左が3年生の妹、右が姉)
3年生の妹のデザインにはカーレットのストーンの周りに盲導犬と車椅子、そしてお友達が書かれています。
今年はまぜこぜ主催で、盲導犬の学習会をやり、視覚障害者とカーレットをやりました。
車椅子ユーザーや聴覚障害者など様々な障害のある人とカーレットを経験し、そのことをこの煎餅のデザインにしたそうです。
「まぜこぜ」を子供がこの様に感じてくれているのはうれしいですね。
食べないわけにいかないので食べてしまいますが、記録だけはしておこうと思います。(笑)
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