似たようなタイトルの本が売れているそうですが、
「1秒」に関する箇所は冒頭の数ページだけでして、
確か、まず○○負債を見て○○資産とのバランスを確かめろという内容でした。
(○○の中まで書いちゃうと怒られてしまいますので伏せておきます)
まぁ、とにかくあの「売らんかな」の発想でタイトルを付けるのは勘弁して欲しい。
大袈裟な題名の本はまずハズレが多いと思った上でお買い求め下さい。
そんな奇麗事を言っているそばからこのタイトルなので、申し訳ありません。
でもこれは本当に1秒でできます。
これから決算シーズン。
手元に色々な会社の決算短信が山のように積まれるとします。
その中から優先して読んでおくものと、そうでないものをより分けるとしましょう。
貴方なら決算短信のどこを見ますか?
とりあえず、テスト。ここに2つの企業の決算短信があります。
本日の東証適時開示情報一覧から探した2社でして他意はありません。
各社1秒間だけ、短信をご覧下さい。
P社(第3四半期決算)
http://www.parler.co.jp/ir/settlement/pdf/2008/2008_03q.pdf
A社(本決算)
https://www.release.tdnet.info/inbs/34110400_20080417.pdf
いかがでしょうか、あなたの「第一感」。
どちらの決算短信を見るべきと思いますか?
それでは答え。
A社です。
ではその理由は何か?。
A社のほうが業績が良いからってのは理由ではありません。
1秒ですと業績も何も十分に見れないでしょう。
では、もう一度、この2社の短信の表紙を良く見比べて下さい。
P社(第3四半期決算)
http://www.parler.co.jp/ir/settlement/pdf/2008/2008_03q.pdf
A社(本決算)
https://www.release.tdnet.info/inbs/34110400_20080417.pdf
答えがわかった!という方は、このリンクをクリックして下さい。
http://www.tse.or.jp/old_news/200505/050502_b.html
・・・・・・つまり、適時開示資料に「財務会計基準機構会員マーク」の掲載の無い会社は、
会計基準の重要性を真摯に考えていないかも知れないということでありましょう。
法人会員3307法人(平成20年04月17日現在)。
以前と比べれば加入率は高まっておりますが、まだまだ未加盟の会社もあります。
とりあえずそういう会社はケアしたほうが良いかも知れません。
最後は余談ですけれど、
・・・・・それにしても、A社ことアデランス。
ハゲしく利益が抜け落ちているのが気がかりです。
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