大変ご無沙汰しております。
フィジカル面ではまずまずなのですが、
正直申し上げてメンタル面の調子は最悪の状況でして、
最近は新聞もニュースも余り見なくなりましたし。
自分のブログを見るのも久しぶり、という状況です。
とはいえ、知人より、記事更新の要望が複数来ておりますので、
簡単に情報提供を。
中小企業庁のホームページに興味深い報告書が掲載されていました。
中小企業庁事業環境部金融課長の私的研究会中小企業金融研究会が、
現状の中小企業金融の問題点の抽出及びその解決のための方向性を研究。
これを報告書としてまとめたものです。 http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/shingikai/060725kinyu_kenkyuu_houkokusho.htm
この中でいろんな提言をしているのですが、
私がざっと見て興味深かったのは、
「銀行に提出される決算書が納税時に税務署に提出される決算書と違うことが
多いので、銀行側がそれが納税用のものと同一であることを確認できる方策を
検討すべき」といった提言です。(報告書p.54)
中小企業では粉飾が当たり前、といわんばかりの記述ですが、
そこまで開き直って書いちゃっていいんでしょうかねぇ。
(まっ、事実なのでしょうが)
しかも、仮にそれが同一であったと確認できても、
もう一つ大きなハードルがあります。
税務用に作られた決算書はいわゆる企業の実態を表していない可能性が高い。
同報告書でも触れておりますが、税務用に作られた決算書を適切に補正する
テクニックというものが、今後金融界でも求められていくかも知れませんね。
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この度、第2回税務会計系ブロガーサミットを開催することとなりました。
詳細等は当方のブログをご覧下さい。
なお、記事の内容に関係なかったことをお詫びいたします。
体質がわかるのは、(決算書だけなのでエビデンスまでは要求できませんが)、決算書の数字でどういう方向で決算をもっていきたいか、恣意的な操作の方向性は見えます。
本当にきついのか、きつく見せようとしているかは、最低限分かりますよ。
泥臭いですが、営業でつきあっててどんな会社なのかを見れば、核心犯か、単なる貧乏会社なのかは見えます。
上場会社の操作なんて、非上場会社のデタラメな(ばれやすい)操作を見ていると、結構気を使っているのが分かります。
でないと上場会社ではないですけどね。