遂に明日、表題の『皐月賞』(GⅠ(Jpn I))が、中山競馬場で行われます。
昨日の夜中や、今日の午前中に社宅近くの「溝掃除(=どぶさらい)」を終えてから昼までと、今日の競馬中継をテレビで観戦してから…散々考えました。
そしていよいよ…予告した通り、「決断の時」を迎えました。
それでは早速、このレースの展望を占うことにしましょう。
昨日、山口でも夕方から夜20時ごろまで激しく雨が降りました。
その雨は、恐らく夜中に関東地方にももたらされたのでしょう。
今日の前半は、馬場状態は芝が「稍重」の発表でしたが、メインレースを迎える頃に「良」に回復しています。
今日の『中山グランドジャンプ』をテレビで観戦していても、内側は荒れているように見えました。
なので、なるべくここを避けて通りたい…という心理が騎手に作用し、「位置取り争い」が熾烈になるのではないかと思います。
アグネスタキオンが優勝したときのボーンキングのように、1コーナーで大きな不利を受ける馬が出る可能性もあるような気配さえ感じます。
メンバー構成から、恐らくレースを作る「逃げ馬」は、モチと思われます。
かといって『若駒S』のように、馬名の如く絶妙に粘れるか…といったら、それは厳しいでしょう。メンバーが一気に強力になりましたから…。
恐らく、モチとアサクサキングスがよどみないペースで先行し、平均ペースになる気がしています。
よって、馬場状態も考慮し、優勝タイムは2分0秒前半か、それを僅かに切る位になるのかな…と見ています。
(さすがに、1分59秒前半での決着は、難しいのでは…。)
そうなると、ちょうど参考になるのが、同じコースで行われた『弥生賞』です。
このレースは、ハイペースではありましたが、上位4頭の持ち時計が2分0秒台ですから、これに迫っていないと逆転は難しく、平均~ハイペースで、最後の3Fが34秒台よりも速い末脚を持っている馬が、有力と見ます。
そして、中山は最後の直線が短い上に、急な坂があります。
よって、コース形態が似ている、阪神競馬場の芝2,000mの持ち時計が優秀な馬が台頭するのではないか…というのが、小生の見解です。
以上を踏まえ、非常ぉ~~~に印の優劣に迷いましたが、少しシンプルに考えて、以下のフォーカスとしました。
ただし、印を付けた馬は、印ほど差がない「大混戦」状態であることを、先ずは「予防線」ではないですが、断っておきます。
◎アドマイヤオーラ(15番)
4戦3勝2着1回。この2着は、桜花賞馬・ダイワスカーレットに負けたもの。
スローペースで最後の3F33秒台の末脚を持っています。
前走の『弥生賞』に勝ちましたが、このときもハイペースで34秒8。
末がしっかりしている点と、持ち時計が優秀である点は、プラス材料。
さらに、このコースを経験しており、鞍上も名手・武 豊 騎手。
父アグネスタキオンが、どちらかといえば早熟で割引ですが、母系が優秀。
最も減点材料が少ない点で、この評価としました。
なお、この馬がこの枠を引いたことが、「神憑り的」に思えてなりません。
横山 典弘 騎手が、メジロライアンで菊花賞出走時「18番」を引き、3着…。
その翌週のエリザベス女王杯で、同じ「18番」のキョウエイタップで優勝。
昨年は、アドマイヤムーンが同じ15番を引いて、4着に敗れました。
杉本 清 アナの実況よろしく、「1週間、そして1年遅れの15番」…
これがあるかもしれませんよ。
○ココナッツパンチ(18番)
前走の『弥生賞』のレース運びに、非凡かつ高い能力を見た気がします。
持ち時計も、末脚含めて、全ての面で優秀です。
『皐月賞』は、馬場が荒れていない限り、枠順の内外の不利は少ないレース。
大外を割引と見るより、まだ2戦しか使っていない「上積み」の方が優位です。
底が全く見えていない点や、強力メンバーと接戦の競馬をした点が買いです。
▲ドリームジャーニー(6番)
2歳チャンピオンが満を持して『弥生賞』を使って、きっちり3着に来ました。
休養明け2戦目で、確実に上積みが望めます。
ただし条件が1つ…小型馬なので「馬体減りがないこと」です。
距離伸びて良い血統背景ながら、マイルで勝ったのですから、能力上位です。
「『皐月賞』は、速い馬が勝つ」の格言を思わせる馬です。
☆アサクサキングス(12番)
関西日刊スポーツの、岡本“大魔神”が本命推奨で、関西各紙では高評価です。
先行力があり、しかも単なる「逃げ馬」ではなので、自分で競馬を作れます。
敗れた競馬は、フサイチホウオーのラフプレーによるもので、参考外です。
また、『きさらぎ賞』組は、『皐月賞』との相性抜群で、軽視は禁物です。
△フサイチホウオー(1番)
4戦全勝ですが、いずれも接戦。『ラジオNIKKEI杯2歳S』でラフプレー演出。
(ウインズ小郡でモニターを見ていたファンも、「あれでセーフ」と。)
案外、『皐月賞』のように流れが厳しくなる競馬の方が、圧勝できるかも。
だが、勝ちっぷりに迫力が欠けるのは、案外「この程度」の馬かも。
また、血統が父の父がトニービンで「東京巧者」。中山は不向きか?。
さらに悪いことに、優劣少ないとはいえ、馬場が荒れ気味の最内枠に…。
2週連続の安藤 勝己 騎手&松田 国英 厩舎の戴冠も、「至難の業」とみます。
よって、実績断然上位であっても、敢えてこの評価としました。
△ナムラマース(8番)
前走の『毎日杯』を、本当に使う意味があったのだろうか…これが不思議。
キャリアは十分で、成績も優秀のため、軽視ができない点で「押さえ残留」。
ただし、鞍上が藤岡 祐介 騎手であることと、『毎日杯』を使ったことは減点。
△サンライズマックス(7番)
最も高配当を演出しそうな馬が、これです。
先週も述べたが、ポイントは「増本 豊 厩舎所属」であることです。
この厩舎は、よほど能力がないと、3歳のこの時期はレースを使いません。
使っている上に、人気順より、必ず上位に来れる馬です。
『若葉S』でも、最後の追い込みは鋭く、勝ったヴィクトリーに迫りました。
追って良い池添 謙一 騎手が騎乗もプラスで、「大惑星馬」でしょう。
ただし、レースセンスは非凡でも、末の持ち時計は平凡なので、この評価に。
△ヴィクトリー(17番)
本来は、もっと上位に推したい馬。
この評価に下げたのは、調教が「あらあら」×田中 勝春 騎手×気性面です。
「掛かり癖」があるため、折り合いに問題がある点は割引です。
ただし、血統は派手なので、上位に来るだけの能力はあると見ます。
このレースでたとえ敗れても、賞金面で『東京優駿』に出走可能なら、面白い。
まで…とします。
例によって「隠し球」は、ディープインパクト弟のニュービギニングと、メイショウレガーロと、フライングアップルです。
小生の馬券作戦ですが、今のところは、以下を考えています。
【ワイド】
アドマイヤオーラ-ココナッツパンチの1点
【3連複】
アドマイヤオーラ-ココナッツパンチの軸2頭で、隠し球を含めた印を付けた馬へ流す、9点。
【3連単】
◎→○→隠し球含めた印を付けた馬への、9点
○→◎→隠し球含めた印を付けた馬への、9点
以上ですと、合計ベット数28点となります。
ですがこれで取れないと、悔いが残りそうな気がするので、3連単はやめて10点に絞るか、思いきって、ワイド1点勝負にするかもしれません。
それは、最後の最後まで、考えたいと思っています。
ここで、今日のレース回顧を…。
『中山グランドジャンプ』は、「快打」でした。
メルシーエイタイムが勝負に出たタイミングが、『中山大障害』と比べてワンテンポ早かったので、「小坂君…大丈夫か」と思いましたが、何とか3着を死守しましたね。
テレビ画面に向かって“山口弁”丸出しで、「そのままじゃ」と、叫び連発。
久々に大興奮でした。
それにしても、カラジの3連覇は凄いです。
このレースは、大学院の学生時代の先輩の結婚式が、アグネスタキオンが優勝した2001年の『皐月賞』当日にあったため、金曜日の夜に実家のある埼玉に帰省していたので、ライブ観戦しました。
この時は、ゴーカイが2連覇を達成し、同じように凄いと思いましたが、これを凌ぐ記録を、なんと、馬齢「12歳」で達成してしまったのですから…。
スリーオペレーターがレースを作るという「展開の読み」も、ほぼ合っていましたし、不満なしです。
アグネスハットのレース序盤での落馬はリスクとしては考えられても、リワードプレザンの2着雪崩れ込みは想定外でした。
父マチカネフクキタルで、その父がクリスタルグリッターズですから、どう考えてもスタミナに課題がある血統背景で、小生にとって、推すのには勇気が必要でした…。
こういうこともあると思って、複勝とワイドで勝負としたのが、今回は「吉」と出ました。
アグネスハットは、落馬がこれで3回目。飛越がそんなに上手ではないのかもしれませんね。
一方、『マイラーズC』は、残念な結果に終わりました。
でも、勝ったコンゴウリキシオーが、このレースに限っては「強過ぎた」ということで、落胆はないですね。レコード決着ですし…。
また、人気が全くなかったのも良かったと思います。
人気を背負っていたら、この演出はできなかったと思いますね。
自分でレースを作り、決して「絶妙なペース」ではなかったにも拘らず、逃げ切って勝ち、ラスト3F34秒0ですから、これでは玉砕覚悟で鈴をつけに行かない限り、後続馬がこの馬を捕まえることはできません。
どちらかというと「掛かり気味」にレースをする馬ですから、これくらいの距離の方が向くのかもしれません。
賞賛に値するのが、スイープトウショウです。
ゲート試験調整過程がスムーズではなかったという情報がありながら、またしても「鉄砲駆けしない」という下馬評を覆しました。
『有馬記念』の時ほど機嫌が悪くならない限り、これからも女王に君臨する余地があるところを、遺憾なく見せてくれました。
エイシンドーバーは、好走が続くのは、季節的にここまでと見ます。
この馬が活躍するタイミングは、実はこの時期までがギリギリで、今回はそれに賭けましたが、残念な結果になりました。
勝ったコンゴウリキシオーが強すぎたという要素があるとはいえ、寒くなるまで待ちたいと思います。
まだ、18戦しかしていない5歳馬です。大事に使って欲しいと思っています…。
これからも、追いかけますから…間違いなく。
マイネルスケルツィは、やはり右回り巧者ですね。
これから、使うレースが難しくなるとは思いますが、そこそこ善戦はするでしょう。
案外だったのは、「伊藤 正徳 勢」の2頭ですね。
どうしたのでしょうか?
とにかく、明日の『皐月賞』…1コーナーでのごちゃつきや、ラフプレーがなく、全馬が無事ゴール板を駆け抜けて欲しいと願っています。
3歳牡馬クラシック1冠目を、どの馬が獲得するのか…注目ですね。
昨日の夜中や、今日の午前中に社宅近くの「溝掃除(=どぶさらい)」を終えてから昼までと、今日の競馬中継をテレビで観戦してから…散々考えました。
そしていよいよ…予告した通り、「決断の時」を迎えました。
それでは早速、このレースの展望を占うことにしましょう。
昨日、山口でも夕方から夜20時ごろまで激しく雨が降りました。
その雨は、恐らく夜中に関東地方にももたらされたのでしょう。
今日の前半は、馬場状態は芝が「稍重」の発表でしたが、メインレースを迎える頃に「良」に回復しています。
今日の『中山グランドジャンプ』をテレビで観戦していても、内側は荒れているように見えました。
なので、なるべくここを避けて通りたい…という心理が騎手に作用し、「位置取り争い」が熾烈になるのではないかと思います。
アグネスタキオンが優勝したときのボーンキングのように、1コーナーで大きな不利を受ける馬が出る可能性もあるような気配さえ感じます。
メンバー構成から、恐らくレースを作る「逃げ馬」は、モチと思われます。
かといって『若駒S』のように、馬名の如く絶妙に粘れるか…といったら、それは厳しいでしょう。メンバーが一気に強力になりましたから…。
恐らく、モチとアサクサキングスがよどみないペースで先行し、平均ペースになる気がしています。
よって、馬場状態も考慮し、優勝タイムは2分0秒前半か、それを僅かに切る位になるのかな…と見ています。
(さすがに、1分59秒前半での決着は、難しいのでは…。)
そうなると、ちょうど参考になるのが、同じコースで行われた『弥生賞』です。
このレースは、ハイペースではありましたが、上位4頭の持ち時計が2分0秒台ですから、これに迫っていないと逆転は難しく、平均~ハイペースで、最後の3Fが34秒台よりも速い末脚を持っている馬が、有力と見ます。
そして、中山は最後の直線が短い上に、急な坂があります。
よって、コース形態が似ている、阪神競馬場の芝2,000mの持ち時計が優秀な馬が台頭するのではないか…というのが、小生の見解です。
以上を踏まえ、非常ぉ~~~に印の優劣に迷いましたが、少しシンプルに考えて、以下のフォーカスとしました。
ただし、印を付けた馬は、印ほど差がない「大混戦」状態であることを、先ずは「予防線」ではないですが、断っておきます。
◎アドマイヤオーラ(15番)
4戦3勝2着1回。この2着は、桜花賞馬・ダイワスカーレットに負けたもの。
スローペースで最後の3F33秒台の末脚を持っています。
前走の『弥生賞』に勝ちましたが、このときもハイペースで34秒8。
末がしっかりしている点と、持ち時計が優秀である点は、プラス材料。
さらに、このコースを経験しており、鞍上も名手・武 豊 騎手。
父アグネスタキオンが、どちらかといえば早熟で割引ですが、母系が優秀。
最も減点材料が少ない点で、この評価としました。
なお、この馬がこの枠を引いたことが、「神憑り的」に思えてなりません。
横山 典弘 騎手が、メジロライアンで菊花賞出走時「18番」を引き、3着…。
その翌週のエリザベス女王杯で、同じ「18番」のキョウエイタップで優勝。
昨年は、アドマイヤムーンが同じ15番を引いて、4着に敗れました。
杉本 清 アナの実況よろしく、「1週間、そして1年遅れの15番」…
これがあるかもしれませんよ。
○ココナッツパンチ(18番)
前走の『弥生賞』のレース運びに、非凡かつ高い能力を見た気がします。
持ち時計も、末脚含めて、全ての面で優秀です。
『皐月賞』は、馬場が荒れていない限り、枠順の内外の不利は少ないレース。
大外を割引と見るより、まだ2戦しか使っていない「上積み」の方が優位です。
底が全く見えていない点や、強力メンバーと接戦の競馬をした点が買いです。
▲ドリームジャーニー(6番)
2歳チャンピオンが満を持して『弥生賞』を使って、きっちり3着に来ました。
休養明け2戦目で、確実に上積みが望めます。
ただし条件が1つ…小型馬なので「馬体減りがないこと」です。
距離伸びて良い血統背景ながら、マイルで勝ったのですから、能力上位です。
「『皐月賞』は、速い馬が勝つ」の格言を思わせる馬です。
☆アサクサキングス(12番)
関西日刊スポーツの、岡本“大魔神”が本命推奨で、関西各紙では高評価です。
先行力があり、しかも単なる「逃げ馬」ではなので、自分で競馬を作れます。
敗れた競馬は、フサイチホウオーのラフプレーによるもので、参考外です。
また、『きさらぎ賞』組は、『皐月賞』との相性抜群で、軽視は禁物です。
△フサイチホウオー(1番)
4戦全勝ですが、いずれも接戦。『ラジオNIKKEI杯2歳S』でラフプレー演出。
(ウインズ小郡でモニターを見ていたファンも、「あれでセーフ」と。)
案外、『皐月賞』のように流れが厳しくなる競馬の方が、圧勝できるかも。
だが、勝ちっぷりに迫力が欠けるのは、案外「この程度」の馬かも。
また、血統が父の父がトニービンで「東京巧者」。中山は不向きか?。
さらに悪いことに、優劣少ないとはいえ、馬場が荒れ気味の最内枠に…。
2週連続の安藤 勝己 騎手&松田 国英 厩舎の戴冠も、「至難の業」とみます。
よって、実績断然上位であっても、敢えてこの評価としました。
△ナムラマース(8番)
前走の『毎日杯』を、本当に使う意味があったのだろうか…これが不思議。
キャリアは十分で、成績も優秀のため、軽視ができない点で「押さえ残留」。
ただし、鞍上が藤岡 祐介 騎手であることと、『毎日杯』を使ったことは減点。
△サンライズマックス(7番)
最も高配当を演出しそうな馬が、これです。
先週も述べたが、ポイントは「増本 豊 厩舎所属」であることです。
この厩舎は、よほど能力がないと、3歳のこの時期はレースを使いません。
使っている上に、人気順より、必ず上位に来れる馬です。
『若葉S』でも、最後の追い込みは鋭く、勝ったヴィクトリーに迫りました。
追って良い池添 謙一 騎手が騎乗もプラスで、「大惑星馬」でしょう。
ただし、レースセンスは非凡でも、末の持ち時計は平凡なので、この評価に。
△ヴィクトリー(17番)
本来は、もっと上位に推したい馬。
この評価に下げたのは、調教が「あらあら」×田中 勝春 騎手×気性面です。
「掛かり癖」があるため、折り合いに問題がある点は割引です。
ただし、血統は派手なので、上位に来るだけの能力はあると見ます。
このレースでたとえ敗れても、賞金面で『東京優駿』に出走可能なら、面白い。
まで…とします。
例によって「隠し球」は、ディープインパクト弟のニュービギニングと、メイショウレガーロと、フライングアップルです。
小生の馬券作戦ですが、今のところは、以下を考えています。
【ワイド】
アドマイヤオーラ-ココナッツパンチの1点
【3連複】
アドマイヤオーラ-ココナッツパンチの軸2頭で、隠し球を含めた印を付けた馬へ流す、9点。
【3連単】
◎→○→隠し球含めた印を付けた馬への、9点
○→◎→隠し球含めた印を付けた馬への、9点
以上ですと、合計ベット数28点となります。
ですがこれで取れないと、悔いが残りそうな気がするので、3連単はやめて10点に絞るか、思いきって、ワイド1点勝負にするかもしれません。
それは、最後の最後まで、考えたいと思っています。
ここで、今日のレース回顧を…。
『中山グランドジャンプ』は、「快打」でした。
メルシーエイタイムが勝負に出たタイミングが、『中山大障害』と比べてワンテンポ早かったので、「小坂君…大丈夫か」と思いましたが、何とか3着を死守しましたね。
テレビ画面に向かって“山口弁”丸出しで、「そのままじゃ」と、叫び連発。
久々に大興奮でした。
それにしても、カラジの3連覇は凄いです。
このレースは、大学院の学生時代の先輩の結婚式が、アグネスタキオンが優勝した2001年の『皐月賞』当日にあったため、金曜日の夜に実家のある埼玉に帰省していたので、ライブ観戦しました。
この時は、ゴーカイが2連覇を達成し、同じように凄いと思いましたが、これを凌ぐ記録を、なんと、馬齢「12歳」で達成してしまったのですから…。
スリーオペレーターがレースを作るという「展開の読み」も、ほぼ合っていましたし、不満なしです。
アグネスハットのレース序盤での落馬はリスクとしては考えられても、リワードプレザンの2着雪崩れ込みは想定外でした。
父マチカネフクキタルで、その父がクリスタルグリッターズですから、どう考えてもスタミナに課題がある血統背景で、小生にとって、推すのには勇気が必要でした…。
こういうこともあると思って、複勝とワイドで勝負としたのが、今回は「吉」と出ました。
アグネスハットは、落馬がこれで3回目。飛越がそんなに上手ではないのかもしれませんね。
一方、『マイラーズC』は、残念な結果に終わりました。
でも、勝ったコンゴウリキシオーが、このレースに限っては「強過ぎた」ということで、落胆はないですね。レコード決着ですし…。
また、人気が全くなかったのも良かったと思います。
人気を背負っていたら、この演出はできなかったと思いますね。
自分でレースを作り、決して「絶妙なペース」ではなかったにも拘らず、逃げ切って勝ち、ラスト3F34秒0ですから、これでは玉砕覚悟で鈴をつけに行かない限り、後続馬がこの馬を捕まえることはできません。
どちらかというと「掛かり気味」にレースをする馬ですから、これくらいの距離の方が向くのかもしれません。
賞賛に値するのが、スイープトウショウです。
ゲート試験調整過程がスムーズではなかったという情報がありながら、またしても「鉄砲駆けしない」という下馬評を覆しました。
『有馬記念』の時ほど機嫌が悪くならない限り、これからも女王に君臨する余地があるところを、遺憾なく見せてくれました。
エイシンドーバーは、好走が続くのは、季節的にここまでと見ます。
この馬が活躍するタイミングは、実はこの時期までがギリギリで、今回はそれに賭けましたが、残念な結果になりました。
勝ったコンゴウリキシオーが強すぎたという要素があるとはいえ、寒くなるまで待ちたいと思います。
まだ、18戦しかしていない5歳馬です。大事に使って欲しいと思っています…。
これからも、追いかけますから…間違いなく。
マイネルスケルツィは、やはり右回り巧者ですね。
これから、使うレースが難しくなるとは思いますが、そこそこ善戦はするでしょう。
案外だったのは、「伊藤 正徳 勢」の2頭ですね。
どうしたのでしょうか?
とにかく、明日の『皐月賞』…1コーナーでのごちゃつきや、ラフプレーがなく、全馬が無事ゴール板を駆け抜けて欲しいと願っています。
3歳牡馬クラシック1冠目を、どの馬が獲得するのか…注目ですね。