札幌の積雪もようやく5㎝を切り、積雪ゼロまであとわずかというところまで来ています。今夜からはまた雪の予報ですが、気温が氷点下にはならないようなので、流石にすぐに融けるはず。

そんな中、シーズンインに向けての準備を進めています。一応、昨年の冬前にはきちんと洗車と注油を済ませたバイクも、4か月以上全く手をかけていないとチェーンの油分はすっかり落ちてしまっていました。室内のバイクは問題ないのですが、流石に屋内とはいえ駐輪場では寒さと乾燥の影響を強く受けた結果だと考えています。
カバーをかけているので、誇りなどの汚れはありませんでしたが、とりあえず軽く洗車をし、改めて注油をしました。バイクの数が多いので、暖かな天気の良い日を選んで少しずつシーズンインに向けた準備を進めています。

特にスプロケットやチェーンは汚れ易く、一度汚れが付いてしまうとキレイにするのは難しいパーツです。昨年、「洗車用具の進化」という記事でも触れているのですが、昨年から使っているMuc-Offのバイクプロテクトという製品は、洗車後の自転車全体にスプレーすることで、水を素早く排出し、防錆、撥水、防汚のコーティングが可能という優れものなのです。

特に効果を発揮しているのがスプロケットでした。写真のスプロケットは第3世代のSupersix EVOで使用してるフルクラム・レーシング900に装着した11速スプロケットですが、昨年からバイクプロテクトを直接スプレーするようにしてからは、御覧の通りピカピカです。これでも、実際に走ればチェーンの汚れが移り、黒く汚れて来るのですが、フィルタークリーナーで汚れを落とし、バイクプロテクトをスプレーしておくとこの通りなのです。

バイクに関しては昨年からMuc-Offのナノテックバイククリーナーを使用して洗車をしていますが、どうしてもしつこい油汚れに関してはフィルタークリーナーを使うのが有効なのです(詳細は「自転車の洗車を考える」を参照して下さい)。シーズンイン前は油汚れがある訳ではありませんから、水拭きや乾拭きし、状況に応じて不足している油分を補給したり、保護用スプレーをパーツに塗布している状況です。

加えて今年はサドルを新調しているので、サドルの付け替え作業がありました。第4世代のSupersix EVOにはフィジークの3Dプリントサドルを、第3世代のSupersix EVOにはプロロゴのNAGO R4を取り付けました。ただ、この2台はリアビューレーダー用のマウントの取り付けも加わります。第3世代と第4世代のSupersix EVOはシートポストの形状が特殊なため、既存のマウントでは途中でズレてしまうので、サドルレールに肯定するタイプの専用マウントを使用している為です。