祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

経絡と得気感

2014-09-24 20:03:01 | 理論―陰陽五行、名言集

経絡と得気感について 投稿者:濠 投稿日:2013年 1月11日(金)18時33分24秒 返信・引用


Kさん、こんにちは。
すみません、大変遅くなりました。

・内臓と経絡
>「脾の経絡上のツボに鍼を打つ」ということで筋肉に鍼を打っているのですが、日本語の表現自体が不正確なのでしょうか。あるいは、日本の鍼灸独自の考え方なのでしょう。

人体解剖しても見つからないため、筋肉だと考えられがちですが、厳密にいうと違います。西洋医学とは異なった尺度で測った人体の機能のひとつです。
中国でいう経絡は気の通る道です。しびれる、熱さ、冷たさなどの得気感が感じられるのがここです。場所は体表ではなく、奥まったところにあるものもあります。
内功鍛錬するときによく使う門派もあります。

>脾自体は西洋医学で言う「筋肉」か「骨」に対応していると思うのですが、何か考え違いがあるのでしょうか。

おっしゃる通りです。
脾の概念の一部が「肉」と手足です。ちなみに骨は腎、筋は肝、皮が肺、心が脈になります。
脾はそのほかに脾臓のもつ消化作用。気、血、津液の運行もつかさどっています。
中医でいう五臓は西洋医学のものより広いとお考えいただけると、理解しやすいと思います。

>「もしくは「脾の経絡」と「脾」は違う概念なのでしょうか。
「足太陰脾経」は脾に関係する経絡ですので、脾の概念の一部です。その主幹は足の親指の内側から太ももの内側、お腹に入ります。そして、胸まで行き、舌まで伸びる分岐と心臓に行くものを通ります。
 お読みになった本と違うのは、日本と中国の考え方の違いだと思われます。ぼくも検索で出てきた鍼灸師さんのブログで読んでびっくりしました。経絡は分岐がたくさんあるので、それでかなと思います。実際、その鍼灸師さんがいう日本式のツボは、分岐の上にありました。
こちらは僕も調べてみます。

>ひびき(得気感)について
詳しく引用してくださって、ありがとうございます。
得気感でOKでしたか。
なら、Kさんはすでに体験されていますよ(^^
丹田が回る、特定の部分がしびれる、熱くなる……などが得気感です。
鍼灸では患者が刺したツボに感じるのものほか、医者が針を進めた時に重く感じるなどの現象があります。
日本で言わないのは、違う発展をしたためのほかに、針が細いからではないかと個人的に考えています。
硬気功の達人に拳は効きにくいけれど、指が有効なのと同じ原理かと思います。






Re: 経絡と得気感について 投稿者:k 投稿日:2013年 1月12日(土)08時32分55秒 返信・引用


濠さんへ

> Kさん、こんにちは。
> すみません、大変遅くなりました。

こちらこそ申し訳ありませんでした。

> ・内臓と経絡
> >「脾の経絡上のツボに鍼を打つ」ということで筋肉に鍼を打っているのですが、日本語の表現自体が不正確なのでしょうか。あるいは、日本の鍼灸独自の考え方なのでしょう。
>
> 人体解剖しても見つからないため、筋肉だと考えられがちですが、厳密にいうと違います。西洋医学とは異なった尺度で測った人体の機能のひとつです。
> 中国でいう経絡は気の通る道です。

私もウキペディアで少し調べてみました。

先ず、
「経絡(けいらく、Meridian)の経は経脈を、絡は絡脈を表し、古代中国の医学において、人体の中の気血榮衛(気や血などといった生きるために必要なもの、現代で言う代謝物質)の通り道として考え出された。」
更に、
「経脈は十二の正経と呼ばれるものと、八の奇経と呼ばれるものがある。正経は陰陽で分類され、(中略)陰経は臓に属して、陽経は腑に属する。」
ここで、言及した蔵と腑は
「精・気・血を備蓄する蔵するという機能の総称」であり、
「臓とは精・気・血を備蓄する蔵するという機能の総称である実質性臓器。」であり、
「腑とは臓とは異なり空間のある構成で精・気・血を動かす働きをする中腔性臓器」と解説されています。

つまり、五臓六腑は「筋肉の総称」ではなく、「機能の総称」なのですね。
そして、ツボとは「経絡上に存在する経穴の一般名称」となっています。

もし、この解釈で良ければ
「「経絡上のツボに鍼を打つ」ということで筋肉に鍼を打っている」の正確な記述は
「経絡の一部が筋肉の中を通っており、その上に存在するツボを鍼で刺激する」ということでいいのでしょうか。

なお、上記の解説では「五臓六腑は現代医学の解剖学的具体的臓器そのものではなく」という記述もあるのですが、
Yahoo知恵袋のベストアンサーでは「中空性臓器…袋状、もしくは管状の臓器で、食道・胃・小腸・大腸などの消化管や、膀胱などがこれにあたります。??実質性臓器…内部に固有の形態・機能を有する臓器、ひいては内部にも組織が充実している臓器をいいます。肝臓・腎臓・膵臓などがこれにあたります。」と解説されていますが、このへんはご愛嬌ということで良いのでしょうか。

お時間のあるときにでも「気がむいたら」ご返事下さい。






気感と得気感 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月12日(土)12時41分27秒 返信・引用


気感とか得気感といったものは、戴氏心意拳でも、重要な分野だと思います。それをかんじたり、その感じが体のどういう表れなのかを知っているだけでも、戴氏心意拳をのどのように練拳していけばよいのかということがわかってくるし、戴氏心意拳だけでなくその人の健康にも生活にも多いに役立って行くものだろうと思います。「続 戴氏心意六合拳 技撃精要」や普段の練習、講習会などでも深めて行きたいところですし、その感覚と戴氏心意拳の練功との関係は私たち練拳者にしかできない分野でしょうから、互いに頑張って行きましょう。





経絡と五臓 投稿者:濠 投稿日:2013年 1月12日(土)15時36分15秒 返信・引用


>kさん

その通りです!
補足すると、経が縦の道、絡が横の道になります。
経が主で、洛がその分岐です。
縦が雄大で、横が精妙なところが、拳芸に似ていますね(^^

五臓六腑は、まさにkさんが考えられている通りです。
「機能の総称」です。
wikiとYahooのベストアンサーとの違いについては、「五臓六腑は現代学解剖学上の臓腑のほかに、概念や機能などを含む」からでしょう。
また、「三焦」は現代解剖学上、存在しないものです。
そのため、言葉が足りず、wikiのような表記になったと思います。
『黄帝内経』の『霊枢・経水』に人体解剖した記録がありますので、内臓を排除しているわけではありません。
この辺が少しややこしいところですね(^^

>うさぎさん
ですね。
お会いできる日を楽しみにしております。






Re: 経絡と五臓 投稿者:k 投稿日:2013年 1月12日(土)18時36分32秒 返信・引用 編集済


> No.245[元記事へ]

濠さんへ

大きな間違いがなくて良かったです(^_^;)。

日本少林拳同盟会の川口先生の12月12日付けのブログで「腹を一時間くらい掛けてじっくりと温めました。」と言う記述と共に「古典による腹診図」を掲載しています。この図に限って言えば「腹の筋肉の臓器対応図」といった趣なのですが、まぁ「この機能を正常にしたければ、この辺りを暖めなさい」といった感じなのでしょうね。

この辺は中国文明の大らかなところかもしれません。

霍先生も「下腹部の回転」も「下腹部の一部」も、両方とも丹田と呼んでいますしね(^_^;)。

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重動と軽動

2014-09-24 19:52:46 | 理論―陰陽五行、名言集
重動と軽動 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 8日(火)22時21分36秒 返信・引用


話題は、流行に流されないで、前の話題も気になるものは残していきましょう。話題の流れと別のものでもいいですよね。いろいろあったほうが楽しい。
おしゃべししながら、深めていけるものは深めていったに越したことはないですし。
「快動と慢動」、「重動と軽動」、「明勁と暗勁」それぞれは、違う概念ですから、快動が重動である。といった対応ではないですね。快動にも慢動にも、重動はあるし、快動にも慢動にも軽動はある。外からは見えにくいから感じていくしかない。老師と手を合わせして感じながら練拳していく中で感じとり体得していくしかない。
初学時は、「快動で重動を打て」と対応した表現で言われることも多いので、快動が重動なのだと思ったりもする。ある程度できるようになると、快動で軽動で打てなどといわれる、ものだから固定的に捉えていた者にとってみれば、これまでの概念がくつがえっていく、自分の固定概念が崩れていく、それ自体が進歩であり成長であるのかもしれません。そんな訳がわからなくなることを通して、また新しい境地といったものが見えてくると思うのです。
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丹田

2014-09-24 18:44:22 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

ミステリーその1 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 3日(木)05時20分9秒 返信・引用


日本に帰ってから改めて見るとやはり下腹部が少し大きくなっているような気がします。少なくとも形状は変化していました。

中国料理で太った可能性も考えたのですが正月で料理を食べながらゴロゴロして太った時もこのような体型の変化はなかったのでこの考えは(自分の中で)却下! という結論に達しました。大体中国ではゴロゴロはしていませんでしたしね(^_^;)。

次に考えたことは 盛んに下腹部を動かしたので腸の位置が変わって単に下腹部の形が変わったのではないか ということでしたが、調べてみると手術なので腸の位置が変わってもスグもとに戻ってしまうということなので、この考えも却下! となってしまいました(^_^;)。

結局短期間で下腹部の形状が変わった現象については原因が判らないまま「ミステリー」として残ってしまったのですが、よく考えればより不思議な「ミステリー」が解決しないまま残っています。

更に読んでやろう という方は「ミステリーその2」をご覧ください。





ミステリーその2 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 3日(木)05時22分46秒 返信・引用 編集済


「より不思議なミステリー」とは下腹部の一部が回転するように動くことです。先ず、「気のせいではないか」と言う可能性については感覚的にハッキリしていますし、手で触って確認することも出来るので「気のせいではない」と結論づけました。

では「何が回っているのか」と言うことですが、「腸がこのように回転することはできないだろう」と結論づけました。回る場所は筋肉の一部で腸の中ではない という感じもありましたし。

次に考えたことは下腹部の内側にこのような筋肉群がありそれが動いているのではないか ということでした。しかし、調べた範囲ではそのような筋肉郡はありませんし、何よりも筋肉の動きという感じはしませんでした。何度も書いていますが、筋肉の一部が回転するように動いている感じがするのです。

結局何も判らなかったのですが(^_^;)、戴氏心意拳は特に時間を取るものでもないし、健康にも良さそうなので続けることとにしました。
続けていけば理解できる可能性もあると今までの経験から判断したわけです。

まとめは「これが丹田」で(^_^;)。






これが丹田 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 3日(木)05時30分29秒 返信・引用 編集済


結局「何をやっているか判らない」まま、三年程戴氏心意拳を続けていたのですが、ある日虎歩を練拳している時にびっくりしました。何にびっくりしたかはその瞬間は判らなかったのですが、もう一度落ち着いて観察しながら虎歩を行なってみると地面を押さないのに足に力が入っているのです。
このような感覚は経験したことがなかったのでその感覚にびっくりしたのでした。

通常力を出すためには外部に力点となる対象物が必要です。「暖簾に腕越し」のように暖簾を(単に筋肉を緊張させるのではなく筋力を入れて壁を押すように)押すことは難しいでしょう。箸を持って鉄アレイと同じ動作をしてもその内容は同じではありません。

ただし、これは人間に限ったことでモーターの力で棒をゆっくり出すような装置があれば「暖簾」でも「壁」でもモーターの力で同じように押すことができるわけです。「暖簾」どころか「空気」でも同じように押すことが出来ます。

丁度足が「下腹部の回転というモーターで床を押すことなく力強く押し出された」感じがしたのです。(その時の力は大変弱いものでしたが)

かって立花隆の監修でNHKスペシャルで「臨死体験」と言うドキュメンタリーが放送されたことがあります。
その内容と時間の関係で放送できなかった内容をまとめた同氏の「臨死体験」というルポルタージュがあるのですが、この書籍の中で「国連が超能力者として認めたヨガ行者」が「プラーナ(中国で言う気のようなものらしい)とは筋肉の中を流れている体液(間質液と呼ばれています)ではないか」と発言されています。

本の内容自体は忘れていたのですが、何故か太ももに少し力が入った時、「太ももの体液が下腹部に流れ下腹部の一部が動き、太ももに力が入ったのではないか」と思ったのです。

今では体液の貯水池が下腹部に出来て下腹部の形状が変わったと思っています。

読破された方お疲れさまでしたm(_ _)m。






熱い 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 3日(木)08時53分54秒 返信・引用


kさん 長文ありがとうございます。私の「陰陽と科学」は途中で睡魔が襲ってしまい中途半端になってしまいました。感覚的なものでは、足の中をドバーと熱湯が流れる感覚がしたことが何度かあります。手や腕、丹田が温かい感覚、磁力のようなものを感じるといったことは普段の練習の中でも感じられることなのですが、熱湯が足を伝うような感覚は、何度かしかありません。中国で教えを受けているとき、冬場なのです。気温が冷たいから熱く感じたのかもしれません。自分の感覚を超えたものが流れていったので、直接熱湯をこぼしたのかとか、お漏らしをしてしまったのだろうかと一瞬思い、目で自分の足を確かめたほどでした。
 夜に、戴氏を充実した練拳ができた日と全く練拳もせず、寝てしまった日では、明らかに
朝の体調や体形まで違っているのがよくわかります。
 戴氏の練拳って人の体や心を変えていく大きな力を持っていると感じます。






健康オタク話その二 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 3日(木)15時43分35秒 返信・引用 編集済


以前、朝日新聞の「腸を動かすと副交感神経が活発になり健康に良い」という記事を強引に丹田功に結びつけたことがありました。

実はこれ以前に戴氏が健康にいいという理由を三つほど(正確にはこのうちの一つは補助鍛錬も含まれるのですが)考えていました。ただ、体液の話をしていなかったので投稿はしていませんでした。

その意味でこの「健康オタク話」は「体液話」のフォロー第2弾といってもいいと思います。

以前うさぎさんがこの掲示板で「 戴氏心意拳が体にいいというのは(中略)陰陽五行説を戴氏心意拳が基礎においているというのが大きいと思います。中国医学の基礎も陰陽五行説です。」と発言されていました。この点について私の考えを述べてみたいと思います。

実は私は腰痛持ちでして時々鍼灸院のお世話になっております。
身体のつぼに鍼を刺すわけですが、この時筋肉がピクリと動くとこがあります。中国鍼の用語ではこの現象は「響き(多分この漢字でいいと思います)」と呼ばれるらしいのですが、運動等でつった筋肉が元に戻るような感じです。もしこの感じが正しければ固くなっている筋肉を刺激でほぐして、体液の流れを良くすることが鍼灸治療、つまり中国医学の一つの柱ではないかと思います。

その意味では戴氏心意拳の練拳効果は鍼灸治療の効果と本質的な部分で共通していると考えることができます。

中国医学で言う五臓は5行説を身体に適用した解釈らしいのですが、西洋医学で言う「臓器」ではなく筋肉を指しているらしいのです。例えば五臓で言う肺は西洋医学の言葉で説明すると「背中の筋肉」ということになるらしいのです。

戴氏心意拳の五行拳を練拳した時身体の筋肉の動き、つまり体液の流れがどうなっているかを観察してこれが「五臓」と対応しているかどうかを検証するのが今年の一つ目標です。
霍先生は「あまり関係ない。単なるこじつけだ。」と言っていましたが(^_^;)、やはり自分で検証してみようと思っています(^_^;)。

最後に疑問点を二つ書いておきます。ご存知の方がいたらご教授ください。

その1
鍼灸で言う「五臓」は上半身の筋肉に限定されているようですが、治療の際は足にも鍼を打ちます。これは足の筋肉は五臓を補助すると言う位置づけなのでしょうか。
五行拳も上半身の動作は異なりますが、足の動作は同じなので少し気になっております。
その2
中国鍼で言う「響き」は日本の鍼灸には無い用語らしいのですが詳しい方がおりましたらご教授下さい。また、ツボの位置も少し違っているらしいのですが日本鍼は中国鍼とは違う形で発展したのでしょうか。







大阪講習会 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 3日(木)21時00分23秒 返信・引用


2/16(土)~17(日)大阪講習会を実施します。
テーマや内容については、前回のものをさらに発展できるようにしていきたいと思っています。詳しくは後日連絡します。次回お会いでき練拳を互いに深められることを楽しみにしています。





感無量 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 1月 4日(金)09時48分5秒 返信・引用


> No.224[元記事へ]

Kさんのリミッターを外せたとは!感無量でございます。「陰にて内なる動」みたいなコトを書いてしまいましたが、それは、うさぎさんやら先輩の方の噛んで含むような説明の中から理論的に導き出した感想のこと。体感のレベルには至っておりません。お気づきとは思いますが…。今にして汗顔の思いです。「陰にて陽」があるならば「陽にて陰」もあるハズなワケで。それは技撃精要P22の「拳無拳来意無意、無意之中是真意」「(中略)意を用いて練習し、いずれは、『無意』の境地に達してくる」でしょうか。しかし、ここでは陰、陽の極地的なコトでなく、天地陰陽の自然の理のこと。吾の内を知るためには、、外に現れ出たもので知り修練を重ねれば境地(拳無拳来意無意、無意之中是真意)に達していく、のコト。次ページまとめより。しかし、それが陰、陽を貫く真理ならば「陽にて陰」のいち側面を表しているハズ?なに言ってるか、分かんねーよっ!と突っ込まれそうですが。
ある種の境地があるのは、内家拳の魅力ですよね。
「肘を外側に」の命題の解説は少し待って下さい。仕事で定時に帰れず。家でミーティングの資料やら企画書づくりに追われています。正月休みもないし(言い訳、ビンボー暇なしです)。ビデオデッキも最近壊れたしDVD版購入も視野に入れなんとかしてみます。

うさぎさんへ
書籍発行にあたり、どの表記にするかの選択は、他の箇所でもあったのではと推測します。労作を読めることに感謝しています。

妄想するより、錬拳せにゃいかん。うまいソーセージは自分で作らなきゃならん!と、思ってます。はい





選択 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 4日(金)19時53分5秒 返信・引用


土佐の川えびさん どの表記にするかは、書籍の内容ほとんどで悩みましたね。悩んでる時間  が長かったというか・・・
   今思いつくところでは、五行拳の五行理論のところ。五行拳は、それぞれ五行に属すわ  けですが、固定的に見てしまうと、五行拳、五行の価値が下がってしまうなあと思いなが  ら書きました。





謹賀新年 投稿者:濠 投稿日:2013年 1月 4日(金)21時09分56秒 返信・引用


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

うさぎさんの大阪講習会、ならびに皆様の来る大阪を楽しみにしております。

>Kさん
ご無沙汰しております。
以前、とある鍼灸学校の先生がいうには、中医学と日本の東洋医学は異なった発展をしております。
日本のものは、よくわかりません。中医学の観点だけからお答えしますね。
ご参考になることができましたら、幸いです。

質問1.
五臓六腑は筋肉ではありません。内臓やその機能、精神を含みます。
たとえば、肺でしたら、肺臓、体毛、憂いなどです。
足に打つのは、治療法によって異なります。
脾、胃、肝、胆、腎、膀胱の経絡が足にありますので、直接とるときに使っていたのでしょう。
戴氏の五行拳については、すみません、よくわかりません。
うさぎさんに期待です(^^

質問2.
すみません、響きの中国語でいう「得気感」のことでしょうか?
日本語のものに詳しくないので、申し訳ないです。
鍼灸の発展については、おっしゃる通りです。それぞれに特色があります。
使っている針からして、違いますよ。

>土佐の川えびさん
・「陰にて陽」があるならば「陽にて陰」もあるハズなワケで。
そうですね。その通りです。ちょうど太極図のあの点ですね。

>うさぎ先生
ほんとうに悩みましたね。
本気で書けば5倍には増える、あるいは3行ぐらい終わるの二択ですからね(笑





Re: 感無量 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 4日(金)21時33分35秒 返信・引用 編集済


土佐の川えびさんへ

もし私ごときの投稿で多少なりともモーチベーションを上げて頂けたならば本当に嬉しいです。

> ある種の境地があるのは、内家拳の魅力ですよね。

本当にそう思います。
実は私は拳法に関して(他のことに関してでもですが)「頭が悪いなぁ(- -;)。」と感じたことが何回かあります。

太ももに力が入り「体液の流れ」に関して気づきがあった後ひと月くらいして中国に行ったのですが、「寒いときは毛穴がとじ、間質液の流れが悪くなる」と書いた記事を事前に読み、それならば「間質液の流れが多くなると毛穴が開くハズだ。特に束から展での発頸はこの現象が顕著に現れるのではないか」と思っていました。
その時は「熟練者は発頸時に鳥肌が立つ」という拳譜の内容は知らなかったのですが、霍先生に「発頸の後の腕を診せてください」とお願いした時、(おそらく霍先生は拳譜を読んでいたと思うので)、「ほら!」という感じで(拳譜に書かれてあるように)鳥肌が流れてあらわれてくる腕を得意げに見せてくれました。落ち着いて考えれば毛穴が開くのが肉眼で確認できるわけはないのですが、その時は毛穴が締まる鳥肌が立ったので「間質液のことは勘違いだったのかなぁ」と思い、その夜はなかなか寝つけませんでした。ところが後日霍先生から「発頸をすると毛穴が開き、その反動で毛穴が閉じる」と言う説明を受けました。多少考えれば判ることですが、霍先生は発頸をした後の腕を見せてくれたので発頸時に毛穴が閉じたわけではありません。それでもその時は「そうか!!!」と思い大変嬉しかったです。この説明の前後の記憶が飛んでいることを考えても余程嬉しかったのでしょう(^_^;)。

その後はスグに(太ももだけでなく)中国語て言う腰、つまり腎に力も現れるようになったので、岳先生が著書の中で述べられている「戴氏のコンフーは背にも盛んに現れる」、つまりスグに背中にも力が入るだろう と思っていたのですが、私の場合は三年くらいはこの状態になりませんでした。

「ある種の境地があるのは、内家拳の魅力ですよね。」のレスになっていません、がもう少し待ってください(^_^;)。

実はその次に「頭が悪いなぁ!」と実感したのは2010年に開催されたうさぎさんの講習会に参加したときでした。この時はいつまでたっても背中に力が現れず、「年齢的に限界なのかなぁ」と思いながらの参加でした。「技撃精要」の63ページの元の図が掲載されているテキストで講習を受けたのですが、この図を見て「膝も回り、更に踵も回るのだ」と気づきました。
これも少し考えれば当たり前なのですが、「体液が下腹部に流れ、下腹部の一部が回転するように動く」のであれば下腹部に近い上下の筋肉から力が入ってくるハズですが、やはり早く手法が使えるようになりたいと言う思いが目を曇らせていたのでしょう。太ももに現れた力が膝方向に伸びてゆき、やがて膝に節が現れる(膝小僧が締まる)ということには考えが及びませんでした。膝小僧はおろか、踵の関節まで回転させなくては(締めなくては)ならないのだ と判った時うさぎさんに「踵まで回転させるのですかねぇ」と暗く問いかけてしまいました(^_^;)。

それでもこの講習会の後、再び太ももにも意識が向くようになり、より大きく力が入るようになるにつれて、力の入る範囲も伸びてゆくことが感じられ、これが練拳を続けるときの励みになりました。
結果として二年くらい前に背にも力が入り、この後少しして(以前投稿したように肌の)保湿性が増し、その後暫くして膝小僧に力が届くようになり(膝小僧が締まるようになり)、その後暫くして土踏まずが上がるようになり、最近本当に時々ですが、踵の関節の一部(足の外側の出っ張った部分)も締まるようになりました。
腰掛けた状態で足の指に力を入れて土踏まずが上がる時、踵の関節に手を当てて締まり方を確認しましたが、この締まり方は膝関節が締まることで生じる力で催される踵関節の締まり方とは感覚的に異なっているような気がしています。

> 「肘を外側に」の命題の解説は少し待って下さい。

戴氏版「ウィリー君を探せ」は時間のある時にでも気軽にトライしてください。
今回は二つの「大きな見落とし」について自戒の意味を込めて告白しました。「小さな考え違い」は数知れません。「ウィリー君を探せ」の答え一緒に「肘を外側に捻る」に関連した「考え違い」について白状したいと思います。





Re: 謹賀新年 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 4日(金)22時39分59秒 返信・引用 編集済


濠さんへ

> あけましておめでとうございます。
> 本年もよろしくお願いいたします。

こちらこそ宜しくお願い致します。
ご教授有り難うございました。

> 五臓六腑は筋肉ではありません。内臓やその機能、精神を含みます。
> たとえば、肺でしたら、肺臓、体毛、憂いなどです。

「脾の経絡上のツボに鍼を打つ」ということで筋肉に鍼を打っているのですが、日本語の表現自体が不正確なのでしょうか。あるいは、日本の鍼灸独自の考え方なのでしょう。

> 脾の経絡が足にあります。

「 脾の経絡が足にある」というと私が読んだ鍼灸の本(題名は忘れてしまいました、健康本の一種であまり専門的な本ではなかったと思います(^_^;))の解説とは違っています。
ただ、「 脾の経絡が足にある」とすると、西洋医学で言う足の人体組織は筋肉と骨だけですから、 脾の経絡が脾の中を走っているとすれば、脾自体は西洋医学で言う「筋肉」か「骨」に対応していると思うのですが、何か考え違いがあるのでしょうか。
もしくは「脾の経絡」と「脾」は違う概念なのでしょうか。

お時間のある時にでもご教授ください


> 質問2.
> すみません、響きの中国語でいう「得気感」のことでしょうか?
> 日本語のものに詳しくないので、申し訳ないです。

こちらこそ申し訳ないです。インターネットで調べたら「鍼のひびきとは何か」の解説で一般的には「経路現象」と言うそうで、「ひびき現象は,刺鍼や通電になどによる筋の収縮をのぞいては,主観的な感覚に属するのと,ひびきという言葉とそれが意味する内容の理解が,まちまちなために研究が困難である。」と解説され、「中国では得気という」と説明されていました。更に「中国ではこの得気感を重視し,得気が少ないと針の効果が小さいと言われます。」と言う解説があったので、「ひびき」は「得気感」のことだと思います。
まぁインターネット上の情報なのですが「報告書」として「全国鍼灸鍼麻酔学術討論会論文摘要250,循経感伝現象在人群中的分布及其基本特徴的調査,1979)」があげられていました。私にはこの報告書を読む力はありませんが、報告書に言及しているということはある程度信頼できる情報ではないかと思います。








Re: 感無量 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 4日(金)22時54分39秒 返信・引用 編集済


土佐の川えびさんへの補足のお返事です。

> DVD版購入も視野に入れなんとかしてみます。

有り難うございます。条件が許せばご購入下さい。

福昌堂で「まだ販売している数少ない中国武術ビデオの古典になる可能性を秘めたM先生入魂のビデオ」ですのでよろしくお願いしますm(_ _)m。

私は福晶堂の内情は通じていないのでが、多少でも売れ続けていると絶版になる可能性も少ないのではないかと思います(^_^;)。





今年の抱負 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 6日(日)12時26分2秒 返信・引用


皆さん今年の抱負はどうされましたか?私は「歩」にしました。昨年は「進」でした。
本の出版のことがありましたから、昨年は何が何でも進めていくという気持ちが強かったのです。今年は、ちょっとペースは落として一歩一歩進んでいくという意味で「歩」というのがいいかな?と。昨年と合わせれば「進歩」にもなりますし。
 まず今年やっていきたいのは、自分自身の功を高めていくことです。私自身、武術を二十数年もしているのにこの程度の功夫というのは恥ずかしいことだなあと感じています。追求していく武術を探しているのに多くの時間をさいてしまったなあと感じています。王喜成老師にはもっともっと指導を仰いで毎日の修練を充実させていきたいと思っています。
 他にも、王映海師父や王喜成老師、訪中時のビデオなどの編集、「戴氏心意六合拳 技擊精要」の続巻の方も進めていきたいですし、拳譜や写真の整理、まとめなども一つ一つ進めていきたいと思っています。
 皆さんよろしくお願いします。





新年の抱負 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 6日(日)14時47分10秒 返信・引用 編集済


食事をして帰ってきたらうさぎさんが「今年の抱負」を投稿されていましたので、私も「新年の抱負」を投稿したいと思います。何故、「今年の抱負」ではなく「新年の抱負」かを知りたい方はこの投稿を最後まで読んでください(^_^;)。

私の抱負は「戴氏心意拳と名前の入った練功服を作る」ことです。

そこまで貧乏なのか!! と早とちりしないでください。この件に関してはほろ苦い思い出があるのです。

現在私は山田繊維で作ってもらった襟のところに「心技太極」と刺繍された「太極拳」の服を着て練習していますが、練習場に隣接している図書館にペットポトルの水を補給しにいった時、図書館にいたガキが私を指差し、「太極拳!!」と絶叫したのです(- -;)。言うまでもなく私が練習しているのは「戴氏心意拳」であり、「太極拳」ではありません。
蹴殺してやろうか! と思ったのですが、戴氏心意拳の基礎すら身についていない私では保護者とおぼしき体格のいいおばさんには勝てるはずもなく肩を落とす以外の選択肢はありませんでした。
その時私は決心したのです。「何時か戴氏心意拳の基礎が身についてこのようなおばさんと互角にやり合える自信がついた時は戴氏心意拳と刺繍の入った服を新調しよう」と。

当時、そして今もそうですが、私が考える戴氏心意拳の基礎とは「戴氏心意拳家として身体が動く」ことであり、具体的に書けば、「股が腹を動かし、腹が肩を動かし、肩が肘を動かし、肘か手を動かす」ことと「股が膝を動かし、膝が脚を動かす」ことが先ず前提となります。いままでは「脚を動かす、つまり、梢節である足首の関節が全く動いていなかった」ので文字通り「戴氏心意拳家として身体が動いていなかった」ということになります。さらに各関節が動くだけでは不十分で「股の動きと肩の動きを合せ、膝の動きと肘の動きを合せ、さらに手の動きと(まだほとんど動いていない)足首の動きを合わせなくてはなりません」が戴氏心意拳に関してはこれが「新年の抱負」となります。

なぜ、「新年の抱負」かというと「昨年の抱負」も「服の新調」であり、「昨昨年の抱負」も「服の新調」だったので、別に「今年に限った抱負」ではなく、「毎年同じ抱負」だからです(^_^;)。

インターネット上では私のことを「戴氏心意拳の研究では著名な武術家と双璧をなすK氏」と呼んでくださる方もいるようですが、毎年「戴氏の動きが出来るようになったら戴氏と刺繍の入った服を新調する」と宣言している私を知る練拳仲間からは「狼おじさんのK氏」と呼ばれています。(^_^;)





錬功会の日常 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 1月 6日(日)22時22分27秒 返信・引用


こんなに練習をしてますよ~という記事があれば…という書き込みがあったと思うので紹介します。
地元では野外、公園で錬拳しています。都市の庭園のような公園でなく、田舎の運動場と言った感じです。公園には栴檀(せんだん)の木が何本か生えており、黄色の実がポツポツ落ちています。周囲は田んぼで、近くには中学校があり音楽部の木琴の音やらが聞こえてきます。北には、土佐日記の紀貫之旧邸跡や国分寺があり、平安調のおじゃる丸的な赴きを残した町かも知れません。まっ、いなか町です。
昼下がり、晴れで少し風があります。ウィンドブレーカーを持ってきて正解でした。いつもは、貸し切りの状態ですが、めずらしく先客あり。たぶん、レクリエーション・ワーカーと思われる方がゲームをしていました。
今日は、先生ほぼ同期のAさん、私の3人です。Aさんとは大阪講習会以来の久しぶりの再会となりました。錬拳開始。丹田功、寒鶏歩、虎歩とメインの練習が続きます。レクリエーション・ワーカーの方が来て「太極拳の練習ですか?」と聞いてきました。先生が受け答えして、脇で寒鶏歩する私。さすが、拳法と言えば名門太極拳ですね。その後レクリエーション・ワーカーさん達から「太極拳みたいなコトをしてる」と声が聞こえてきました。
錬拳では、歩幅と形を正しくし丹田を意識するようにしています。先生によると、形はまずまず良くなったとのこと。しかし、以前指摘された、虎歩より寸歩をとおり虚霊歩になるまでがまだまだ感があります。先生よりキーワードをもらっているので、なんとかなりそうです。前よりはマシになったかなと思っています。錬拳中は「無拳」とか思ってません。本を読んで余裕がある時にいろいろ考える訳です。
次に、大阪講習会のおさらいです。感想の情報交換やら磨手ができるので錬功会はイイですね。
最後に丹田功で締め、武術談義をしながら帰る。と、こんな感じです。

Kさんへ
本屋でDVD版を注文しましたが「場合により、2~3週間かかるかも」とのこと。返信、どうもありがとうございます。他の記事も興味深く、何度も読み味わおうと思います。大げさな言い方になりましたが。
うさぎさん「五行拳は固定的に見ると価値がさがる」貴重なキーワードを、ありがとうございます。





祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ 投稿者:事務局 投稿日:2013年 1月 6日(日)22時29分29秒 返信・引用


祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログが始動しました。
http://blog.goo.ne.jp/daishixinyi001
どうぞご覧下さい。まだ始まったばかりです。





体で学ぶ 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 7日(月)19時40分44秒 返信・引用


土佐の川えびさん 「錬功会の日常」ってうれしいですね。
 最近は、わたしはもっぱら、室内でやることが多いんです。外でやると気持ちがいいのですが、最近は寒いですから。





Re: 錬功会の日常 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 7日(月)19時53分17秒 返信・引用 編集済


> No.234[元記事へ]

土佐の川えびさんへ


> 本屋でDVD版を注文しましたが「場合により、2~3週間かかるかも」とのこと。返信、どうもありがとうございます。他の記事も興味深く、何度も読み味わおうと思います。大げさな言い方になりましたが。

何か強制してしまった様で申し訳ありません。
何か疑問があったら遠慮なく聞いてください。
私の解釈でよければ、喜んで返信致します。
過去の経験に照らして、理解不足、考え違いもあると思いますが、おかしいと思う点があったら是非指摘してください。
考え違い(過ち)が判ればもちろんですが、そうでなくても私にとっても良い勉強になると思いますので、よろしくお願いします。








練功の日常 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 8日(火)22時04分21秒 返信・引用


 今年三日目の練習日でした。本日は三人の人と練習しました。
「お正月は、練習はできなかったでしょう」と聞くと、「いえ、毎日やってますよ」「僕は2日からです。」とかみんな頑張ってるんだと思うとうれしくなってきました。


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陰陽と科学

2014-09-23 21:20:22 | 理論―陰陽五行、名言集

陰陽と科学 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 3日(木)00時34分29秒 返信・引用


集中、集約、凝集、凝縮したもの物質化したものを陰、拡散したもの、気化したものを陽とした。
石ころも人体も木も地球も水も血液も陰ですし、流れ、流動、心、概念、働き、気、関係、愛も精神も陽です。
科学的なものって、この陰の部分を論理的に説明することに偏りがちなところがあります。
素晴らしいソーセージを作る機械の話、丹田だとか経絡だとか、精神、神、宗教、……と言ったものは、物質的なものとは違いますから、物質的なもので説明するのは難しいですね。
この陽に属する部分というのは、丹田とは何かとか、幸福とは何か、ソーセージを作る機械の中はどうなっているのか健康とは何かということを別の言葉を使って説明することよりも、◯◯すれば幸福になれるとか、こういう働きを作れば美味しいソーセージが作れるとか、◯◯を実践して行けば健康になれると言ったことの方が大事でしょう。

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五膀

2014-09-23 21:08:45 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

関西支部では 投稿者:うさぎ 投稿日:2012年12月30日(日)11時40分3秒 返信・引用


関西支部代表のしょう・ザマさんが土日が3月ごろからは自由になるとのこと。さらに、練習が充実してきますね。関西支部は王映海師父、喜成老師が来日されるようになってからは、毎回いらっしゃっていることもあり,練拳者の方々の基礎がしっかりと身につき定着していますよね。大阪、京都、奈良のスタッフの方がしっかり戴氏心意拳を身につけ基盤を作ってくださっていて本当にありがたく感じています。
 私の方でも次回は2月中旬頃にはお伺いできたらと思っています。またよろしくお願いします。





よいお年を 投稿者:k 投稿日:2012年12月31日(月)10時00分40秒 返信・引用


一年経つのは早いですねぇ。

今年の戴氏の練習も今日で終わりです。

今後の手応えが感じられたので、戴氏に関してはよい年でした。

うさぎさん達とこの掲示板で交流できたので、その意味でもよい年だったと思います。

うさぎさんの会は来年は飛躍の年になりそうですね。

私も自分の戴氏に関しては飛躍の年にしたいので頑張りたいと思います。

来年もよろしくお願いしますm(_ _)m。


Re: 五膀 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 2日(水)07時11分30秒 返信・引用


> No.214[元記事へ]

うさぎさんへ

今年も宜しくお願いします。

> 九にしたというのは、九つの節にたいおうさせたということ?なのでしょうか?

九という数字自体は道教から来たのではないかと思っていました。
戴氏が道教の影響を受けたと言うことと、霍先生から知り合いの道士の話を聞いたことがあったので何となくそう思っておりました(^_^;)。





節とは何か 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 2日(水)14時07分0秒 返信・引用 編集済


私が高校生の頃流行った評論家に堀秀彦という哲学者がおりました。後に東洋大学の学長になったらしいのですが、その当時は在野で活躍しておりました。

彼の著作の中で次のような話が紹介されています。

ソーセージを作っている機械がある日ふと考えました。おれは来る日も来る日もこんなに素晴らしいソーセージを作っている。この素晴らしい俺様の中はどうなっているのだろう。一日だけソーセージを作るのを止めてひとつ自分の中を覗いてみよう。ソーセージを作ることを止めて中を覗いた機械はそこに原料が入っていない空の箱以外のものを見つけることが出来ませんでした。

丹田という臓器がないので丹田を抽象的な概念として捉える識者はこのソーセージを作る機械と同じ過ちを犯しているのではないでしょうか。

人体組織と人体システムは同じものではありません。(ここではシステムは「組織の動的な状態」という意味で使っています。つまり、血管や血液は人体組織であり、血液が流れることで発生する血圧は人体システムということになります。生きている人間では血圧は物理的に存在し、抽象的な概念ではありません。)

筋肉組織の中には皮膚呼吸で毛穴から吸い込んだ酸素を運ぶ体液が流れているのですが、私はこの体液の流れが「渦をまいている部分」が節だと感じています。川の「流れ」と「渦」は成分としてはどちらも「水」ですが、流れの質(方向や強さ)としては異なってた現象として捉えられるべきでしょう。

戴氏における丹田は「人体組織の臓器として存在するもの」ではなく「血圧のように人体システムの流れの中にあらわれてくる現象」だと思います。

丹田では節は「筋肉の一部が回転する現象」として現れ、関節では節は「関節の一部が締まる現象」として現れると感じているのです。

そして「この渦を発生させ(つまり各節が現れ)、下腹部にこの体液貯水池を作る(つまり、下腹部の一部が回転する現象が現れる)」ことで(壁を押す等外部に力点を作らずに)筋組織を収縮させ、筋力を出していると考えています。つまり、戴氏の頸力とは「暖簾を腕で(力強く)押すことが出来る力」であり、これが縮の時の頸力ではないかと思っています。展の時の頸力についてはもう少し練習が進んでから投稿しようと思ています。

長文失礼致しました。






大阪講習会 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2012年12月31日(月)21時45分52秒 返信・引用


大阪の講習会では、うさぎさん、段戸って頂いた方、参加者の皆さん、ありがとうございました。素人の私でも、重動、軽動を実技理論で体験できたのは霊動につながる、スゴい講習会だったと思ってます。
感じた事を言いますと。例えば、桜の木は、花が咲いたり葉が繁ると陽で、葉が落ちると陰なのでしょう。しかし、葉が落ちている桜も、春の開花にむけ根から栄養をドンドン吸い上げ、つぼみに送っている。陰と見えて、内なる活発的な陽を秘めていることもあるような…。なに言ってるか自分でも分かんない。突っ込み所満載ですが、まぁ4月から始めたばかりなので。その様なことを、主観的に感じました。

ところで、技術精要の本P45目録では「7炮、7膀、7小形」とあります。私のオタク的豆知識では、中国で特別な数字は6、8、9、6と9の公約数36等々、7はめずらしいような。イスラム教の影響なのでしょうか?それとも、4把+3拳?。「7炮、7膀、7小形」は同じテクニックで7炮の変化形が7膀で、さらに変化すると7小形になるのではと、妄想は広がっていくわけで…。はたまた、そんなコト考える暇があったら、丹田功したほうがイイですよー、ということでしょうか?

私事ですが、都合にて講習会に参加しにくくなると思います。4年後には定期的に参加できるメドはあります。地元の錬功会は参加できますので、今後もよろしくお願いします。





新年明けましておめでとうございます 投稿者:土佐の光龍 投稿日:2013年 1月 1日(火)00時15分48秒 返信・引用


本年も宜しくお願い致します。





新年明けましておめでとうございます。 投稿者:出水の鶴 投稿日:2013年 1月 1日(火)00時50分37秒 返信・引用


> No.204[元記事へ]

昨年は大変お世話になりました。
本年も更なる進化のを目指して日々精進して参りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。





明けましておめでとうございます 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 1日(火)07時15分38秒 返信・引用


本年も宜しくお願い致しますm(_ _)m。





明けましておめでとうございます 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 1日(火)11時20分29秒 返信・引用


新年になりました。目が覚めると外界はよく晴れ、おー新年だとビックリでした。
みなさんも早速のあけおめ投稿有難うございます。
kさん、老師は違っても同じ戴氏心意拳ということで、昨年も仲良くしていただきありがとうございました。
こんなオープンな関係が持てることはありがたいことですし、互いに高め合っていけることだと思います。
土佐の川えびさん 重動や軽動について語り、感じながら練拳ができるというのは、戴氏の練拳をされる方達のレベルが上がってきたからだと思います。套路をいくつ覚えたといった収集型ではない、質を問うていくものになってきた。
重い動き、軽い動きは外形ではなく、質の問題だし、一定のレベルに達した人にしか見えないし、実践して行く人にしか感じられない。そのような質を共有できる仲間が増えて行くことって幸せなことだと思います。七については、私も教えて欲しいところです。拳譜の中にあるのは、「七星」とか「七疾」とかもあります。
土佐の光龍さん 今年は高知での戴氏心意拳の発展が楽しみな一年になりそうです。コツコツやり続けると、練拳者は同時に社会人でもあるので、忙しい時、苦難の時などもある。練習ができない時もある。だけど、コツコツやり続けようという情熱と行動力があれば、きっといつか芽がでてくるとおもいます。互いに頑張って行きましょう。
出水の鶴さん 前回の王喜成老師の講習会から出水の鶴さんの戴氏心意拳は格段に進歩されたと思います。日中の関係が非常に悪化する中で来日される喜成老師に対して、出水の鶴さんは、遠方から参加し敬意を表しなければという気持ち、それが大きな進歩につながったのだと思います。戴氏が「人心見人心」と昔から大切にしてきたことの実践だと思います。講習料を払って商品として技を購入するものとは、似て非なるもの。雲泥の差があると思います。
このような、人から人へとつながっていくものを今年も大切にして行きたいと思っています。
みなさん今年もよろしくお願いします。





Re: 大阪講習会 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 1日(火)14時11分32秒 返信・引用


> No.206[元記事へ]

土佐の川えびさんへ

はじめまして。

> ところで、技術精要の本P45目録では「7炮、7膀、7小形」とあります。私のオタク的豆知識では、中国で特別な数字は6、8、9、6と9の公約数36等々、7はめずらしいような。イスラム教の影響なのでしょうか?それとも、4把+3拳?。「7炮、7膀、7小形」は同じテクニックで7炮の変化形が7膀で、さらに変化すると7小形になるのではと、妄想は広がっていくわけで…。はたまた、そんなコト考える暇があったら、丹田功したほうがイイですよー、ということでしょうか?

霍先生の説くところによると「昔、戴氏心意拳では、全身全ての節(肩、肘、手首、足首、膝、股、丹田、胸、頭)に9つの拳法があったと言った。だから9×9で81の拳法があったことになる。しかし多くのものは失伝した。私は研究して(霍先生のところの)5膀7炮をもともとの理論に合うように増やして9膀9炮にした。」なのだそうです。

いつか土佐の川えびさんもこのレベルの研究ができるようになるといいですね。

ご参考までに。





大阪講習会 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 1月 1日(火)21時09分24秒 返信・引用


> No.211[元記事へ]

返信ありがとうございました。まさか、Kさんから説明していただけるとは…。私は果報者だと思います。丹田をも節ととらえるとは、驚きです。
Kさんの次元が見えるようになるかは分かりませんが、知識変重にならないよう、地道に錬功を続けたいです。
霍老師のビデオを持っています。付録映像の総合套路、五行拳を何度も見てしまいました。その頃は、載氏に縁が持てるとは思っていませんでした。

うさぎさん、励ましありがとうございます。がんばっていこうと思います。





明けましておめでとうございます 投稿者:バンビちゃん 投稿日:2013年 1月 1日(火)23時49分10秒 返信・引用


今年の年越しは、除夜の鐘を聴きながら外で丹田功をやっていました。 家族がみな、早く寝静まったので・・・。  今年もみなさま、どうかよろしくお願い致します。





五膀 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月 1日(火)23時54分32秒 返信・引用


「戴氏心意六合拳 技撃精要」の目録の中では、五膀、七膀が通常いわれますので分類上、七膀を採用して記録していますが、王映海師父も五膀という表現もしていました。五膀の五は、五つの方向ですよね。。直(真っ直ぐ)、起(上)、落(下)、里(内)、ばい(外)。だから臥虎膀、望眉膀も落ですから、どちらを五膀にいれていても、正しいわけです。そこのところが、戴氏の面白いところだし、深いところだとも思います。九にしたというのは、九つの節にたいおうさせたということ?なのでしょうか?





Re: 大阪講習会 投稿者:k 投稿日:2013年 1月 2日(水)07時06分31秒 返信・引用 編集済


土佐の川えびさんへ

好意的なご返信有り難うございました。

> 丹田をも節ととらえるとは、驚きです。

戴氏で言う「節」とは「関節」と解釈するより、「頸を通す(とおす)節目」と解釈した方が良いのではないでしょうか。まぁ、丹田以外は「関節」になるのでしょうが、例えば「股が腹を催し、腹が肩を催す」(94ページ)という記述は私の感覚では「股関節」ではなく「股関節の一部を締める」ことで腹(丹田)を動かす といった感じになります。ここでいう「催す」は「誘い出す。引き起こす。」と言った感じが近いのではないでしょうか。

ちなみに私の場合は、下節に関しては「股関節の一部を締める」ことで生じた頸で「膝小僧関節の一部を内側に締める」ことで生じた頸が「土踏まず」を引き上げています。また、上節に関しては含胸と丹田の回転で動かした「肩関節」で「肘関節」を内側(や外側)に締めています。

引気法の場合は手が弧を描いて上がっていきますが、この動きは主として背中が丸まることで起こっており、肘そのものは身体からあまり離れてはいません(肘を内側に締める時自然に少し離れますが)
つまり、通常の動かすと言う意味での肩関節や肘関節の動きはほとんどありません。

> 霍老師のビデオを持っています。付録映像の総合套路、五行拳を何度も見てしまいました。その頃は、載氏に縁が持てるとは思っていませんでした。

福昌堂の社運を背負ったM先生渾身のビデオですので何度も見てください!!
可能ならば他の人にも見せてあげてください!!

最後に問題です。戴氏の場合は肘は身体から離さず、つまり、肘を内側に締めながら中心に持ってくることが多いのですが、ビデオの中で五行拳までで肘を外側に締める動作が二つあります。

時間がある時にでも探してみてください。

答えというか、私の解釈は後ほど投稿したいと思います。

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