昨日作ったカレーを夕飯に食べました。一晩置いたので、余熱でさらに煮込まれたようで、かぼちゃ、ジャガイモは勿論ですが、鳥の手羽元も身崩れして、原形を留めていませんでした。人参もなんか小さくなったような・・・、その代り、味は混然一体になったおいしさと言うんでしょうか、深い味わいになっていました。ぼわ~とした味も、煮込むときに加えたガラムマサラで、グッとしまった感じでした。レモンとパセリのソーセージも、とってもグー!でした。
何の写真か、分らんですよね。実はこれ9月20日に我家に起こった一大事の写真なんです。
我家の裏口を通っていたら、スズメバチが2匹チョロチョロしていました。身構えて見ていると、裏門の空洞部の辺りに行ったり来たりしています。その動きを見ていてピーンときました。巣が有る。これはやっつけなければならん。
なんせ何年か前に、三笠の山でスズメバチに刺されていますからね(ブログの初期に、事の顛末は書いたと思います)巣を放って置く訳にはいきません。殺虫剤を見てみると、スズメバチ用のが僅かしか有りません。すぐにホームセンターへ走りました。
で、買ってきたのが、これ。テレビでスズメバチ退治のプロ達も使っていました。
このスプレーを2本買ってきて、買い置きのが1本、それと、普通の家庭用の殺虫スプレーを3本。合計6本のスプレーを用意しました。
まだ夏のような暑さの時期でしたが、厚手のヨットパーカーを2枚着て、その上にフード付きの合羽を着ました。スズメバチは急所を狙うので、首を隠しました。さらに目も狙われるので、ゴーグルをして更にレスラーマスクをして(覆面レスラーがつけている、目と口の3ヶ所穴が開いているマスクで、除雪用の毛糸で出来たやつです)、軍手を2枚重ねでつけて、準備はOKです。
裏門の空洞の下側からスプレーをかけると、バタバタとスズメバチが落ちてきます。巣の異変に気がついたスズメバチたちが、巣から飛び出してきますが、空洞の出口は狭いので、出口付近にスプレーをしていると、飛んできても、ほとんど弱った状態で飛び回っています。そこにもう一度スプレーすると完全にお陀仏です。何十匹か、地面に落ちてスズメバチの気配がなくなったので、下側から空洞を覗くと、バレーボールよりは大きくて、バスケットボールよりは少し小さいような、巣が見えました。
真下向きに直径3センチくらいの出入り口が見えました。見ているとスズメバチがまた出てきました。慌ててスプレーをかけまくりました。様子を見ていると、外に出ていたスズメバチも帰ってきたようで、巣の中に入っていきます。まだ出たり入ったりが続いているようで、どうも巣の外からスプレーしても中のスズメバチには効果が無いようです。
そこで、シャッター用の金棒を持ってきて、それを下から入れて、思い切り振り回しました。それと同時にスプレーを辺り構わずかけまくりました。そうやること4回、完全に巣が壊れました。あの写真は巣が着いていた残骸です。幼虫が入った板状の物は4枚ありました。多分150匹くらいは成虫がいたのではないでしょうか。
その後も1匹2匹と、外に出ていたスズメバチなのか、巣の有ったあたりをウロウロしていました。そのつどスプレーでやっつけましたが、何匹にかは逃げられてしまい、また巣を作りに来るのではと、心配しましたが、その後のテレビニュースで、スズメバチは、巣が無くなって帰る所がなくなると、死んでしまうと言っていたので、一安心でした。
結局スプレーは3本全部使いました。時間的には15分位でしょうか。巣と死んだスズメバチは、生き返られても困るので、厚手のポリ袋に入れて、ゴミに出しました。
札幌の家の改修の忙しい時期だったので、ブログ用に写真を撮っている余裕もありませんでした。(ん~残念)
後からまたぞろスズメバチが出ても良いように、スプレーを1本買ってきておきました。
で、その話をバイト先でしたら・・・、笑われてしまって、「スズメバチは町で駆除してくれるから、町に電話すればいいんだよ」とのことで、あのドキドキ感はなんだったのか・・・。来年からは、そうさせていただこうと思ったのであります。