ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

この冬初の除雪。

2010-11-30 21:44:09 | ペット
                    

 この冬初めての雪かき。除雪機も初出動です。少し湿った雪なので、手での雪かきはちょっとしんどいですね。雪が大量に降るというより、風が強いので、飛ばされた雪が吹き溜まりになるという感じです。

 除雪機が古いので(貰ったものなので、贅沢はいえないのですが・・・)あまり遠くに雪が飛びません。キャタビラが鉄製なので、重くて移動もユックリで、150坪ほどのスペースを除雪し終わるのに1時間ほどかかりました。細かいとこは、手でしなければならないのですが、スコップタイプの雪かきが壊れていました。

 妻が入院中は、中々自宅を留守にできなかったので、買い物に行けませんでした。妻が留守番をしていてくれるというので、雪かきの後、隣町の大型ホームセンターに行く事にしました。

 雪は小止みながらも降っています。高速でいくことも考えたのですが、視界が悪いと嫌なので、国道で行きました。走っている車も少なく、晴天で走りやすい。制限速度プラス10キロ位でルンルンと走りました。と、だいぶ前で信号が赤になって、前の車がブレーキをかけました。相当の車間距離がありましたが、前の車のブレーキランプに条件反射して、私もブレーキを踏みました。なんと・・・・ツーと車が滑っていきます。ゲッ!と思うと同時に、ブレーキをグッと踏み込みました。一応私の車もABSが搭載されているので、ギュッギュッギュという感じで止まりました。前の車にぶつかる心配はありませんでしたが、感覚的には50メートルくらいは滑った感じでした。やはり、車間距離が大事な事を再確認。シーズンの初めにこういう怖い目にあって、慎重な運転と冬道の走り方を思い出していきます。事故にあう、あわないは運によるとこもありますね。運の無い時は今日のようなときでも事故にあう事もあります。

 ホームセンターで必要なものを買って(雪かきも買いました。いまは強度が高くて軽いポリカーボ製が主流のようです。)、その後大型電気店に行ってストーブを買ってきました。商品券が今日までだったのでそれを使って、後ポイントも意外に入っていて、ポイントも使うと僅か2000円ほどで買えました。なんか得した気分です。

 得といえば、今日はイオンの日だったんですね。買い物してカードを出すと、5パーセント引いてくれました。予期していない時に安くなるのって、嬉しいですね。

 天気もいいし、帰りは高速で、と思っていたのですが、何とはなしに国道をユックリ帰るのもいいかと、思い直して、走り出しました。国道に入ってみると、意外に車が走っています。対向車も次々来ます。朝の事があるので、慎重に車間距離をとって走りました。道路はスケート場のように、氷の上に水をまいたような感じです。対向のトラックの運転手も慎重に運転しています。で、ふと思いました。もしかして高速が通行止めになっているのでは・・・。

 高速の無料化で、国道をトラックはほとんど走らなくなりました。今日のように走っている事はまずありません。道路情報で確認すると、や・は・りでした。

 高速で帰ろうとしなくて良かったです。これも得したんでしょうかね。どうせならもう少し現世的なご利益があってくれると嬉しいのですが・・・贅沢を言っちゃ神様に怒られますね。
 今日は・・・感謝!です。
                    

お陰さまで、無事退院しました。

2010-11-29 23:05:42 | ペット
                    

 4ヶ所切るはずが3ヶ所になったそうです。どこから腱を持ってきたのか。手の腫れは左手の時に比べると少ないようです。2週間後にはピンを抜くそうで、そうすると随分楽になるようです。

 
 朝5時半おきで、今日がスタートしました。外は白銀の世界。それでも思ったほどは積もっていませんでした。夜中のすごい風の音からすると、30センチ位積もっているかなと思いましたが、5センチ位でした。吹雪いているようなら、高速は通行止めになる可能性もありますし、危ないので国道を通ることも考えていましたが、どうやら大丈夫と判断しました。高速は乗ってしまうと途中で降りることが出来ません。乗ってしまってから、視界50メートルなんて時は本当に後悔するのです。

 今日は幸い順調に走れました。全線50キロの規制がかかっていましたが、プラス2・30キロで走れたので思いのほか早く病院に着きました。

 手の補助装具を作って、会計を済ませると、もう時間は10時を回っていました。妻を車で待っている間ラジオを聞いていると、高速で次々事故が起きて通行止めになっていると交通情報が流れていました。帰りは国道で帰ることも考えておかなければなりません。

 駐車場で妻と再会したチョコはすごい喜びよう・・・と言いたいところですが、実は退院にきてくれた、キノコ仲間の母さんに大喜びして・・・妻の面目丸つぶれです。


 札幌の自宅で一休みして、荷物をチョコチョコ積んで、ホームセンターで買い物をしたらもう1時。帰る時間です。高速の通行止めも解除されていました。高速は晴天でドライです。路肩に僅かに雪が残っているだけで、速度規制も80キロになっていました。やはりプラス2・30キロで走行してきました。我家の近くで急に天気が悪くなってきて、猛吹雪。何とか無事に着きましたが、いや~疲れました。

 ニケとみかんは長い時間お留守番でした。妻の姿を見たら・・・・慌てて逃げ出して、物陰に隠れました。
 妻の落ち込みは・・・・でもすぐニケとみかんは出てきて妻にまとわりつきました。
 
 ふだんの生活が戻ってきました。
                   
                   妻の荷物が入った袋のチェックするニケ。

明日の準備

2010-11-28 22:27:49 | ペット
                    

                    誰の椅子?・・・私のなんですけど・・・・
 
 予報どおり午後から雪が降ってきました。風が半端じゃない強さです。あっという間に白銀の世界になってしまいました。
 風が強いので、思いのほか雪は積もりません。みんな飛ばされているようです。
 明日は妻の迎えに札幌へ行かなければなりません。どのくらい積もるのか・・・高速は通行止めにならないか・・・不安です。

 
 明日帰ってくる妻を迎える準備で、今日は忙しかったです。お風呂掃除に掃除機をかけて、さらに明日の夕食のためにかぼちゃ入りの牛すね肉シチュー、ビーフシチューではなくホワイトシチューです(かぼちゃが溶けて、イエローシチューみたいになってしまいました)

 洗濯を済まして、一段落です。気がついたらもう夕方。外は真っ暗です。
 
 最後に車のワイパーを冬用に交換してウォッシャー液を満杯に入れて、これで明日の準備は完了です。

 今日は早めに寝て、明日天気が荒れてもいいように、早めに起きようと思います。

 どうか天気が良くなりますように・・・・。

                  
                淋しそうなチョコ。明日には満面の笑みになるんだろうね。

冬タイヤに交換

2010-11-27 20:37:05 | ペット
                    

 明日から雪が降り出し20センチ位積もるのではないかという予報が出ました。
 妻の退院が月曜に決まり、その日は吹雪の予報。ということで、延ばし延ばしにしてきたタイヤの交換をしました。
 油圧式のジャッキと十字ボックスレンチで、15分ほどで終了です。その後スタンドへ行ってガソリンを満タンにして、ついでに空気圧を調整してもらって、タイヤ交換は完璧です。

 朝、山を見るとうっすらと白くなっています。道路も我家の周りも雪の気配はないのに、ちょっとの標高の違いで温度はだいぶ違うんでしょうね。

 スタンドの帰り、少し時間に余裕があったので、そのままエノキを見に行ってみました。住宅のある辺りまでは全く道路はドライ。ところがその先の採石所の辺りからは、道路にうっすらと雪が積もっています。その雪の上に、車のタイヤの跡が2本、山に向かって伸びています。2本ということは行った跡だけで、帰ってきていないということです。私と同類のキノコ好きか、登山の人なのか。

 登山する人のための駐車場には車はなく、まだ、タイヤの跡は山に向かっています。しばらく行くと、黒っぽい軽ワゴンが止まっていました。廃業した温泉宿の物置の前に止まっています。物置のドアが開いていたので、何か荷物を取りにきていたようです。まさか泥棒ではないでしょうから、気に留めずに林道に入って山へ登っていきました。

 砂利の凸凹道の上に雪が積もっているので、段差が分らず、運転しづらい事この上なしという感じです。何ヶ所か見て回りましたが、エノキはポチョポチョと着いている程度でした。
 
 キノコの生育には温度が必要で、ある一定の温度まで下がらなければ発生しないのですが、ある程度の暖かさがないと成長しません。エノキやナメコは寒さに強いキノコなので、雪の下でも死ぬことなく、春を迎えられるのですが、その間大きくなることはありません。
 
 林道は冬期間は除雪はされません。今回降る雪が根雪になるようだと、今日で、今年のキノコ探しも終わりかもしれません。

                    

バクの飼い主めざして

2010-11-26 17:50:25 | ペット
                     

 私が思春期を迎えた時期は、ビートルズと学園紛争が過ぎ去ったあとでした。
 ヒッピーと反戦運動も下火になった頃、私は一枚のポスターを見ました。路上でお腹が異常に膨らんだ肌の黒い子供が悲しげに見つめるポスターです。バングラデシュの飢餓を訴えるポスターでした。
 
 決して豊かな家庭でもなかったですし、社会的にもまだまだ豊かではありませんでした。ですが、あんなにお腹の大きくなるほどの飢餓の子供もいませんでした。社会の矛盾。世界を意識し、考え出した時期でもあります。

 ま~普通には、反抗期の時期でもありますよね。親や、教師に対してですが。
 高齢出産で生まれた私にとって、親はいつ死ぬのかな~(不謹慎ですが・・・)と思うほど弱弱しかったので、心配をかけたり、反抗したリしても良い対象ではありませんでした。同じ理由から、心配をかけないように、学校では問題児にならずに過ごしました(先々、喧嘩しない方が得策という打算も勿論ありましたね)。ということで、私的には表立っての反抗期はありませんでした。

 そんな時期に、私は一冊の本と出会いました。ピアニストの中村紘子さんのご主人で芥川賞作家の庄司薫さんの「バクの飼い主めざして」というエッセイです。
 夢の持ち方とか、人の見方など、示唆に富む内容で、厚い本なのですがあっという間に読みました。
 その本の中で、庄司薫さん自身の高校時代を書いている一節があります。
 庄司さんは、日比谷高校から東大(たしか法学部だったかな)に入った秀才で、日比谷高校(たぶんいまも公立高校では東大合格者を一番出しているのでは)の先生といってもみんな優秀な先生のはずなのですが、庄司さんは、その先生達を哀れんでみていたというのです。大学を出て、たかだか教師をするとは情けない。みたいに、生意気盛りには見ていたと告白されていました。

 学校の先生は、先生様で、田舎では町長と駐在さんとお医者さんと、学校の先生は名士の扱いです。それ程尊敬をうける教師を見下す考えが驚きました。

 田舎の高校の先生達は苦労して教員になった人が多くて、人情家みたいな人ばかりでした。人生や青春の悩みも親身に聞いてくれる、そんな身近な頼れる先達だったのです。

 高校2年で都立高校に転校しました。日比谷高校も近かったのですが、到底入れるレベルじゃなかったですね。
そこで出会った先生達は田舎の先生とは違う人種でした。御茶ノ水女子大や日体大を出た体育教師など、有名大学を出た教えるのが上手な人ばかりでしたが、なんというか、人間的なつながりは拒絶しているように感じました。学校にいる間は笑顔で楽しげに話しますが、一歩校門を出ると、生徒がタバコを吸っていても、見て見ぬふりということもありました。生徒の方もそういう空気を感じてか、当たり前と思っているようで、私は最後まで馴染めませんでした。

 勉強の仕方を教えるだけなら、塾や予備校で事足りるはずです。学校は社会生活の(団体生活の)基本も教えるのではないでしょうかね。
 私は人間が一生をかけて勉強しなければならないのは、人格の形成だと思います。社会の中で生きている人間は、他の人や自然に多大の迷惑をかけて生きています。迷惑をかける積りがなくても、知らず知らずにかけているものです。ですから少しでも迷惑をかけることを減らせるように、人格形成が大事なのだと思います。

 物心ついて家庭で親や兄弟から、学校に入って、同級生・先輩・先生から、そして社会に出て、会社などの組織の中で、知識の習得だけではなく、人間として、どう生きていくのかを学んでいくものだと思います。

 人生、一生勉強だと思います。認知症になって勉強できなくなる事が怖いので、頑張って今のうちに頭を使わなくちゃなりません。