祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

来日講習会

2014-09-13 15:58:23 | 行事予定ー練習日程、講習会等
大阪でも。
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月30日(日)18時10分41秒 返信・引用

出水のツルさん、今回は大阪では、日程の都合上、お会いすることができませんが、王喜成老師の熱き指導を是非堪能してきてくださいね。師の指導は、必ず、自らの血や肉になっていくと思います。


意欲的
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年10月 3日(水)00時47分49秒 返信・引用

東京の王喜成老師の講習会
全体講習会だけでなく個人教授の枠もとても好評だったそうです。
今回は一年ぶりの講習会だっただけに、詳細に指導を受けられる貴重な機会ですから少しでも多くの講習を受けることは、今後の上達に非常につながりますよね。王喜成老師の指導は、着実に武術的な上達を目指した指導です。少しでも多く指導を意欲的に受けて、これからの戴氏心意拳を盛り上げて行きましょう!


Re: 意欲的
投稿者:k 投稿日:2012年10月 3日(水)05時24分16秒 返信・引用

> No.138[元記事へ]

うさぎさんへ

講習会のご成功おめでとうございます。

あまり心配はしていませんでしたが、それでも、老師が不愉快な思いをされることもなくてよかったです。


Re: 意欲的
投稿者:出水の鶴 投稿日:2012年10月 4日(木)19時56分17秒 返信・引用

> No.138[元記事へ]

本日大阪長居公園にて講習会に参加致しました。

老師から間違った動作をチェックしていただいたり技について教えていただき有意義な時間でした。また大阪に行く機会があればまた参加したいと思います。


戴氏心意拳大阪講習会
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年10月 8日(月)07時21分1秒 返信・引用

只今、王喜成老師による大阪講習会、爆発力絶大の中、開催中です。
今回の講習会では、「戴氏心意六合拳 技撃精要」の効果もあってか、これまで熱心に練拳さている人に加え、新しい人たちも参加され賑やかな会になっています。
丹田功や歩法、双把、といった基本的な練習をしながらも、もう何年も練習をしている人には、抜浪顧手、連環手、五行、四把などを学んできている人たちには次の新しい段階の練習や様々な技撃用法を示範され、さらに戴氏心意拳の奥深さと精妙さを感じさせてくれます。まさに目から鱗の数々です。技撃では、100kgを越えた方々も(失礼!)いらっしゃるのに、王喜成老師は軽々と吹っ飛ばし、彼の功力の大きさを改めて感させてくださいます。
重動、軽動をきちっと分けた、丁寧な練習から、重動と軽動が相交わり霊動へと昇華さていくその道筋を提示され、参加者それぞれが各々の課題をもちながら練拳されている様は、まさに中国伝統武術そのものをそのままの風格を持っているといっていいでしょう。
「同じ場所にとどまっていてはいけない。一歩一歩歩いて行くことが大事だ。障子に穴を開けていくように細かな作業を行い新しい課題を拓いて行かなければならない。」と情熱的に語られる王喜成老師の言葉は、私たちの心に響く。
夜の懇親会では、王喜成老師が戴氏心意拳の歴史や近況などを詳しく語られ、あまりにもマニアックな世界に酔いしれることでした!
今回は、高知の葛目さんが王喜成老師に拝師され、戴氏心意拳の門人として歩まれることになりました。喜成老師は、
「葛目が上手くならなければ、師父である私の責任だ。これからは、学生とは、異なる練拳をしていく。これまで拝師しているものたちとも家族になったのだから協力して力を尽くして欲しい」という話をされ、また私たちも気持ちを新たにすることでした。


祝大阪講習会
投稿者:k 投稿日:2012年10月 8日(月)09時34分18秒 返信・引用

大阪講習会も盛況のようですね!

会の成功は色々の要素があると思いますが、うさぎさんが指摘されているように書籍の出版も大きいと思います。
やはり、戴氏のような武術はテキストがあった方がいいのではないでしょうか。
最終的には拳譜となるとおもいますが、初めからでは荷も重いので、その意味でも書籍の貢献度は大きいと思います。

私の乏しい練拳体験でもこの拳が練拳者を裏切らないことは断言できます。

新しく拝師された方もいるようですが、何年か後に同じように感じて頂けると嬉しいです。


Re: 戴氏心意拳大阪講習会
投稿者:農家 投稿日:2012年10月 8日(月)19時37分29秒 返信・引用

> No.141[元記事へ]

はじめて書き込みさせていただきます。

今回の大阪講習会には4、6日に2コマずつ、明日香村から参加させていただきました。ありがとうございます。時間の都合で夕方には失礼させていただいたのですが、夕食をいただきながら、マニアックなお話で盛り上がったそうで、うらやましい限りです。次回からはそのあたりもDVDの撮影をお願いいたします。

また次回の講習会にはぜひ参加させていただきます。よろしくお願いいたします。
(恥ずかしい思いをすることの無いように練習をした上で!)


前を見て歩く
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年10月 8日(月)22時51分40秒 返信・引用

 東京講習会に引き続き、本日、大阪講習会も終了いたしました。9月28日の来日から、明日9日の12日間、ほとんど息次ぐ暇もなく講習をしてくださいました王喜成老師には感謝に絶えません。本当にご苦労様でした。中国に帰られましたら、ゆっくりしていただくことを願います。
 私が言うのもおかしいが、喜成老師の発勁は、王映海師父と似てきた。仲廉老師は、早くから戴氏心意拳を大成され、その変化は尽きることがない人だった。まさに天才だったと思う。王映海師父からすべてを受け継ぎながらも、その類まれなる才能は、新しい何かを生み出していった。
 王映海師父は、我が攻めたかと思った瞬間、非常に柔らかい力ですっと、気づけば接吻をするほどの距離に入られ我が身は浮き、大きく弾き飛ばされた。王喜成老師はいつの間にか映海師父の発勁を感じさせるようになった。数年前の激しい発勁だけでない何かを身につけていらっしゃることに今回の講習では何度も何度も映海師父の影を感じさせた。
彼は、映海師父の指導に就き過ごした若い日々の環境の良さがあったのは、彼の現在を作ってきている大きな環境だったのだろうと思う。しかしそれだけでない。日々の練拳の努力が
彼を成長させているのは確かなことだろう。
 私たちは、彼がいつも私たちに言う「慢心してはいけない。できていると思ってはいけない。留まっていてはいけない。いつもうつむくのではなく、前を向いて歩く気持ちが大切だ」という言葉を胸に刻みながら、私たちもまた歩いていかなければならない。
 21日には関西支部の定例練習会も早速行われるようですね。http://8241.teacup.com/kansai/bbs
 「農家さん」ひと月前よりも上達されていることにびっくりしました。正しい方法をよく記憶され練習されていることがよくわかりました。
 




ありがとうございました
投稿者:鵲 投稿日:2012年10月 9日(火)22時10分44秒 返信・引用

今回も関西支部の皆さんにはお世話になりました。王喜成老師の通訳、送迎、ビデオ撮影、拝師式の準備などお疲れさまでした。今回は別の用事と重なったので直前まで迷いましたが参加して良かったです。王喜成老師より繰り返し指導された外形とは別の内面の重要さなど得るものが多い講習会でした。新たに参加された方が数人いらっしゃったのでまた来年が楽しみです。本当にありがとうございました。


有り難う御座いました。
投稿者:土佐の光龍 投稿日:2012年10月10日(水)17時51分33秒 返信・引用

10月7日は有り難う御座いました。
これからも、更に精進致しますので、ご指導を宜しくお願い致します。


レビューが
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年10月13日(土)06時54分57秒 返信・引用

アマゾンの書籍のレビューが、ひとつ増えていますね。
我らが学んでいる武術の評価してくださるのってやっぱり嬉しいですよね。
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%B4%E6%B0%8F%E5%BF%83%E6%84%8F%E5%85%AD%E5%90%88%E6%8B%B3%E6%8A%80%E6%92%83%E7%B2%BE%E8%A6%81-DVD%E4%BB%98-%E6%88%B4%E6%B0%8F%E5%BF%83%E6%84%8F%E6%8B%B3%E7%AC%AC%E5%85%AD%E4%BB%A3%E4%BC%9D%E4%BA%BA-%E7%8E%8B%E5%96%9C%E6%88%90%E3%83%BB%E8%A2%81%E5%A4%A9%E8%BC%9D/dp/4902573822/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1350078644&sr=8-1



六合理論

2014-09-13 12:03:58 | 理論―陰陽五行、名言集
六合について
投稿者:濠 投稿日:2012年 9月17日(月)21時03分9秒 返信・引用

>Kさん

ご無沙汰しております。

心意と形意、陳式の三三拳譜は似たような内容だそうです。
(三三拳譜は実物を見たことがありませんので、あくまで聞き伝えです。)
まったく同じ理論と練習方法であるかはわかりませんが、表に出ている用語はほぼ同じですよ。


Re: 六合について
投稿者:k 投稿日:2012年 9月18日(火)05時45分14秒 返信・引用

> No.115[元記事へ]

濠さんへ

ご返事有り難うございます。

> 心意と形意、陳式の三三拳譜は似たような内容だそうです。
> (三三拳譜は実物を見たことがありませんので、あくまで聞き伝えです。)

以前M先生から拳譜は心意と刑意では同じだと聴いたのですが、少し違っているのですね。

> まったく同じ理論と練習方法であるかはわかりませんが、表に出ている用語はほぼ同じですよ。

六合の理論は同じなのでしょうか


Re: 六合について
投稿者:濠 投稿日:2012年 9月18日(火)09時17分25秒 返信・引用

> No.116[元記事へ]

kさん、うさぎさん

おはようございます。

> 以前M先生から拳譜は心意と刑意では同じだと聴いたのですが、少し違っているのですね。

M先生のおっしゃるとおりです。
違いはありますが、ほぼ同じです。
例えば、戴氏の十六処練法は形意では十六処、
束展が舒展になっていたりします。
聞き間違い、口伝であるため、文字にするときに理解の違いからくる書き違いなどにより、
そうなったのかと思います。

> 六合の理論は同じなのでしょうか

私が習ったところは、大まかに同じです。
・宇宙(上、下、左、右、前、後)
・六陰六陽
・心、意、気、膝、くあ、足、形、肘、手
・神、意、気、膝、くあ、足、形、肘、手
・精、気、神、手、眼、身
・鶏腿、龍身、熊膀、鷹爪、虎抱、雷声
一般的にはこれらのどれかになります。
もちろん、伝承、理解そして業種の違いにより、異なるものもあると思います。


心と意が合う。
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月20日(木)20時40分30秒 返信・引用

心意拳、とか心意六合拳というぐらいですから六合って核心的な理論だと思います。
もちろん、それを体現して行くように練拳していくわけですがそれが難しい。
kさん、他の武術でも六合は同じかという疑問は「六合」理論がある武術は、中国武術であればだいたい同じだと思います。
違うとすれば、武術流派の違いというよりも、個人のとらえかたであったり、レベルであったりそういうものの違いによって違ってきているのかもしれません。
陳氏太極拳図説の中で、心は将軍とたとえられています。心は、全体の指揮をする役割を持つ。この場合は、日本語の「こころ」という言葉よりも脳の役割と考えれば良いでしょう。わかりやすいですよね。内五行でいう、心は今でいう、心臓の機能と脳の機能とを含む。六合でいう心というのは、現代的な表現に無理に分類すれば脳の機能と考えていいのだと思います。


根を作る

2014-09-13 11:26:08 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系
根を作る
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月 9日(日)21時10分36秒 返信・引用

昨年植えたぶどうの木にたくさん葡萄ができたときの喜びってないですよね。うわあ、こんなに一つの樹からたくさんの房がなるんだってびっくりしましたし、たくさんぶどうがたべられるってうれしくなった。この小さい葡萄を大きく育てるのはどうしたらいいんだろうとインターネットで調べると、「二年目のぶどうの木の房は小さいうちに全て刈り取らなければ、次の年から葡萄はならない。二年目は、根を太らせるのです。」と書いてあり、なくなく刈り取ったわけです。こんなていれの仕方って割に多くて、マリーゴルードは、茎が細い頃から蕾が突き出すとどんどんとっていく。しっかり根を太らせてから花を咲かせる。
人も同じですよね。早期教育で、小さい頃から、鍛えれば、アクロバティックなこととか、すごく難しい問題だとかができるからと、その時期、時期に大切なことをやっていかずに、トレーニングされた子は、健全な発達をしていかない。武術も、丹田功や歩法で養うものをしっかりと養ってから,様々な技法や変化だけを学んでいくと、覚えるのは簡単だから、すぐに覚えられる。しかし、用はなさない。功は焦ってはいけない。というのはそういうとなんだなと思います。先に先に進みたがる自分にストップをかけて行くことも自分の功を高める、重要でかえって進歩の早道の方法だということ、根を太くし大きな実を育てて行く方法なのだと思う今日この頃です。


意至れば血至る
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月13日(木)21時02分3秒 返信・引用

kさんへ
書きなぐった投稿へのご返事ありがとうございますm(_ _)m。
文章は書きなぐりがいいですよね。あまり論文のようにまとめようとすると大変ですから。
とは言っても、kさんの文章はいつもすごくわかりやすいです。
>意と気が合う。これは「身法六要」を意識して「気を丹田にあつめる。つまり、丹田を回転させる」ことではないかて
解釈しています。
気が集まるのは、丹田ですから大きなポイントですよね。滾丹田を行うことで気が集まるのも実際ですよね。
六合は理論ですから、部分的な要領というよりも、全体を表しているとも言えますね。
意至れば気が至り、気が至れば血至るともいい、丹田功の予備式として、、無極式、太極式を重視するわけですが
太極式に入っていくだけで、血流が多くなったり、身体が暖かくなってきたり、といった現象が起きてくる。それは、
静という意識を行うことで、気が生じ、血を働かせている一つ例だと言えます。
>気と力が合う
これは「丹田の回転と同調して身体の筋肉が収縮し力が出る」ことではないかと解釈いています。最後の
>心と意が合い
についてはよくわかっていません(^_^;)。
以下は想像です。妄想といった方が良いかもしれません。

「内省の武術」の続きになるのですが、ヨガの行者の中には心臓を意識的に止める人間がいるらしいのです。
もっとも完全に止めるわけではなく(電気ショックで蘇生できる可能性のある)微振動状態にしているのですが、現代科学ではこのような動きのコントロールは自律神経がおこなっており、意識的に心臓を止めたり、動かしたりすることは「現代科学への挑戦(科学者談)」だそうです。
どうやってこの状態にするかの医学的なメカニズムは不明なのですが、意識的に「ゆっくり呼吸して段々心拍数を少なくしていき最終的に心拍数を0にする(ヨガ行者談)」ということだそうです。
呼吸法自体は意識的に胸を動かす操作と言うことになると思いますが、このヨガ行者の胸の動きを第三者が正確に再現したとしても心電図を「たいら」にすることはできないのではないでしょうか。
実は私はこの時抜け落ちている要素が「心」ではないかと思っています。
「心と意が合って」初めて自律神経で動いている心臓の動きをコントロールできる のではないでしょうか。

「気とは生理的解釈するとこうゆうことではないか」と仮定して中国に行ったことがありました。ただ、この仮定ですと頸を発する時は毛穴が開かなくてはならないのです。

ところが霍先生のデモでは鳥肌が立ちます。

解釈が間違っていたのかなぁ と思っていたのですが、何かの機会に「頸を発すると毛穴は開き、その後その反動で毛穴が閉じ、鳥肌が立つ」と説明を受けてやはり自分の解釈が正しいのではないかと思い直したことがありました。

「戴氏心意六合拳」の中にも、上級者が頸を発すると鳥肌が立つ という記述がありますが、本来は自律神経に依存しており意識的にコントロールできない毛穴の開閉も、「心と意が合う」とコントロールできる と言うことなのではないでしょうか。

ただこの点については(前にも記述しましたが)私自身も未体験なのでよく判っていません。
その意味でもうぎさんと同様に続編の発刊を心待ちにしています。

故植芝盛平は自分の発言について「何を言っているかわしにも判らん!」と豪語したことがあるそうです(^_^;)。

書いた当人も意味不明の長文、大目にみてやってくださいm(_ _)m。


Re: 意至れば血至る
投稿者:k 投稿日:2012年 9月14日(金)18時49分1秒 返信・引用 編集済

うさぎさんへ

ご返事有り難うございます。

私自身は六合の理論についてもほとんど知識がありませんでした。

「心と意が合い、意と気が合う。気と力が合う。」以外の知識は「戴氏心意六合拳」で初めて目にしました(^_^;)。
うさぎさんの解説をもとに明日もう一度読み直してみようと思います。

私は諸事情で参加できないのですが、講習会頑張ってください。
参加された方のレベルアップという成功に裏付けられた講習会の成功をお祈りしております。

会を主催しているM先生が今日帰国されるので私の方は明日の練習会で頑張ろうと思っています。

新聞報道によると中国で日本人を襲った事件が四件程発生したとか。
戴氏心意拳を修めたM先生が無頼漢に遅れをとるとは思いませんが、講習会の成功と共に無傷の帰国をお祈りしております(^_^;)。



9月練習日程

2014-09-13 09:59:48 | 行事予定ー練習日程、講習会等
◦2(火)19:30~20:40
◦6(土) 19:30~20:40
◦7(日) 9:30~11:00
◦9(火)19:30~20:40
◦13(土)19:30~20:40
◦14(日) 9:30~11:00
◦16(火)19:30~20:40
◦20(土)19:30~20:40
◦21(日) 休み
◦23(火)休み
◦27(土)休み
◦28(日) 9:30~11:00
◦30(火) 19:30~20:40

六合

2014-09-13 09:48:36 | 理論―陰陽五行、名言集
六合
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月 2日(日)21時31分30秒 返信・引用

kさん
》最初戴氏心意拳を学び始めた時は「心意」の「意」は「意識」のことではないかと解釈しておりました。
まぁ、「顎を殴ってやろう」といった「意識」です(^_^;)。この解釈は今も変わっていませんが、現代医学風に言え
ば「顕在意識」と言うことになります。
それにたいして「心」は動作を繰り返して身体が無意識に動くことを意味しており、いわゆる「潜在意識」ではな
いかと考えておりました。
しかしながら私が調べた範囲では「潜在意識」にはそのような解釈はないようです。
大体全ての運動は意識すると同時に身体が無意識に動かないと話になりません(^_^;)。
そなんこともあり「心意」の「心」は何を意味しているかが気になっておりました。
心意拳の「心意」は、主に伝統的には二つの意味があると思っています。
一つは、「戴氏心意六合拳 技撃精要」のP13~書いてある、「武芸の伝承」ー戴隆邦授拳規則に書かれている「心意拳という文字の意味するものは…」という下りの意味するものです。
人心が人心と交わることによって、初めて伝える拳、心意によって伝えられる拳だということ。
この意味では、日本人が心が大切と言ったりすることと同じ意味だと思います。
もう一つは、六合理論で言われる「心と意が合い、意と気が合い、気と力が合う。」の心意です。
この場合は、内と外がどうつながりあっているか?内がどうつながりあっているか?という理論ですから、心と意のつながり、意と気のつながりを言っていますよね。この場合の心は心に写ったもの、イメージといったもの。意とは意識、意志といった方向性を持ったもの。と考えるのが妥当かと思います。どちらも脳の働きであるわけですけれど、それを、心と意とに分けて考えているところに、意義があると思います。
その意味で、kさんの考えられた、顕在意識と潜在意識の考えは、なるほど、と思いました。


バランスー陰陽五行から考える
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月 2日(日)22時17分30秒 返信・引用

「空腹が人を健康にする」って一理ありますよね。食べ過ぎは良くない。食べ過ぎの人は、腹を減らせるって大事なことですよね。一方、食べなければ、力や元気は出ませんし、ダイエットで体を壊してしまう人は数しれません。大切なことは、極端に走らず、過不足なくバランスよく食べること、よく運動し、体を巡らすことだと思います。
炭水化物は、太るからと、一切食べない人、肉食はコレステロールをあげるからと、菜食主義に走る人、レモン何十個分のビタミンCが一粒で採れるタブレットを高いお金を使って買う人・・・・・・・
いろいろいるわけですが、極端に走っていないか心配になることがあります。
およそ食べられるものと言われているもので、食べてはいけないものってないですし、逆に、これさえ食べてれば、必ず健康になれるってものもないと言っていいでしょう。どんな食べ物もバランスよく食べて行くために必要ですし、ある病をなくして行くために、ほんの少し増やしたり、減らしたりするのが、陰陽五行や薬膳の考え方です。


効く!心意拳。
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月 6日(木)19時54分32秒 返信・引用

疲れたな~とか、ストレスたまっちゃうな~とか、身体がだるいとか、重いとか、やる気が出ないとか、落ちこんじゃうとか、何か不調だなとか、苦しいこと、悲しいことがあったりとか、何かあった時は、私は戴氏心意拳をするとほとんどよくなります。私にとって戴氏心意拳は自分をよくする頼れる味方です。


内省の武術
投稿者:k 投稿日:2012年 9月 7日(金)15時16分34秒 返信・引用 編集済

内省と言う言葉はあまり一般的ではないと思います。辞書では「反省とほぼ同じ」と言った風に解説されています。
内省は元々ドイツ哲学の概念らしいのですが、英語ではreflectionがこの意味を持っています。
reflectionの本来の意味は「反射」です。

自分が一番美しいと思っている魔女が魔法の鏡の反射に「あなたは二番目!」と言われて事実を知る、つまり反省すると言った感じでしょうか。

私は戴氏心意拳は内省の武術だと思っています。

これは自分が一番強いと思っている霍先生が魔法の鏡に「あなたは二番目!!」と言われて反省したと言うことではありません。

ヨガの瞑想では、自分の心臓の鼓動を聴く と言った行法があるらしいのですが、この場合は「心臓の鼓動」が「魔法の鏡の反射」に近いのではないでしょうか。
西洋医学を知らない古代インド人が自分を知る為に座禅を組んだ時、身体の中から聞こえてくる鼓動は正に自分自身の生命力の手がかりとしての「内側を省みる、つまり内省」だったと思うのです。

戴氏心意拳の場合は「丹田の動き」が「心臓の鼓動」にあたると思うのですが如何でしょうか。


内三合
投稿者:うさぎ 投稿日:2012年 9月 8日(土)16時26分47秒 返信・引用

kさん
内省の武術、そうだと思います。
六合理論はまさに、それですよね。
心と意が合い、意と気が合う。気と力が合う。の内三合というのは、
思い描いたもの通りに力を出し、外三合ともあっていく。ということですよね。
六合理論は、現代的な言い方をすれば、脳と身体の関係理論でしょう。
「戴氏心意六合拳 技撃精要」の中には、六合については、概論だけで、深く意味を掘り下げていませんから、
続編!に期待するところですが、普段の練習の中では、この六合については、細かく指導されるところです。
どんなイメージをもち(心),どのような意識をし(意),エネルギー化(気)し、作用させていくか(力)というのは、具体的な練拳の中に常になければならないし、単練であっても、対人練習であっても同じですよね。六合が内面化して行く作業が武術の練拳には非常に重要でそれがなければ、戴氏心意拳ではなくなるし、ただの体操でしかなくなるとおもいます。六合の中には、必ず気、陰陽、三才、五行が存在していますし、それに裏打ちされた六合でなければ、意味はない。
武術をしても効果がなかったとか、体を痛めてしまったという人がいますが、気、陰陽、三才、五行、六合を練拳の中で理解し、実践していかなければ、ただの体操にしかならず、無理な練習をしてしまう結果だったということも多いよに思えます。
plan do refrectionという三つの作業は、doの中で常にplan,もrefrectionも行われるように練拳するということなのでしょう


Re: 内三合
投稿者:k 投稿日:2012年 9月 8日(土)21時46分13秒 返信・引用

うさぎさんへ

書きなぐった投稿へのご返事ありがとうございますm(_ _)m。

>意と気が合う。
これは「身法六要」を意識して「気を丹田にあつめる。つまり、丹田を回転させる」ことではないかて解釈しています。
>気と力が合う
これは「丹田の回転と同調して身体の筋肉が収縮し力が出る」ことではないかと解釈いています。最後の
>心と意が合い
についてはよくわかっていません(^_^;)。
以下は想像です。妄想といった方が良いかもしれません。

「内省の武術」の続きになるのですが、ヨガの行者の中には心臓を意識的に止める人間がいるらしいのです。
もっとも完全に止めるわけではなく(電気ショックで蘇生できる可能性のある)微振動状態にしているのですが、現代科学ではこのような動きのコントロールは自律神経がおこなっており、意識的に心臓を止めたり、動かしたりすることは「現代科学への挑戦(科学者談)」だそうです。
どうやってこの状態にするかの医学的なメカニズムは不明なのですが、意識的に「ゆっくり呼吸して段々心拍数を少なくしていき最終的に心拍数を0にする(ヨガ行者談)」ということだそうです。
呼吸法自体は意識的に胸を動かす操作と言うことになると思いますが、このヨガ行者の胸の動きを第三者が正確に再現したとしても心電図を「たいら」にすることはできないのではないでしょうか。
実は私はこの時抜け落ちている要素が「心」ではないかと思っています。
「心と意が合って」初めて自律神経で動いている心臓の動きをコントロールできる のではないでしょうか。

「気とは生理的解釈するとこうゆうことではないか」と仮定して中国に行ったことがありました。ただ、この仮定ですと頸を発する時は毛穴が開かなくてはならないのです。

ところが霍先生のデモでは鳥肌が立ちます。

解釈が間違っていたのかなぁ と思っていたのですが、何かの機会に「頸を発すると毛穴は開き、その後その反動で毛穴が閉じ、鳥肌が立つ」と説明を受けてやはり自分の解釈が正しいのではないかと思い直したことがありました。

「戴氏心意六合拳」の中にも、上級者が頸を発すると鳥肌が立つ という記述がありますが、本来は自律神経に依存しており意識的にコントロールできない毛穴の開閉も、「心と意が合う」とコントロールできる と言うことなのではないでしょうか。

ただこの点については(前にも記述しましたが)私自身も未体験なのでよく判っていません。
その意味でもうぎさんと同様に続編の発刊を心待ちにしています。

故植芝盛平は自分の発言について「何を言っているかわしにも判らん!」と豪語したことがあるそうです(^_^;)。

書いた当人も意味不明の長文、大目にみてやってくださいm(_ _)m。