□作品オフィシャルサイト 「マエストロ!」
□監督 小林聖太郎
□脚本 奥寺佐渡子
□原作 さそうあきら
□キャスト 松坂桃李、miwa、西田敏行、古館寛治、大石吾朗
■鑑賞日 2月1日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
松竹(&アスミック・エース)で西田敏行とくれば、やっぱこんなカラーに
なるんだろうなぁって、一応想像通りの映画だったけど(笑)
不況のあおりを受けて解散した名門オーケストラに、再結成の話が持ち上がる。
しかし、練習場は廃工場で、集まったのは再就職先も決まらずにいた「負け組」
楽団員たちばかり。 再結成を企画した張本人である謎の指揮者・天道(西田敏行)は、
指揮棒の代わりに大工道具を振り回す始末で、団員たちは不安を募らせるが、
次第に天道の指揮に引き込まれていく。 しかし、バイオリニストの香坂(松坂桃李)
だけは、天道の隠された過去を知ってしまい、反発を強めていく。
いやはやまさに西田敏行のひとり舞台まっしぐら~な作品。
人間臭さ、コテコテと言っていいだろう。
ただ、どちらかと言うと、搾ったあとの糟でできたオーケストラの再生に、
ホントに、“真の意味”で風体怪しいマエストロが指揮棒を振る。
それは若干シチュエーションは違えども、先の『オーケストラ!』のような・・・。
ま、今の映画界、人間味・人間臭さを演じさせたら、西田敏行の右に出るものは
いないだろうし、笑いと涙の両建てで、人の心のスキマを埋めてくれる、喪黒福造的
要素いっぱいで、キャスティングとしては成功だったかも(笑)
松坂桃李も1年間、一生懸命バイオリンの練習をしたそうだが、ま、スクリーンから
観て取れる印象としては、その練習の甲斐はあったと思える。
miwaちゃんの狙いは何だったのか分からないけど、取りあえずまあまあかな(笑)
西田敏行の独壇場だったこの映画も、ラストシーンに大きな仕掛けがあったのだ。
それはエリート・香坂も知らなかった事実。
然るべき、そして理解できうる一番の愛する人への鎮魂歌として~
やっぱりcyazさん。早いですね。
うたい文句にベートーベンNO5などが演奏されると
あったので余計に行かなくては・・と思っていました。
さすが、俳優の事をよく御存じで観察力が素晴らしい。
>この映画は観たいと思っていました。
そうですか、ぜひぜひ^^
>うたい文句にベートーベンNO5などが演奏されると
あったので余計に行かなくては・・と思っていました。
お好きなんですね? クラシック。
>さすが、俳優の事をよく御存じで観察力が素晴らしい。
西田さんの演技が鼻につく人にはオススメ出来かねますが(汗)
演技力を求めないキャラに設定したことと、彼女もフルートを練習したんだろうなあ、と思わせるソロのシーン、ちょっと心配している親心を感じました。
「じじ~!」の響きが良かった(^^)
TBお願いします。
>私はmiwaちゃんがいいアクセントになっていたと思います。
なるほど^^
彼女もフルートを練習したんだろうなあ、と思わせるソロのシーン、ちょっと心配している親心を感じました。
ギターとは異種なので彼女、大変だったでしょうねぇ。
ダダ泣きしてしまいました。
西田さんの顔芸にここまで泣けるとは…。
ゴボウには爆笑♪。
譜面通りじゃないから、お客さんが集まるのは、
本当だと思います。
>前情報無しに鑑賞したら、感情揺るぎまくって
ダダ泣きしてしまいました。
あらら、そうでしたか(笑)?
>西田さんの顔芸にここまで泣けるとは…。
ゴボウには爆笑♪。
確かに^^
ま、独壇場でしたからね(笑)
>譜面通りじゃないから、お客さんが集まるのは、
本当だと思います。
なるほどね^^
それが鼻につくかどうかの瀬戸際・・みたいな。
あたしは若干鼻についたかも・・です。
いい話には違いなんですがね。
>浪花節でしたね、クラシックですが。
そうでしたねぇ(笑)
>それが鼻につくかどうかの瀬戸際・・みたいな。
あたしは若干鼻についたかも・・です。
だいたい予告編でそれは感知していましたが(笑)
>いい話には違いなんですがね。
そうなんですよね(笑)