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神宮シャボン玉ホリデー

2008-05-03 | スポーツ系雑感
◆3日は午後から晴れてきたので今年初めて神宮球場に行きまして
 ヤクルト 巨人を観戦。


◆入場する際に、ファンサービスとして何か重い液体が入った容器が
 配られました。配っている人から何の説明も無かったので
 そのままカバンの奥へ。
 そして「ヤクルトアトムズ復活シリーズ」と書かれたチラシも
 受け取りました。

 そう、ヤクルト球団は昭和43年12月“ヤクルトアトムズ”として誕生。
 当初のビジター用ユニフォームは、袖に手塚治虫氏のアトムキャラクター
 を貼付。
 今年は、その手塚治虫氏の生誕80周年を迎えるにあたり、
 当時のビジター用ユニフォームを着用して11試合を戦おうとしておりまして、
 本日がその初日だったのです。

 ただ、当時のアトムズの成績はイマイチでして、
 「これじゃぁ、本家アトムのイメージにキズが付く」
 と思ったのか思わなかったのかはわかりませんが、
 数年で国鉄時代のスワローズという愛称に戻されております

 まぁ、それにしても今思えば何と夢のある愛称だったのでしょうか。
 現代でしたら、どうでしょうか「エヴァンゲリオンズ」とかに
 なるんでしょうかねぇ。
 もしかしたら「新たなファン層」が開拓できたのかも知れません。



◆場内に入ると新たに張り替えた人工芝、透明度の増したフェンス、
 鮮明なワイドスクリーン・・・・・・・確かに変わりました、神宮は。

 ただ気になったのは、ワイドスクーリーンの両側で異彩を放っている
「マイナビ転職」の巨大文字広告。

 この広告は東京六大学野球や東都大学野球の時も表示されるのでしょうか?


 就職前の学生を相手に・・・・・・・・。




◆そんなこんなで試合開始。
 ヤクルト・村中、巨人・内海による息詰まる投手戦。
 なかなか傘を振るシーンがなくて(←私は現在はヤクルトファンです)
 イライラしているところへ、どこからともなくシャボン玉が
プカリ、プカリ。


 「何でこんなところでシャボン玉?」


 そう、入場時に配っていた容器がシャボン玉を作るセットでして、
 イニングの合間にトライする人が徐々に増えてきたのです。



 ただ人間の習性なのでしょうか、一度トライし始めると、大量のシャボン玉
 が出るまで手を止めなくなる人が増えてきたのかも知れません。
 私もその一人でした。


 
 しばらくすると、前代未聞の場内放送が・・・・

 「試合の妨げになりますので、試合中のシャボン玉はお控え下さい」




 「だったら配るなよ」。





◆なお、試合の方は、ヤクルト・村中投手が好調で、9回1死まで
 ノーヒットノーランと、ファンの夢をいやがおうにも膨らませてくれました。
 しかし結局、亀井や大道に打たれてジ・エンド。


 まさにシャボン玉のようなはかなさでした。

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