ダイヤモンドオンラインを見ておりましたら
次のような解説記事がありましたのでご紹介。
News&Analysis
苦境の証券各社、赤字回避の奥の手は「準備金の取り崩し」
サブプライムショックの後始末や株式市場の長期低迷により、
証券各社の業績は厳しい。
そんな中で、これまで積み立てていた「金融商品取引責任準備金」を
取り崩して利益を捻出する企業が続出とのこと。
この準備金は、そもそも売買時の事故に備えて、自社の売買代金の大きさを
基準に、一定割合を積み立てることが義務付けられているもの。
たとえば、発注ミスでお客に損失を負わせてしまった場合など、
証券会社はこの準備金から弁償のコストを捻出。
で、重要なポイントは、この準備金を取崩す場合、
会計上、「特別利益」として計上できること。
しかも従来の準備金(証券取引責任準備金)は、証券会社による自己売買
(ディーリング)も積み立ての対象とされていたが、金融商品取引法の経過措置
の適用により、この4月以降、それが対象から外されたことも大きい。
結果として、自己売買ウエイトの高い中小証券会社で取り崩しが目立ったと。
まっ、逆から見ると、この準備金で一息をついている証券会社ほど、
今後が心配です。
しかし、さすが証券会社。
会計制度にも精通してますから、この程度の利益調整はお手の物なのでしょう。
個人的には、次なる一手に何を出してくるか興味がありますね。
さて、本日の2曲。
たまたま見ていたテレビでこの曲が流れていました。
10年以上の前の局ですが、歌詞が気に入ったのでご紹介。
中島みゆき「糸」
で、中島みゆきと言えばこの名曲を忘れてはいけません。
中島みゆき「時代」
(埋め込み禁止なので直接リンク)
「時代」歌詞テーマは輪廻転生。いまさらですが非常にいい歌詞です。
<追記>
温故知新さんがコメントでご推薦頂いた「遍路」。
youtubeにありました。さっそくupしておきます。
中島みゆき「遍路」
youtubeにありましたので
記事の末尾に追加しました。
おっしゃるとおり、味わい深い曲ですね。
「不幸のわんこそば」の情景が目に浮かび
・・・・・切なくなります。