この記事を見たとき、私は咄嗟に、次の話を思い出しました。
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アメリカのある学校で会計学の試験があった。
この試験は、散在する損益・財務データを集めて、
財務諸表を作るというものだった。
試験が始まって程なくして、一人の生徒が質問した。
「ところで先生。利益はいくらにすれば良いのですか?」
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日本の会計粉飾業界では、「1億円以下」が業界標準でした。
でも、こんなの私から見ればバレバレですけどね。
投資家の皆さんも、少し気をつけたほうが良いですよ。
赤字スレスレ決算の多くに、似たようなドラマがあることを。
<以下、日経記事>
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カネボウ粉飾、「黒字は1億円以下に」・会計士が具体的助言
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カネボウの粉飾決算事件で起訴された中央青山監査法人の公認会計士、
佐藤邦昭被告(63)らが2002年3月期連結決算で、
「黒字幅は1億円を超えないように」などと
カネボウ旧経営陣に助言していたことが3日、関係者の話で分かった。
東京地検特捜部は、粉飾を見逃す基準を具体的に示したことが
悪質と判断しているもようだ。
関係者によると、02年3月期決算の最終的な取りまとめ作業が行われて
いた同年4月、カネボウ幹部らは「銀行に対する信用問題もあるので、
黒字決算にしないと困る」などと佐藤被告らに要請。
同被告らは「分かりました。でも目立ちますから黒字幅は1億円を
超えないようにしてください」などと具体的な金額を挙げ、
黒字を容認する姿勢を示したとされる。
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アメリカのある学校で会計学の試験があった。
この試験は、散在する損益・財務データを集めて、
財務諸表を作るというものだった。
試験が始まって程なくして、一人の生徒が質問した。
「ところで先生。利益はいくらにすれば良いのですか?」
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日本の会計粉飾業界では、「1億円以下」が業界標準でした。
でも、こんなの私から見ればバレバレですけどね。
投資家の皆さんも、少し気をつけたほうが良いですよ。
赤字スレスレ決算の多くに、似たようなドラマがあることを。
<以下、日経記事>
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カネボウ粉飾、「黒字は1億円以下に」・会計士が具体的助言
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カネボウの粉飾決算事件で起訴された中央青山監査法人の公認会計士、
佐藤邦昭被告(63)らが2002年3月期連結決算で、
「黒字幅は1億円を超えないように」などと
カネボウ旧経営陣に助言していたことが3日、関係者の話で分かった。
東京地検特捜部は、粉飾を見逃す基準を具体的に示したことが
悪質と判断しているもようだ。
関係者によると、02年3月期決算の最終的な取りまとめ作業が行われて
いた同年4月、カネボウ幹部らは「銀行に対する信用問題もあるので、
黒字決算にしないと困る」などと佐藤被告らに要請。
同被告らは「分かりました。でも目立ちますから黒字幅は1億円を
超えないようにしてください」などと具体的な金額を挙げ、
黒字を容認する姿勢を示したとされる。
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