今回は、おかしい!というのではなく、
「可笑しい」「珍しい」ケース。
ある化学品メーカーの単体貸借対照表。
投資その他の資産に「美術品」勘定が93億円が計上されています。
そのメーカーはグループで美術館を運営しておりますので、
そこの所蔵品が対象となっているのでしょう。
残高は減少していないようなので、株主さんも芸術の前には
「まぁ、いいんじゃない」と寛大なココロで接しているのでしょうか。
ところで、美術品も固定資産ですので
理論上は「減損会計」の対象となります。
しかしこういう美術品はどう考えても本社の共用資産
(というか「教養」資産)の扱いとなるでしょうから、
仮に含み損があっても
減損処理を強いられる可能性は少ないのでしょうね。
でも金額が大きいので少し気になりますね。
一度、画廊の方でも連れて、美術品の時価評価(鑑定)に
行って見ましょうかねぇ。
「可笑しい」「珍しい」ケース。
ある化学品メーカーの単体貸借対照表。
投資その他の資産に「美術品」勘定が93億円が計上されています。
そのメーカーはグループで美術館を運営しておりますので、
そこの所蔵品が対象となっているのでしょう。
残高は減少していないようなので、株主さんも芸術の前には
「まぁ、いいんじゃない」と寛大なココロで接しているのでしょうか。
ところで、美術品も固定資産ですので
理論上は「減損会計」の対象となります。
しかしこういう美術品はどう考えても本社の共用資産
(というか「教養」資産)の扱いとなるでしょうから、
仮に含み損があっても
減損処理を強いられる可能性は少ないのでしょうね。
でも金額が大きいので少し気になりますね。
一度、画廊の方でも連れて、美術品の時価評価(鑑定)に
行って見ましょうかねぇ。