ちぇこ屋貿易 商い日記

チェコのかわいいものを集めた雑貨店です。
手作りチェコビーズアクセサリーの販売も始めました^^

ありがた~いお話

2012-04-26 16:39:46 | Weblog
昨夜は、ありがた~いお話を聴きにお寺へ。

ありがた~いハズなのに、ちぇこ屋ったら爆笑の渦に自らを突き落としてしまったり
して…(汗)あわわ。

だって、面白いんですよ。そのお話が!

さらにビックリなことに、ゲスト(!?)のお坊さまは若くてさわやかでオトコマエ!

いやぁ~、檀家の皆さん、よろしいですな~♪というくらい。
きっと地元でもアイドルでいらっしゃるのだと思いますよ。

初めてお寺でのお話を聴いたのですが…若者が一人も聴きに来ないね…
こんなに楽しいのにね。宣伝不足だろうか。(それもあるな)それともおやつがもらえない
からかな?

次回行くときには、ご近所の若人を誘ってみようと思います。
次回は…年末でしょうか。今年は仏具のお磨き当番に当たっているらしいので、それも
行ってみよう。家のと違ってお寺のは特大仏具!磨き甲斐がありそうです!ひぃっ!

それにしても…家には仏壇があって、一応ご先祖さまから代々仏教徒のはずですが、仏教の
ことって何も知らないんですよね。

地球の歩き方(ガイドブック)2011年版によると、チェコ人の信仰の割合は…

カトリック教徒:26.3%
無信仰:58.3%
その他:15.4%

となっています。

日本を紹介するガイドブックを見るとどうなってるんでしょう…
きっと圧倒的な割合で仏教徒なんでしょうね。でも仏教のお話って何も知らない。

なぜ?

まぁ、触れる機会がなかったとしか言えません。聖書なんて、しょっちゅう読んでたし、
海外へ行けば教会へ行くし、ミサにも参列するし…
でも、お寺へ行くのは京都へ観光に行ったときくらい…美しさに感心しておしまい!


お経の本をしげしげと眺めてみます。

普段何気なく使っている熟語があちこちにあるではありませんか!!

漢字も仏教もはるか昔、中国からやってきたもの。その経典の中の言葉が日本語の根幹、
つまりは日本人のアイデンティティーを形作ってきたのです。(たぶん)
それがいつの間にか、私たちの生活から切り離され、仏教もお寺も我々にとって遠い遠い
存在になってしまったのです。

何だか、もったいない気がしませんか?

チェコの人たちには、もっとカトリック教徒が多かったのです。でも、共産主義勢力の
支配下時代に、民衆が神さまに救いを求めないように、政府が民衆から信仰を取り上げた
のです。若者はともかく、おじいちゃん、おばあちゃんには、きっとものすごくつらいこと
だったと思います。

チェコの人たちも、現在無信仰(はっきり無信仰!と言えるところが日本人と違う!!)な
人たちでさえ、キリスト教の教義には(信仰心でなく知識として、にしても)、私たちが
仏教の教義を知っている以上に詳しいのではないでしょうか。

まぁ、皆さまのご近所のお寺でのお話が、すべて楽しく、聴きやすいとは限りませんし、
えら~い宗教学者やお坊さまのお話が、我々の理解を超えすぎていることも多々ありますが、

一度くらい、ありがた~いお話に耳を傾けてみるのもいいのではないでしょうか。
新たな発見がいくつもあること、うけあいです。

あ、チェコ、無信仰でも民間信仰はまだ残っていて、悪魔や魔女がお話にしょっちゅう
出てきます。といっても、お茶目な悪魔だったりしますが…

ちぇこ屋貿易商←そろそろもぐらくんもイチゴを食べられる時期になります
コメント
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