東日本大震災からもう10年。
私達は半年後だったので片付いていましたが、瓦礫の山だったらしいですね。
震災起きて、助けにいきたかったけど自分のとこの仕事が忙しく…
半年後復興系の仕事が舞い込み承諾。
周りのみんなで東北に行ったっけなー
初めて見る震災の爪痕に、呆然とした記憶があります。
私達は半年後だったので片付いていましたが、瓦礫の山だったらしいですね。
私達が手助けできること、仕事でやれることを続けていたときに、現地の人々の力強さに何度も驚かされました。
震源地で鳶職で足場に乗ってたときに被災。足場が倒れそうになる中助かった方は「壁にぶっ刺してるつなぎがボコボコ抜けてよー、映画見てぇだったなぁワハハハ」と、笑い飛ばしてた。
少し高台に家があり、母屋は被害なかったが、倉庫が浸水した方は
「ガタガタ震えて水が来て、逃げた逃げたー」
「なんとか家に帰ったら家は平気だったけど倉庫がなー水浸しだよ、壁も抜けちまってよー」
「でもなぜかビールが倉庫にめちゃくちゃたくさん流れ着いててよー、こりゃ飲むしかねぇわなー 笑笑」
こんな話ばかり。ひどい目にあってるのに、話すことは明るく楽しく話してくれる。私達は、興味本位で聞いてるので怒られてもおかしくないのに、みんな冗談交じりに面白おかしく当時の話ししてくれて、ホントに強いなー。これなら復興は早いかもなーと思いましたね、当時は。
あれから10年。今もなお爪痕残るところもあるでしょうが、その持ち前の元気さと明るさで乗り越えてる最中だと思います。
手伝いに行ったはずの私達
惨状を見、ショック受けた私達を逆に励ましてくれた現地の優しい皆さんの東北魂は今も今後も忘れません。