文章は読みやすい。
前にも書いたが、読みやすいが時系列が・・・・・・
それに、「~~~神」「~~~王」「~~~皇子」がいっぱい。
で、これは誰の子で誰の親になるんだっけ・・・・・
戻って戻って・・・・・・・
誰の陰謀で殺されたんだっけ・・・・・・
戻って戻って・・・・・・・
こんなことの繰り返し。
結局、わけがわからず。
今度じっくりチャートにして整理してみようと思う。
著者の関裕二さんはこの書のはじめ書きで
神話も、「日本書紀」の歴史捏造、改ざんのための
トリックに過ぎなかったのだから、神話の意味も、7世紀の歴史から
遡っていかなければならない。
このコツさえ覚えてしまえば「日本書紀」は
あっという間に読めてしまうに決まっている。
と書いてある。
確かに、オレも現代語訳の「日本書紀」と「古事記」を持っているが
もちろん聖徳太子が気になって買ったものだが
その前後は興味があるからだろうか
すらすらと読むことはできる。
それから、系統を逆に辿りながら読むという方法をとった。
しかし、「あっという間」とはいかなかったが・・・・
一人の名前が幾通りも出てきてわけがわからなくなる。
古代の表記は当て字で書かれていることもあるとかで
同一人物に4つも5つも表記があると
さすがにイライラしてくる。
なぜ統一表記ができなかったのか・・・・
それがそもそも捏造の始まり。
そう考えて読めば多少は面白みも沸いてくる。
ただやっぱり、わけがわからないのはぬぐえない。
オレの脳みそを学者さんの脳みそに交換してほしい。