子供の社交場「駄菓子屋」
私が子供の頃にも「ばばや」と言うあだ名の駄菓子屋がありました。
店名の看板がなく、おばあちゃんがやってたから、自然とばばやと言うあだ名になってました
当時は近所に社交場がいくつかあり、ばばや含め駄菓子屋が3つ、10円からゲームができるようなゲーム屋さんが2つ、ドラえもんに出てくるような空き地が1つとあとは公園がいくつか。
今思うとそれが町内にあって、仲良しグループがそれぞれ決まった店にしか行かないと言う狭い狭い社会が存在してたことが、なんかかわいいなぁと思う。
町内で毎日が事足りる生活。
今同じところを歩いても、ホントに狭い縄張り 笑
自転車乗って、他地区へ行くことが旅行のような感覚だったなぁあのときは。妙な緊張感と好奇心がたまらなかったですねー
話はここからです。
娘が赤ん坊用のお菓子からフルーツを経て、最近はお菓子を食べるように…
先日。じゃあ、駄菓子屋行こっか!と、娘と意気揚々と家を出ましたが、行く店行く店閉店してる。
正確には、だいぶ昔に閉店して建て変わって存在すらしていない。が正解。
うちの周りに前に見た記憶のあるお店は、今はもう一つも存在していませんでした。
仕方なく、スーバーのしょぼくれた駄菓子屋コーナーで買いましたが
娘が大きくなり、社交場デビューがないと思うとすごく寂しくなった。
趣味で駄菓子屋やろうかなと、割と本気に妻に言いましたが、全力反対されました…
あるところはいいとして、ない地区の子たちはどうしてるんだろう…
駄菓子屋ある世代だから感じるだけで、もともとなければこういう感覚はないのかな?
隣町、更にその隣町まで駄菓子屋把握して、このお菓子はあそこで、このおもちゃはあそこでなんていう、駄菓子屋インフォな友達とかいましたよね 笑
今はどうなんだろ?
なんだか寂しい世の中だなぁ