育児をしながら英会話を教えてます

「英語を教えることは私の生きがい!」と思っていた私に子どもが舞い降りてきてくれた。英語と育児生活を綴ります。

普通分娩 or 帝王切開?

2020-03-03 20:00:00 | 育児日記
出産が終わって入院していたある夜中1時。

お産が近づいてきた女性の方が入院してきました。

部屋が近かったので赤ちゃんの心拍や、女性の痛そうな声が聞こえてきました。

痛そうな声はだんだん大きくなってきます。

「うー、あー、いたい、いたい。涙」

私『そうだよねぇ。私は帝王切開だったから長いこと陣痛は体験しなかったけど、それでも痛かったなぁ。それをずっとやるのは大変だよなぁ』
と思いながら無事を祈っていました。


午前3時、まだ生まれません。
痛そうな声はボリュームが上がっていきます。


「いたいよーいたいいたい!!!やめてー!」


こちらまで痛くなりそう(笑)


私は寝ようと思うのですが悲鳴が病院中に響きわたっていて全く寝られず、
ひたすらベッドの上で横になるのみ。
ホルモンバランスの関係で毎日寝不足だったのに輪をかけて、全く眠れませんでした(笑)


午前4時頃、いよいよ分娩台へ。


(病院中に響き渡る大きさで)
いたーーーーーーい!!
いたーーーーーーい!!
やめてーーーーーー!!
もう無理!!!!
ぎゃーーーーー!!!!泣
いたいいたいいたいやめてーあーーー!!!



もう、どうしようもないくらい叫んでました。
いやぁ、今思い出しただけでも壮絶。
出産ってどれだけ大変なんだ…。


看護師さんも叫びながら
『がんばって!あと少し!赤ちゃんもがんばってるよ!!』と応援しています。


無事に生まれたのが朝方6時

夜中の1時から6時まで、叫び通し、おつかれさまでした…。


聞いたら他の病室の人も眠れなかったようです(笑)

とにかく無事に生まれて良かった…。


壮絶な陣痛の痛さの悲鳴を聞いて私は
『普通分娩だったら耐えられなかったかも…』と、いらない不安を抱いていました(笑)


次の日、診察で先生と話したとき
私『夜中の出産の方、大変でしたね』と言うと
先生「そうなのよ。  ねぇ、『帝王切開で良かった』って思ったでしょ?」
と言われて思わず笑ってしまいました(笑)


出産はそれぞれ違うけど、私は帝王切開で良かったかなと思いました。
きっと子どもが選んで出てきてくれたのかな。


陣痛の痛みも少しだけ経験できたし、帝王切開の体験もできたし。


何よりうちの子は、へその緒がタスキがけにからまっていて
お腹の下に降りてこられなかったそうです。
もし無理に普通分娩で生んでいたら、障害が残っていたか、もしくは亡くなる危険性もあったとのこと。


お腹の傷を見るたびにあの日のことを思い出し、今では大切な思い出となっています。


出産のかたちはいろいろありますが
この世に新しい命が生まれてくることは本当に尊いことだなぁと感じました!


これから出産されるお母さん、がんばれー!