お疲れ様です。
まずは御礼を。
おかげさまで16日、IP数3,000名様を初めて突破しました。
gooブログ24位、
同日の記事ランキングではなんと7位。
山崎元さん(4位)、池田信夫さん(5位)、ぐっちーさん(6位)と、
gooが誇るビジネス系超有名ブロガーに続いてのランクイン
思いっきり達成感を感じた次第。
ありがとうございました。
引き続きご愛顧ください。
(そして、記事末尾にあるスポンサーリンクも、
もし、「ご興味あるものがありましたら」、ぜひクリックしてみてくださいね。)
さて、
今回はツウ好みのネタ。オチはありません。
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<三菱UFJ、アコム子会社化を年内に前倒し>
三菱UFJフィナンシャル・グループは16日、消費者金融アコムを年内にも
連結子会社化する方針を固めた。当初は来春を予定していたが、
自己資本が厚いアコムを早期に子会社化することで、
12月末の自己資本比率を押し上げるのが狙い。
三菱UFJは10月、アコムに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、
出資比率を15%から40%に引き上げた。
アコムが重要な意思決定をする際に三菱UFJの承認を必要とする
「経営管理契約」を結び、来春をめどに連結子会社化する方針だった。
しかし、1兆円規模を目指していた増資が株価下落の影響で約7900億円に
とどまったこともあり、アコムとの経営管理契約の締結を急ぎ、子会社化を
前倒しすることにした。9月末時点で10.55%だった三菱UFJの自己資本比率を
0.3ポイント程度押し上げる効果があるとみられる。
(以上)
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追加の買収資金は不要で、「経営管理契約」1枚で連結子会社化できる。
しかも、三菱UFJの自己資本比率まで押し上げる効果あり。
なるほど、これは賢い資本増強法ですね。
当初は、改正貸金業法で窮地に立たされたサラ金を
メガバンクが系列に取り込んで救う構図でしたが、
金融危機を受けて立場逆転か(・・・とまで言うと言い過ぎか)。
三井住友もプロミスの子会社化、前倒しにするのでしょうか。
そして、独立系とされる武富士・アイフルも、もしかしたら、
銀行の自己資本比率対策で買い手(というか提携先)が見つかるかも。
でも、買う側の金融機関も一定の持ち株比率(たとえば40%まで)
にするだけの買収資金が確保できないかもしれない。
そこで「経営管理契約」だけ締結し、支配力基準を使って
ゼロ出資連結に持ち込みたい!と考える金融機関が出てくるかもしれませんね。
サラ金側としても、やはり一定の銀行の後ろ盾が欲しいところだろうし。
意外と水面下で争奪戦が活発化するかも。
ですので、この2社の動きは秘かに注目したいですね。
しかし、まぁ、これだから世の中、わからないし、面白い。
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あと、これは全く別件ですが。
新規上場不動産 「花の2008年組」に悲劇再び、ですね。
ヴィトンが銀座の大型店舗出店計画を撤回した件です。
出店を検討していたのは、晴海通り沿いの数寄屋橋富士ビル跡地で
「ヒューリック数寄屋橋ビル(仮称)」。
地下3階地上12階で、来年2月に着工し、2010年9月末に完成予定。
ルイ・ヴィトンは1~10階で店舗展開する構想で、パリ本店に匹敵する
巨大店舗になるはずだったのに・・・・・・。
ヒューリック・・・・。
そうです、新日本有限責任監査法人が担当者した
今年3社目の不動産IPO会社。
拙稿「新規上場不動産会社 花の2008年組」
そうそう、「花の」を「魔の」に置き換えるのを忘れていました。
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それではまた。