昨年の最終第7局が、記者や棋士の皆さんの間でも名局と謳われて記憶に新しい、7月14日に開幕した今年の『第49期 王位戦』。
深浦 康市 王位に、羽生 善治 名人(棋聖・王座・王将)が挑戦する、「リターンマッチ」となったこのシリーズ…。
第3局までの対戦戦績は2勝1敗と、深浦王位が一歩リードしていますが、対戦戦績が拮抗している両対局者だけに、昨年のこのシリーズ同様、今年もフルセットに持ち込まれるのではないか…と、小生は予想していますが、さて…。
その第4局…舞台は長崎県佐世保市です。
ここは、深浦王位の出身地…リードしている深浦王位の「ホーム」での対局です。
しかも本局は、その深浦王位が先手番。
深浦王位にとっては、是非とも勝ちたいのではないでしょうか。
戦型は、後手番の一手損角換わりに…。
その後、深浦王位が銀を早めに繰り出し、早くも仕掛けています。
1日目は、図のように42手まで進み、後手の羽生名人が△4六銀としたところで封じ手となりました。
早速ですが、封じ手の予想を…。
第一感は▲4八飛でしょうか。しかし、全く自身がありません。
△4六銀は先手の5七の銀に当たっていますが、▲4六同銀は先手が損をしそうですし、先手にこの5七の銀を受ける手がなかなか見当たらないとすれば、飛車を4筋に転回して手を作るのではないかと…。
さて、当たるでしょうか…。
そして、勝負の行方や如何に…。
明日の夜には、勝敗が着きます。
深浦王位が「ホーム」を制し、対戦戦績を3勝1敗として、タイトルホルダーの貫禄を示す格好で、早くも防衛に王手をかけるでしょうか。
それとも挑戦者の羽生名人が、勝って2勝2敗のタイに持ち込むでしょうか。
仮に深浦王位が本局に勝つと、羽生名人の今年度の『七冠制覇』に赤信号が灯ります。
羽生名人が今年度に『七冠制覇』を達成するには、このシリーズの残り3局を3連勝して、逆転で奪取する以外にありません。
深浦王位が、「七冠ストッパー」に名乗りを挙げるのでしょうか。
色々な意味で、戦局の行方が楽しみですね…。
深浦 康市 王位に、羽生 善治 名人(棋聖・王座・王将)が挑戦する、「リターンマッチ」となったこのシリーズ…。
第3局までの対戦戦績は2勝1敗と、深浦王位が一歩リードしていますが、対戦戦績が拮抗している両対局者だけに、昨年のこのシリーズ同様、今年もフルセットに持ち込まれるのではないか…と、小生は予想していますが、さて…。
その第4局…舞台は長崎県佐世保市です。
ここは、深浦王位の出身地…リードしている深浦王位の「ホーム」での対局です。
しかも本局は、その深浦王位が先手番。
深浦王位にとっては、是非とも勝ちたいのではないでしょうか。
戦型は、後手番の一手損角換わりに…。
その後、深浦王位が銀を早めに繰り出し、早くも仕掛けています。
1日目は、図のように42手まで進み、後手の羽生名人が△4六銀としたところで封じ手となりました。
早速ですが、封じ手の予想を…。
第一感は▲4八飛でしょうか。しかし、全く自身がありません。
△4六銀は先手の5七の銀に当たっていますが、▲4六同銀は先手が損をしそうですし、先手にこの5七の銀を受ける手がなかなか見当たらないとすれば、飛車を4筋に転回して手を作るのではないかと…。
さて、当たるでしょうか…。
そして、勝負の行方や如何に…。
明日の夜には、勝敗が着きます。
深浦王位が「ホーム」を制し、対戦戦績を3勝1敗として、タイトルホルダーの貫禄を示す格好で、早くも防衛に王手をかけるでしょうか。
それとも挑戦者の羽生名人が、勝って2勝2敗のタイに持ち込むでしょうか。
仮に深浦王位が本局に勝つと、羽生名人の今年度の『七冠制覇』に赤信号が灯ります。
羽生名人が今年度に『七冠制覇』を達成するには、このシリーズの残り3局を3連勝して、逆転で奪取する以外にありません。
深浦王位が、「七冠ストッパー」に名乗りを挙げるのでしょうか。
色々な意味で、戦局の行方が楽しみですね…。