いやぁーっ、しばらく更新できず
大変失礼しました。
ようやく仕事もピークを超え、
ブログに割ける時間が取れるようになりました。
またボチボチ、行くとしましょう。
まずは、
日経平均も7,000円で踏みとどまりましたねー。
この人為的と思える下方硬直性、
後々で何らかの反動が出なければいいんですけどね。
さて今回はコレ。
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バンキシャ虚偽報道で日テレ社長が引責辞任
3月16日
日本テレビ放送網は16日、久保伸太郎取締役社長執行役員(64)が
同日付で辞任、取締役相談役に退くことを明らかにした。
同社の報道番組「真相報道バンキシャ!」で虚偽証言に基づいて岐阜県の
裏金問題を報じたことの引責辞任とみられる。
久保氏本人から申し出があったという。
細川知正取締役会長執行役員(68)が社長を兼務する。
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このニュースを見て、
私は総合月刊誌ファクタ3月号「日本テレビ「罪深き老害」経営」
を思い出しました。
このP.90に掲載されていた日本テレビの役員年齢が凄い。
この居並ぶ老経営陣。度を過ぎていませんか?
(09年2月20日現在)
氏家 代表取締役・取締役会議長 82歳(読売新聞出身)
間部 代表取締役・相談役 75歳
細川 代表取締役・会長執行役員 68歳
久保 代表取締役・会長執行役員 64歳(読売新聞出身)
升方 取締役・専務執行役員 66歳
島田 取締役・常務執行役員 65歳
田村 取締役・常務執行役員 62歳
弘中 取締役・常務執行役員 61歳(読売新聞出身)
三浦 取締役・執行役員 64歳
室川 取締役・執行役員 62歳
正力 亨 取締役 90歳(読売新聞出身)
渡邉 恒雄 取締役 82歳(読売新聞出身)
山口 取締役 84歳(前日商会頭)
前田 取締役 82歳(元検事総長)
堤 取締役 81歳(元セゾングループ総帥)
今井 取締役 79歳(元経団連会長)
岩本 取締役 76歳
漆戸 常勤監査役 75歳
土井 監査役 78歳(読売新聞出身)
水上 監査役 82歳(読売新聞出身)
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平均 73.9歳
それで今回、「比較的お若い」久保社長が退任されました。
もともと「お飾り」的な存在とされていまして、
今回、見事にスケープゴートとされたってなワケですな。
そしてこの結果、
平均年齢は74.4歳へとさらに上がりました。
氏家体制が20年続き、経営の若返り進まず、業績は悪化。
こんな異常な状態がいつまでも続くワケがない。
以前ご紹介した
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この本にあった「経営者評価」。
「望ましくない経営者の特性」を思い出しました。
極めて常識的なものですが列挙しておきます。
(イ) 老齢の経営者
(ロ) 投機好きな経営者
(ハ) 変革のできない経営者
(ニ) ワンマン経営者
(ホ) ワンマン経営者の後継者
(ヘ) 名誉職を求める経営者
(ト) 官僚、銀行、大企業出身の経営者
・・・・・・・・
凄い、ほとんど当てはまってます。
新日鉄出身、セゾンG出身、検事出身の取締役もいるし・・・・・。
業績悪化を踏まえて、
株主総会に向けて一般株主がどういうアクションを取るか、
楽しみになってきました。
それでは。
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そもそも視聴率という指標が古くなったのだから、新しい指標で番組の人気や質を評価すべきなんですが、だれもそれを生み出さないところがテレビメディアの問題ですよね。株式投資だってPER革命をはじめとしてどんどん指標が変わっていったわけですからねぇ。
まぁ、非常に頑迷で先行きが詰まっているメディアなんでしょうね。。。。
これは、巨人戦ぐらいしかエンターテイメントは思いつかないですね。なんともイヤハヤ。こんな老齢化した会社が存続できる理由は何でしょうかね?