チェコで一人暮らし

おととい、ちょっと書きましたが、以前チェコに旅行したときに、一週間だけ
チェスキー・クルムロフで過ごしたことがあります。
一軒家を偶然借りることができたので、プチ一人暮らしとなりました。
今日は、そのときの夕飯の写真です。ベジタリアン食ですが…トマトとピクルスと
フレバ（ハーブ入りライ麦パン）にマッシュルーム味のクリームチーズをぬった
ものとトマトスープ。食後はプラムかなんかを大量に食べた記憶があります。

この一軒屋、写真は二階のベランダで撮ってるのですが、それは立派な家で、
庭も広く、部屋数も多くて、一人でいるのはちょっともったいない感じでした。

シャワーを浴びてから恒例の夕方の散歩に出かけ、もどってから夕食を
ベランダでゆっくりとり…

家の中に入って、
あちこちのヒーターを入れまくる！！

日が落ちると途端に寒くなるチェコでした…

大体、なんでチェスキー・クルムロフの一軒家を借りることになったかと
言うと、プラハの宿が満室だったから…

初めてチェコへ行ったときは２月で、観光客もまばらでしたが、このときは
４月半ば、花が咲き誇り、天候も落ち着き

プラハでアイスホッケーの大きな国際試合が！！！

世界中からファンが詰めかけていました。当然安宿は満室！観光地は人だかり！

で、プラハで泊まっていたペンションの持ち主がチェスキー・クルムロフにも
ペンションを持っているから…と紹介してくれて…

即、プラハ脱出！！

しかし、ここに大きな落とし穴が！！！！！

実はここ、ペンションではなく、”近々ペンションとして開業予定”
だったのです。

着いたら誰も待ってないし（公衆電話から管理人を呼び出すスタイル）、鍵は
オートロックで、間違って閉じ込めるし（財布と飲み水だけ手元にあり、残りは
家の中…庭に出て塀をよじ登り、脱出して再び電話で管理人を呼び出す）、洗濯機
はあるものの中は洗濯物が（未洗濯）詰まってるし、シャンプー切れてるし、
バスタオルは新品で糊がついているし…

おまけに人の留守中に勝手におっさんとねーちゃんがやってきて、家の中の
工事するわ、古い家具は運び出してるわ

ドロボーに入られたのかと思ってマジでビクビクしました。
で、また、管理人呼び出しました…
ブチ切れておっさんらの前で抗議しているところへ持ち主登場！

アヤシイおっさんは持ち主のご主人で、ねーちゃんはアシスタントでした…

別に私は悪くなかったはずですが、バツが悪いったらありゃしない。
せめて、ひと言事前に言っといてくれればよかったのにー。

でも、その後は、お隣さんと物々交換したりして、楽しく忘れられない
日々となりました。
うーん、また行きたいなぁ。
もう、何が起こっても驚かない気がする…

ちぇこ屋貿易商