「ライブドア粉飾祭り」 －雪の日の よもやま雑感－

いつもご覧下さり、誠に有難うございます。
昨日は夢のようなアクセス数１１００。
ページビュー６０００。最高記録更新。
ｇｏｏブログ４４万中、なんと５９位。

何でこんなに増えたんだろう？と思ってみたら、
どなたかが、Ｙａｈｏｏ株式のライブドア掲示板で、
私のブログを紹介されたんですね。そりゃ、アクセス数は増えますよ。
昨日は半分がｙａｈｏｏ掲示板経由でのアクセスしたから。
もうこんな数字は出ないでしょう。

さて、今回は最近の雑感を少々。

■ライブドアショック、この時期に起きて良かったと思います。

なぜかといいますと、５月から経営の自由度を高める「会社法」が施行されます。
一方で、内部統制のルールも厳しくなります。
後者では、経営上のさまざまな事項を文書でキッチリ管理していかないとダメ。
ライブドアのように内部統制が事実上働かず、メールのやりとりだけで完結する
デタラメな経営は排除されます。

っていうか、いずれ排除される運命だったのですね。
会社法施行直前で悪しき事例を排除することで、一罰百戒。
同類企業も少しはエリを正すのでしょう（手遅れかもしれませんが）。


■「私は、時計の音とともに、幸福が両の手からこぼれ落ちるのを見守っていた」。

映画「Always　三丁目の夕日」。
雪の中、またまた見に行ってしまいました。
これで累計16本。泣くことでストレスを発散できて爽快な気分になれる映画です。
ぜひ映画館でご鑑賞下さい。

ご覧になった方なら、上の台詞は「あーあれか」と思われるでしょう。
主人公・茶川が初登場シーンで書いている小説の１フレーズです。

このフレーズ、今のホリエモンの状況にぴったりです。
「幸福」を「株価」に落ちかえれば分かりやすい。
ストップ安、何日続くやら。

それにしても、やっぱり、「淳之介君の選択は、正しかったと思う」。ウン。


■「ふたつ良いこと、さて無いものよ」

実は私は、大量の無料メールマガジンを登録しておりまして、
時折その中から記事のヒントを得ることが多々あります。
情報アンテナは広いと物事を多角的に見れますから。
タダより安いものはない。これは私の哲学です。

　　（法務では商事法務、会計では4大監査法人など。結構便利ですよ。）

そんな中、先日、大学時代のゼミの同窓で、
現在はメーカー取締役　兼　経営コンサルタントをやっているO氏から、
無料メルマガを始めたとの連絡がありました。
企業経営の実体験から得た智恵を惜しげもなく公開していくのだと。
その心意気たるや、私がこのブログで惜しげもなく冴えないネタを披露しているのに
相通じるものがあります。

さっそくメルマガを読みますと、
「ふたつ良いこと、さて無いものよ」という言葉がありました。

氏によれば、

実際に良いことばかりが連続して起こるなどということはまれです。
よいこともあれば良くないこともあるというのがごく自然な状態であると
いうことを思い出し、日常のちょっとした出来事に惑わされて
心の中に不幸感を溜め込まないために唱える呪文

とのこと。
なるほど。Ｍ＆Ａ連戦連勝としていたライブドア。
結局、とんでもない株価・経理操作をしていただけですからね。
メルマガの内容は地に足のついた話で、分かりやすいです。

そして実はＯ氏は、早速このブログにもコメントを寄せていただいていると
推測されます。「なべや」という名前です。
これはこれで切れ味良くて、非常に面白い。

Ｏ氏の２面性が楽しめると思いますので、お気軽に登録してやってください。
スケールの大きい江戸っ子で、人物は私が保証します。
（っていうか私自身が素性を明かさず信頼に足らない人物なので、説得力ゼロですが）

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（このコメント欄にも「なべや」氏が早速いいコメント書いてくれてますね。）


さてさて、 私にとって夢のようなアクセス数でしたが
「ふたつ良きこと、さて無いものよ」の精神で
また地道にネタを探していくとしましょうか。