昨年の最終第7局が、記者や棋士の皆さんの間でも名局と謳われて記憶に新しい、7月14日に開幕した今年の『第49期 王位戦』。
深浦 康市 王位に、羽生 善治 名人(棋聖・王座・王将)が挑戦する、「リターンマッチ」となったこのシリーズ…。
第4局までの対戦戦績は、深浦王位から見て3勝1敗と、深浦王位が防衛まであと1勝としています。
第4局は、深浦王位のご出身の地での対局で、見事に「故郷に錦」を飾る格好で勝ちましたから、気分的にも良いかも知れません。
しかし、この両対局者…13日に『第21期 竜王戦』の本戦トーナメントで対局しており、羽生名人が、今年度に2度目の『七冠制覇』を達成するためには勝つことが必須の状況で、そこで逆転勝ちしているだけに、このシリーズの流れにも影響しそうです。
因みに羽生名人は、19日にも同じ『第21期 竜王戦』の本戦トーナメントで、今期の竜王戦1組優勝の丸山 忠久 九段に、これまた劇的な逆転勝ちをして挑戦者決定三番勝負への進出を決めているだけに、羽生名人は、追い込まれた精神状況では実はないのかもしれません。
しかも、対戦戦績が拮抗している両対局者だけに、昨年のこのシリーズ同様、今年もフルセットに持ち込まれるのではないか…と、小生は予想していますが、さて…。
その第5局…舞台は徳島県徳島市です。
深浦王位は一気に決めてしまいたいでしょうし、羽生名人は奪取のためには、残り3局全勝が条件ですし、同時に『七冠制覇』にも望みを繋ぎたいところでしょう。
戦型は、なんだか久しぶりのような気がする相矢倉に…。
その後、羽生名人が穴熊に組み替える姿勢を見せています。
1日目は、図のように59手まで進み、先手の羽生名人が▲5四歩としたところで封じ手となりました。
早速ですが、封じ手の予想を…。
正直、全く手が見えません。
持久戦模様だとは思うのですが、攻めるなら△3七歩成でしょうか…。
▲5四歩を受けるなら、△5三歩でしょうか…。
いやぁ~全くわかりません。難しいです。
(棋力がおありの読者の方なら、実はここは簡単なのかもしれませんが、入門者な上に、棋力も落ちてきているので…。)
さて、当たるでしょうか…。
そして、勝負の行方や如何に…。
明日の夜には、勝敗が着きます。
深浦王位が本局を制し、対戦戦績を4勝1敗として、タイトルホルダーの貫禄を示す格好で、防衛してしまうのでしょうか。
それとも挑戦者の羽生名人が、勝って3勝2敗と星を一つ戻すでしょうか。
仮に深浦王位が本局に勝つと、羽生名人の今年度の『七冠制覇』がなくなります。
羽生名人が今年度に『七冠制覇』を達成するには、繰り返しになりますが、このシリーズの残り3局を3連勝して、逆転で奪取する以外にありません。
深浦王位が、「七冠ストッパー」に名乗りを挙げるのでしょうか。
色々な意味で、戦局の行方が楽しみですね…。
深浦 康市 王位に、羽生 善治 名人(棋聖・王座・王将)が挑戦する、「リターンマッチ」となったこのシリーズ…。
第4局までの対戦戦績は、深浦王位から見て3勝1敗と、深浦王位が防衛まであと1勝としています。
第4局は、深浦王位のご出身の地での対局で、見事に「故郷に錦」を飾る格好で勝ちましたから、気分的にも良いかも知れません。
しかし、この両対局者…13日に『第21期 竜王戦』の本戦トーナメントで対局しており、羽生名人が、今年度に2度目の『七冠制覇』を達成するためには勝つことが必須の状況で、そこで逆転勝ちしているだけに、このシリーズの流れにも影響しそうです。
因みに羽生名人は、19日にも同じ『第21期 竜王戦』の本戦トーナメントで、今期の竜王戦1組優勝の丸山 忠久 九段に、これまた劇的な逆転勝ちをして挑戦者決定三番勝負への進出を決めているだけに、羽生名人は、追い込まれた精神状況では実はないのかもしれません。
しかも、対戦戦績が拮抗している両対局者だけに、昨年のこのシリーズ同様、今年もフルセットに持ち込まれるのではないか…と、小生は予想していますが、さて…。
その第5局…舞台は徳島県徳島市です。
深浦王位は一気に決めてしまいたいでしょうし、羽生名人は奪取のためには、残り3局全勝が条件ですし、同時に『七冠制覇』にも望みを繋ぎたいところでしょう。
戦型は、なんだか久しぶりのような気がする相矢倉に…。
その後、羽生名人が穴熊に組み替える姿勢を見せています。
1日目は、図のように59手まで進み、先手の羽生名人が▲5四歩としたところで封じ手となりました。
早速ですが、封じ手の予想を…。
正直、全く手が見えません。
持久戦模様だとは思うのですが、攻めるなら△3七歩成でしょうか…。
▲5四歩を受けるなら、△5三歩でしょうか…。
いやぁ~全くわかりません。難しいです。
(棋力がおありの読者の方なら、実はここは簡単なのかもしれませんが、入門者な上に、棋力も落ちてきているので…。)
さて、当たるでしょうか…。
そして、勝負の行方や如何に…。
明日の夜には、勝敗が着きます。
深浦王位が本局を制し、対戦戦績を4勝1敗として、タイトルホルダーの貫禄を示す格好で、防衛してしまうのでしょうか。
それとも挑戦者の羽生名人が、勝って3勝2敗と星を一つ戻すでしょうか。
仮に深浦王位が本局に勝つと、羽生名人の今年度の『七冠制覇』がなくなります。
羽生名人が今年度に『七冠制覇』を達成するには、繰り返しになりますが、このシリーズの残り3局を3連勝して、逆転で奪取する以外にありません。
深浦王位が、「七冠ストッパー」に名乗りを挙げるのでしょうか。
色々な意味で、戦局の行方が楽しみですね…。