本日11日は、コンビニなど小売業の決算発表が多かったですが、
この1年で多数の著書を出した林会長がいるダイエーも、本日決算を発表。
連結ではOMCカードの利益でごまかされるので、
注目の単体決算をチェックしてみました。 http://www.daiei.jp/corporate/ir/kessan_tanshin/pdf/h18tantai0412.pdf
売上高 11,755億円 (期初計画11,700億円)
営業損失 ▲62億円
経常損失 ▲30億円 (期初計画 20億円)
当期利益 3,699億円 (期初計画4,000億円)
①昨年、期初計画を見たとき、私は、
「1兆円売って、経常利益がたったの20億円?」と驚いたものです。
だって、OMCなどからの受取配当金を除くと、本業は赤字。
リストラ終盤のはずだし、もっと利益が持ち上がると思いました。
何よりも、なんでもかんでも特別損失に回して営業利益や経常利益をもっと
よく見せることが可能と考えていたからです。
②しかし、ふたを開けてみれば、計画を下回る赤字。
期中、追加リストラのニュースが絶えなかったので、薄々予感しておりましたが・・・。
しかし、この会社はどこまでリストラをすればいいのでしょうか?
何度も指摘していることだが、特に林会長、執筆・講演活動はもうご法度!
③私が、さらに気になったのは、当期利益の未達幅。期初計画比▲300億円。
メイン行からの債務免除益はいいとして、追加のリストラ損が▲250億円ほど
あった計算。
特別損失の項目を見ますと、前期に続き減損損失▲257億円、
事業再構築引当金繰入▲159億円と、この中に想定外のものがあったって
ことでしょうか。
で、これだけ特損積めば、07年2月期はもう少し利益が持ち上がるのかなぁ?
って今期の計画を見ますと、
売上高 8,900億円
経常利益 40億円
当期利益 20億円
と、今期も、営業赤字を想定しているかのような計画。
リストラが峠を越してもこの程度の収益率(経常利益率0.44%)であるのなら、
この会社の存在意義って何なんでしょうか?
14日の決算説明会、荒れそうだなぁ・・・。
この1年で多数の著書を出した林会長がいるダイエーも、本日決算を発表。
連結ではOMCカードの利益でごまかされるので、
注目の単体決算をチェックしてみました。 http://www.daiei.jp/corporate/ir/kessan_tanshin/pdf/h18tantai0412.pdf
売上高 11,755億円 (期初計画11,700億円)
営業損失 ▲62億円
経常損失 ▲30億円 (期初計画 20億円)
当期利益 3,699億円 (期初計画4,000億円)
①昨年、期初計画を見たとき、私は、
「1兆円売って、経常利益がたったの20億円?」と驚いたものです。
だって、OMCなどからの受取配当金を除くと、本業は赤字。
リストラ終盤のはずだし、もっと利益が持ち上がると思いました。
何よりも、なんでもかんでも特別損失に回して営業利益や経常利益をもっと
よく見せることが可能と考えていたからです。
②しかし、ふたを開けてみれば、計画を下回る赤字。
期中、追加リストラのニュースが絶えなかったので、薄々予感しておりましたが・・・。
しかし、この会社はどこまでリストラをすればいいのでしょうか?
何度も指摘していることだが、特に林会長、執筆・講演活動はもうご法度!
③私が、さらに気になったのは、当期利益の未達幅。期初計画比▲300億円。
メイン行からの債務免除益はいいとして、追加のリストラ損が▲250億円ほど
あった計算。
特別損失の項目を見ますと、前期に続き減損損失▲257億円、
事業再構築引当金繰入▲159億円と、この中に想定外のものがあったって
ことでしょうか。
で、これだけ特損積めば、07年2月期はもう少し利益が持ち上がるのかなぁ?
って今期の計画を見ますと、
売上高 8,900億円
経常利益 40億円
当期利益 20億円
と、今期も、営業赤字を想定しているかのような計画。
リストラが峠を越してもこの程度の収益率(経常利益率0.44%)であるのなら、
この会社の存在意義って何なんでしょうか?
14日の決算説明会、荒れそうだなぁ・・・。