九要論
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 3月17日(土)11時40分26秒 返信・引用
濠さん そうですよね。気には、もともと陰陽などないともいえるし、常に陰陽が備わっているともいえる。
九要論の
一、気 二、陰陽 三 三節 四、 四梢 五、五行 六、六合…
という議論の展開は、中国武術ならでは核心的な理論展開だと思います。拳譜なので、三以降は身体の具体的な表現になっていますが、陰陽五行説の法則から現象へ、内から外へ、原則から派生へといった内容がよく書かれている。
もともと気があって、陰陽がなく、方向も時間も、空間もないといった気の状態を、無極という。
書籍「戴氏心意六合拳 技撃精要」の中では、p56の無極式、p57の図で表しています。
その気が、陰陽をもち動き始める。そして三才、四象、五行、六合と変化し統合されて行く。それらの変化、統合は一定の規則性、法則性がある。それらを体現して行くことこそが道であり、芸術である。武術はその可能性を人に与えることができるし、戴氏心意六合拳はそれらを体現して行く十分な内容を持っている武術だと、練拳すればするほど、感じることができると思います。
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 3月17日(土)11時40分26秒 返信・引用
濠さん そうですよね。気には、もともと陰陽などないともいえるし、常に陰陽が備わっているともいえる。
九要論の
一、気 二、陰陽 三 三節 四、 四梢 五、五行 六、六合…
という議論の展開は、中国武術ならでは核心的な理論展開だと思います。拳譜なので、三以降は身体の具体的な表現になっていますが、陰陽五行説の法則から現象へ、内から外へ、原則から派生へといった内容がよく書かれている。
もともと気があって、陰陽がなく、方向も時間も、空間もないといった気の状態を、無極という。
書籍「戴氏心意六合拳 技撃精要」の中では、p56の無極式、p57の図で表しています。
その気が、陰陽をもち動き始める。そして三才、四象、五行、六合と変化し統合されて行く。それらの変化、統合は一定の規則性、法則性がある。それらを体現して行くことこそが道であり、芸術である。武術はその可能性を人に与えることができるし、戴氏心意六合拳はそれらを体現して行く十分な内容を持っている武術だと、練拳すればするほど、感じることができると思います。