祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

気血水ー血水が陰に属し、物質的であり、気は陽に属し、それら血水が流通して行く

2014-09-06 10:51:53 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系
気血水
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 4月 7日(土)07時53分55秒 返信・引用

kさん いつもありがとうございます。
血水が陰に属し、物質的であり、気は陽に属し、それら血水が流通して行く状態をいうのでしょうから、
武術は、気を高め、血水の循環、代謝を高めて行く。
血水は栄養分、燃料であり、車で言えばガソリンのような物。いくらガソリンがあっても、エンジンで燃焼させなければ、それはただの物でしかない。その血水を動かし、代謝、循環させる役割が、気ですから、武術はその気を高めます。
 血水という陰と気という陽が一つになることで、血水は動き始め、循環し、成長する。生命活動そのものだとも言えます。
 私たちがやっている武術は、その生命活動そのものを高めている活動なのだと思います。
kさんが「和尚の述べられた「気血を活動させるためのものだった。」」という言葉に感じられたのは、戴氏心意拳という内功をしながら実感できていることなのだろうと察します。
また、お話聞かせてください。


Re: 気血水
投稿者:k 投稿日:2012年 4月 7日(土)19時13分30秒 返信・引用

> No.32[元記事へ]

袁天輝さんお返事有り難うございます。

確かに戴氏の練拳でそのように確信できる時があります。

実は前の投稿をした時は木曜日の練拳がかなりうまくいき気分を良くしておりました。

ところが今日の練拳はほとんど練拳とは言えない程の内容で「一日無駄にしたなぁ」といった感じで帰宅しました。

このような時は、練拳仲間とか、この様な掲示板が励みになります。

明日また気分を変えて、頑張りたいと思っています。


そうですね
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 4月 7日(土)22時46分18秒 返信・引用

kさん 調子がいい時と悪いときがある。休養って大切ですよね。とかく頑張りすぎちゃう。 いくら練習しても調子が出ない時は、やはり休養。戴氏がしきりに休養を求めるのはそれなりの意味がある様です。


内側から温める
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 4月 8日(日)08時30分51秒 返信・引用

現代に生きる自分たちは、いろんなストレスを抱えながら生きています。ストレスが大きくなったり、継続していったりすると
気を生み出す力が弱まり、気血水の流れが悪くなります。体格が良い人、がっしりとした人というのは、普通元気な人が多いものだととらえれるてきましたが、
そのような人でも、気血水の循環が悪くなり、外見上は丈夫そうに見えても、身体の内側は冷えて様々な病気を抱えていくということも少なくないと言われています。
体の内側を温めることは、病気にならない身体を作るだけでなく、生活の質を高めて行く上でも非常に重要なことだと思います。
身体の内側を温めるのは、後天の気を生成することが重要です。後天の気を生み出すのは、五行では脾。胃腸などの消化器系の働きをさします。脾の陰陽が整いよく働くと、身体全体に気血水を適度に循環させることができます。脾の働きをよくするのは、戴氏の具体的な練法の中では、熊腰の身法は重要ですね。熊腰を練って行くことで、滾丹田ができるようになると、脾の働きは、非常に向上します。
脾で生成され、先天の気と混じり合った元気は、胸の宗気と混じり合い、身体全体に送られて行きますから、猴背や含胸抜背を練ると身体の根本を作って行くことになるわけです。その辺りを書籍では、P39からの養生試論に書いてあるのでみてください。試論としただけあって、内容は不十分ですので、これからまだまだ書いて行きたいところではあります。この掲示板にも書いていますので、ちょくちょく見ていただけたらと思います。


発勁養成「以意領気、以気催勁、丹田一動渾身動」

2014-09-06 09:29:25 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系
発勁はどう養成するか
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 4月 2日(月)20時54分3秒 返信・引用

勁力の養成は、力の延長だと考えると、力を入れる、筋力をつけると誤解しがちです。
戴氏心意拳基礎理論、戴氏心意拳の特徴で述べている「以意領気、以気催勁、丹田一動渾身動」は練拳を行っていく上で大きな示唆を与えると思う。勁を養成するものは、力の蓄積ではない。意と気、それこそが勁を養成していく。力の蓄積ではない。丹田が一たび動けば、全身全霊が動くような境地は、精巧な練拳の中で生まれてくる。戴氏心意拳の精密な教授は、意と気を勁へと導いて行く。

身を守るだけでなく、人の心や体を育て、柔軟に強くしていく武術

2014-09-06 07:41:58 | 資料ー書籍・動画、その他
人を成長させる武術
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 4月 1日(日)18時39分1秒 返信・引用

戴氏心意拳は、ただ身を守るだけでなく、人の心や体を育て、柔軟に強くしていく内容を埋蔵しています。
 「戴氏心意六合拳 技撃精要」は、戴氏心意拳やその他の武術をやっている人のテキストであるだけでなく、それ以上の意味を込め書いたつもりです。
 それ以上の意味というのは、戴氏心意拳の伝統的な教えの中にある、人を育てていく深い思想であると思っています。
 ただ美しい言葉を並べたわけではない。たくさんの言葉の中で感化され武術という日々の実践を通して人が少しずつ成長していく、非常に伝統的である戴氏心意拳の実践の中には、現代に生きる我々が、学ぶべきたくさんのものがあると確信しています。

 鵲さん いろいろご配慮ありがとうございます。鵲さんのように日々戴氏心意拳を練拳され上達されている様子をみると、私も励まされます。

 皆さんもぜひ、レビューやツイッター、MIXI、Facebookなどにシェアーしてください!

春の養生

2014-09-06 05:29:11 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系
春の養生
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 3月31日(土)10時29分4秒 返信・引用

黄帝内経に挙げられている「春の養生」について要旨を紹介します。
? ? 冬の間、隠れていたすべてのものが芽を出し活動的になるように、人体もまた、陽気が多くなる。早く寝て早く起きることが良い。心身共にのびのびと、活動的な気持ちを持ち、実際によく体を動かすことが春気に応じる方法だ。
? この時期に現れる、神経痛や皮膚病、体がだるい、のぼせる、眠れないなどの症状は、活動的な気持ちを持つことや運動をすることで解消されることが多いのです。
? 春になって活動しないと、陽気が沈んだままだから、夏でも汗が少なく、冷え性になります。

「技撃精要」発売のころ

2014-09-06 05:27:18 | 資料ー書籍・動画、その他
Amazonに
投稿者:鵲 投稿日:2012年 3月28日(水)21時31分6秒 返信・引用

ついにアマゾンで戴氏心意拳技撃精要が予約受付となったみたいです。
王映海師父の表紙を見ると何かこう感じるものがありますね。
レビューを書こうとしましたが予約中はまだ書けないようですね。


間違えた
投稿者:鵲 投稿日:2012年 3月28日(水)21時45分28秒 返信・引用

すいません、戴氏心意六合拳技撃精要でした。