ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

スズメバチ退治

2011-11-13 22:30:49 | 生き物
                    
 昨日作ったカレーを夕飯に食べました。一晩置いたので、余熱でさらに煮込まれたようで、かぼちゃ、ジャガイモは勿論ですが、鳥の手羽元も身崩れして、原形を留めていませんでした。人参もなんか小さくなったような・・・、その代り、味は混然一体になったおいしさと言うんでしょうか、深い味わいになっていました。ぼわ~とした味も、煮込むときに加えたガラムマサラで、グッとしまった感じでした。レモンとパセリのソーセージも、とってもグー!でした。

                    

 何の写真か、分らんですよね。実はこれ9月20日に我家に起こった一大事の写真なんです。
 我家の裏口を通っていたら、スズメバチが2匹チョロチョロしていました。身構えて見ていると、裏門の空洞部の辺りに行ったり来たりしています。その動きを見ていてピーンときました。巣が有る。これはやっつけなければならん。

 なんせ何年か前に、三笠の山でスズメバチに刺されていますからね(ブログの初期に、事の顛末は書いたと思います)巣を放って置く訳にはいきません。殺虫剤を見てみると、スズメバチ用のが僅かしか有りません。すぐにホームセンターへ走りました。
 で、買ってきたのが、これ。テレビでスズメバチ退治のプロ達も使っていました。

                    

 このスプレーを2本買ってきて、買い置きのが1本、それと、普通の家庭用の殺虫スプレーを3本。合計6本のスプレーを用意しました。

 まだ夏のような暑さの時期でしたが、厚手のヨットパーカーを2枚着て、その上にフード付きの合羽を着ました。スズメバチは急所を狙うので、首を隠しました。さらに目も狙われるので、ゴーグルをして更にレスラーマスクをして(覆面レスラーがつけている、目と口の3ヶ所穴が開いているマスクで、除雪用の毛糸で出来たやつです)、軍手を2枚重ねでつけて、準備はOKです。

 裏門の空洞の下側からスプレーをかけると、バタバタとスズメバチが落ちてきます。巣の異変に気がついたスズメバチたちが、巣から飛び出してきますが、空洞の出口は狭いので、出口付近にスプレーをしていると、飛んできても、ほとんど弱った状態で飛び回っています。そこにもう一度スプレーすると完全にお陀仏です。何十匹か、地面に落ちてスズメバチの気配がなくなったので、下側から空洞を覗くと、バレーボールよりは大きくて、バスケットボールよりは少し小さいような、巣が見えました。

 真下向きに直径3センチくらいの出入り口が見えました。見ているとスズメバチがまた出てきました。慌ててスプレーをかけまくりました。様子を見ていると、外に出ていたスズメバチも帰ってきたようで、巣の中に入っていきます。まだ出たり入ったりが続いているようで、どうも巣の外からスプレーしても中のスズメバチには効果が無いようです。

 そこで、シャッター用の金棒を持ってきて、それを下から入れて、思い切り振り回しました。それと同時にスプレーを辺り構わずかけまくりました。そうやること4回、完全に巣が壊れました。あの写真は巣が着いていた残骸です。幼虫が入った板状の物は4枚ありました。多分150匹くらいは成虫がいたのではないでしょうか。

 その後も1匹2匹と、外に出ていたスズメバチなのか、巣の有ったあたりをウロウロしていました。そのつどスプレーでやっつけましたが、何匹にかは逃げられてしまい、また巣を作りに来るのではと、心配しましたが、その後のテレビニュースで、スズメバチは、巣が無くなって帰る所がなくなると、死んでしまうと言っていたので、一安心でした。

 結局スプレーは3本全部使いました。時間的には15分位でしょうか。巣と死んだスズメバチは、生き返られても困るので、厚手のポリ袋に入れて、ゴミに出しました。

 札幌の家の改修の忙しい時期だったので、ブログ用に写真を撮っている余裕もありませんでした。(ん~残念)

 後からまたぞろスズメバチが出ても良いように、スプレーを1本買ってきておきました。

 で、その話をバイト先でしたら・・・、笑われてしまって、「スズメバチは町で駆除してくれるから、町に電話すればいいんだよ」とのことで、あのドキドキ感はなんだったのか・・・。来年からは、そうさせていただこうと思ったのであります。

ヘビ、あらわる!

2011-06-08 22:17:57 | 生き物
                    

 今年、ハヤ2回目の目撃。去年はたぶん年間通して、2回だったと思います。車で走行中に、道路を横切っているのを目撃したのですが、今年は先日、山で「カラス蛇」を生まれて初めて見て(5月19日の記事参照)、今日は・・・・なんと、我家の物置の縁の下にいました。

 最初見たときは、シュッとすばやく10センチほどのトカゲみたいのが、縁の下にもぐりこみました。隙間から覗くと、頭の一部が見えて、目と目が合いました。爬虫類らしい頭ですが、ヘビの頭にも似てますが、トカゲの頭にも見えます。体の割には大きい頭です。

 トカゲはなんか悪さをするのか・・・トカゲの生態はさっぱりで、ですが、悪い噂(そんなの無いと思いますが)も聞いたことが無いので、ま~虫を食べたり、妻が大事にしているカエルを食べたりするのかな~、と気楽に考えて、その縁の下は、秋口苦労させられたハツカネズミが住み着いていた場所なので、ネズミに食われないかしらん、と思ったり、逆にトカゲもネズミを食うのかな~、と思ったりもしたのでした。

 それから30分程して、再び物置の所へいくと・・・再び大慌てで縁の下へ逃げ込む、ト・カ・ゲ!・・・が長い胴体。

 ん!?トカゲじゃなくて、ヘビ!?。ギョエ~~~~!!ヘビだー、と、思わず大声を出しそうなくらい、恐れおののきました。色合いからしてどうやら青大将のようです。手近に武器になりそうなものも無く、(蛇に会う可能性のある山に行く時は、長靴に手袋、鎌と完全武装なんですが・・・)ヘビが再びニョロニョロ出てこられても困るので、散水用のホースが有ったので、その吐水口をストレートにして、縁の下に猛烈な勢いで散水しました。・・・何の変化もなし。とりあえず、少しは水に濡れたはず。体を乾かすために必ず縁の下から出てくるはず。そこを枝切りバサミではさんで敷地外に出す作戦です。

 どうせ暫くしないと、ヘビも縁の下から出てきません。家に入って妻に報告しました。「ヘビは守り神になるから、追い出さなくても良いんじゃない」博愛主義の(生き物に対してですが)妻らしい発言ですが、夜、物置の前でヘビを踏んづけたり・・・、昔旭川近くの天人峡で見た、おびただしい数のヘビの赤ちゃん。あの二の舞は避けたい。ということで、妻を説得して、水攻めで効果が無い時は、何かを使って煙攻めでいこうと、作戦をたて、いざ出陣です。

 この暑さで、あれだけ流した水が乾いています。ヘビは・・・いません。まだ縁の下に居そうな感じです。とりあえず、我家の敷地への侵入口をふさがないと、敷地外に追い出しても意味がありません。たぶん侵入してきたであろう塀の壊れた所を、板と石で塞ぐことにしました。で、台に乗って、塀の向こうを見ると・・・上の写真の状態で居ました。たぶん縁の下に居たやつだと思います。頭を上げて陽に当たっていました。約30分程この状態。ちょっと目を離したら、もうどこにいるのか分りませんでした。大した物です。

 ヘビはネズミに比べると、人間に害する事は少なくて、逆に、ネズミなどの害獣などを食べてくれる益獣なんでしょうが・・・、人間くらいでしょうね、嫌悪生物を殺したりするのは。でも・・・私はどうも好きには、なれそうにありません。二度と我家に来ては欲しくないですね。

 今日の夕日はきれいでした。車で走っている時がきれいで、我家に急ぎ帰り、カメラを持ってポイントに行ったら、もうピークを過ぎていました。やはりカメラを車に積んでいないと駄目ですね。
                   

カラス蛇続報。

2011-05-22 23:32:24 | 生き物
                    
 
 先日山で見た蛇が「カラス蛇」なのかの確認に、「ググッてみたら」と、いつもお邪魔しているブログの北さんからコメントいただいて、ググッてみました。

 黒い蛇の写真が一杯公開されていて、先日見たのが確かに「カラス蛇」だった事が分りました。特徴も、私が見たのと、ピタリと当てはまっていました。北海道のカラス蛇は小さめのようで、暖かいとこのは、2メートル位あるものもいるそうです。

 てっきり毒蛇と思っていたら、「無毒」だそうで、安心したのもつかの間、動きがすばやく、攻撃的で、破傷風菌だかも持っているようで、もしかじられたら、すぐに水で洗い流さんと駄目らしく、やはり蛇はチト怖いですね。

 地上性とかで、樹上は移動しないと書いてありました。蛇を知らない人は分らんかもしれませんが、蛇は、林の中などでは、枝を伝って移動する事もあるようです(私は幸いそういうのを見たことは無いのですが・・・)。知人の奥さんは、春先竹の子を採りに行って(根曲がり竹です)竹の子を探して、腰を曲げて下を見て進んでいて、ふと上を見上げたら、蛇が竹の上からぶら下がってブラリン。「ギョエ~!!」と叫んで走って逃げたそうで、それ以後その奥さんは、竹の子採りには行かなくなったそうです。

 先日見たカラス蛇は、地上50センチくらいですが、笹の上に乗って移動していました。ああいうのは樹上とは言わんのかもしれません。春先は蛇を目撃する事が多いように思いますね。

 山で蛇を見たのは、今回で5回目くらいですが(意外に少ないんですよ)たぶん全て春先だと思います。

 行者ニンニクを探している時に、とぐろを巻いている青大将を、危うく踏みそうになったり、ワラビを探していたら、大きな石の上で、じっとこちらを睨みつけているマムシに会ったり(マムシは逃げないですね)、フキ採りの最中に動く物を見たら、青大将だったり・・・青大将は大きくて怖いですが、逃げてというか、自分から離れて行ってくれるので助かります。

 青大将は、私の定山渓の家の庭にも住んでいるようで、春先の草刈で、2度目撃していますし、脱け殻も2回見ました。住人の芸術家さんによると、玄関フードの天井に脱け殻が有った事もあるそうですし、日当たりのいい南側のベランダ下の砂利の上で、よくとぐろを巻いているとか・・・。

 これからが山菜の本番。蛇にはなるべく会わずに済みたいものです。明日は又札幌です。