マイマイ蛾の姿を見かけなくなったな~、と思ったのもつかの間、マイマイ蛾の3倍以上はあろうかと言う巨大な蛾が大量に現れました。羽に目玉がついています。
「ヤママユ蛾」と言って、カイコに近いそうで、きれいな絹糸が取れるそうです・・・が、とても飼う気にはなれません。
止まる時羽をピタッとつけるのがチョウチョで、羽を広げているのが蛾だと妻が教えてくれました。チョウチョは我慢できるのに、私的にはどうも蛾は我慢できません。人間が出来ていませんかね。
だいぶトンボも見かけるようになって来ました。秋も近いですね。
秋といえば・・・、ついに今日、探していたキノコを見つけました。モミタケと言います。北海道ではシロマツタケとも呼ばれています。同じキシメジ科のキノコですし、生えている場所や生え方も比較的似ていますが、ま~全然違うものですね。それでも見つけたときの喜びは格別です。こちらに来てから色々林を調べて、ここは出るのでは?と狙いをつけていたところに、ドンピシャでありました。
残念な事に、キノコがここのとこの雨不足のせいか、干からびてしまっていた事、写真を撮ろうとしたら、バッテリー不足で撮影できなかった事です。林の中をくまなく探しましたが、入り口近辺にあったその1本だけでした。しかし1本が大事なのです。
1本あるということは他にもその林には出ると言う事なのです。これからに大いに期待できます。
しかも時期的には相当に早いです。私がいつも採っている時期は9月の中旬位です。こんなに早く採れたのは初めてです。きのこの図鑑に載っていた写真が8月30日になっていたので(長野県の八ヶ岳の写真です)、もしやと思ったのですが・・・驚きました。
私はキノコをそんなに大量に採る方ではありませんで、それより木の生え具合とか(どんな木が、どのくらいの大きさで、みたいな)地形や川との距離など、諸々を考えて、辺りを探す、このことに楽しさを憶えますね。後は人が見つけにくいキノコを探す事でしょうか。ですから今日のように、初めての場所で、思ったキノコがあった、これは本当に格別でした。
破片になったモミタケを持って帰ったのですが、写真を写そうとしたら妻から「そんな汚いのじゃ分らないから止めなさい」と言われまして、もっともなので止めました。近いうちに立派なモミタケの写真をお見せできると思います。