本日23日の日経に石油元売大手の業績見通しが載っておりましたので
簡単にコメント。
原油高の影響は大きいですね。
基本的に元売の多くが、在庫評価方法を「総平均法」を採用しておりまして、
期中に原油価格が上昇すると在庫評価益が生じる仕組み。
しかし、それを除く実質経常利益は▲3~4割減と、原油高の製品への転嫁が
進んでいないなど厳しい実態がうかがわれます。
この中にあって、出光興産。
「後入後出法」を採用しているため、この在庫評価益が発生しないため、
この分の利益水準は他社と比べて少なくなる。
製品転嫁が進まずなど経常利益は▲44%減。
しかも、別の「資源」問題の影響が業績に影を落としているんですね。
22日にこんなプレスリリースを出しております。
http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=589042
豪州エンシャム石炭鉱山の冠水災害に関して復旧支出額255億円の半分、
127億円を特別損失に計上。
石炭価格はまさに豪州での水害など大ブレイク!
三菱商事など石炭権益を保有しているところはウハウハものだったんですが・・・・・
やはりいたんですね、水害の犠牲となった鉱山権益を保有していた日本企業が・・・・・。
原油でやられ、石炭でも冠水災害でまさかの損失。
これじゃぁ、「出水降参」。
簡単にコメント。
原油高の影響は大きいですね。
基本的に元売の多くが、在庫評価方法を「総平均法」を採用しておりまして、
期中に原油価格が上昇すると在庫評価益が生じる仕組み。
しかし、それを除く実質経常利益は▲3~4割減と、原油高の製品への転嫁が
進んでいないなど厳しい実態がうかがわれます。
この中にあって、出光興産。
「後入後出法」を採用しているため、この在庫評価益が発生しないため、
この分の利益水準は他社と比べて少なくなる。
製品転嫁が進まずなど経常利益は▲44%減。
しかも、別の「資源」問題の影響が業績に影を落としているんですね。
22日にこんなプレスリリースを出しております。
http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=589042
豪州エンシャム石炭鉱山の冠水災害に関して復旧支出額255億円の半分、
127億円を特別損失に計上。
石炭価格はまさに豪州での水害など大ブレイク!
三菱商事など石炭権益を保有しているところはウハウハものだったんですが・・・・・
やはりいたんですね、水害の犠牲となった鉱山権益を保有していた日本企業が・・・・・。
原油でやられ、石炭でも冠水災害でまさかの損失。
これじゃぁ、「出水降参」。
お褒めのお言葉有難うございます。
そうですね、
もっと有報も活用したいと思います。
以下は、本文の続きとなりますが、
豪州エンシャムも「出水鉱山」の地として
長く語り継がれるのでしょうね。
だいぶ以前の切れ味が戻ってこられたようでうれしく思っております。
有報の数字をベースにしたアナリスト視点でのお話が興味深いです。