川の人気もの

や~まの にんきも〜の それは~~
歌うのが好きな中年男の無理して書いてる、主に鮎釣行記。

2024年4月20日(土) 3月の山とか

2024年04月20日 | 山登り
 去年も購入した鮎釣り雑誌3冊買いました。「アユの友釣スーパーガイド2024」は読みました。基本的なこととかが書いてあるのと鮎イングについてかなり紙面を取っていました。基本的に自分の仕掛けなど見直す機会になります。
「鮎釣り2024」は読みかけ途中です。こちらは対談などもより深い内容でなるほどと思うことがあり、ゆっくりと吟味しながら読んでいます。「鮎釣りマガジン2024」はざっと目を通したていどであとでゆっくり読みます。
 先に購入した「完全攻略鮎Fanatic」は1度半ぐらい読みました。私の疑問に思っていたことが書かれていて大変勉強になりました。

その疑問とは
「何故アユが短期間でこんなに成長するのか?」という事がず~っと気になっていました。生物学的に言っても、苔を食べてそんなにふとるなんておかしい。どこからそんなにたんぱく質を摂取しているのか?
牛のように胃の中に微生物を飼って、草を与えて微生物を増やしそのたんぱく質を利用しているのかとも考えたが、アユの腹を裂いてもそのような気配はないし、人に聞いてもわからなかったのです。ただし、アユ用の配合飼料はたんぱく質が52%程度配合されており高たんぱくです。でも川では苔だけしか食べてないようで、どこからコラーゲンタンパクを摂取しているのか?何故アユはあんなに皮が固く、引きも強く、しかも大きくなるのか謎???でした。その答えは鮎の餌となる藍藻(ビロウドランソウ)が植物ではなく、シアノバクテリアという原核生物という生き物であるという事が書いてありました。海でいうスピルリナみたいな奴で高タンパク(50~80%)であるはずである。ビロウドランソウの成分はどこにも載っていなかったが、おそらく光を受けてクロロフィルaの働きで水から有機物を作り、窒素を固定して同化したんぱく質を作って高たんぱくになっているのだと思われる。それにかなりの成長スピードで繁殖するので、1m3程度の範囲のビロウドランソウで、毎日鮎が食べても数尾は養えるというような事だった。何となく疑問が少し溶けはじめ納得できた。シアノバクテリア・藍藻は約30億年前地球に生まれて酸素を作り、またある種は真核生物に取り込まれて植物が出来たと考えられている。そういう生物が進化する元を作った生き物である。その名残がビロウドランソウでそれを好んで食する鮎は古代生物の高成長の条件の一つを持っている生き物と考えると、毎週毎週1cmづつ大きくなっていくアユも納得ができた。
 あともう一つの疑問
「何故鮎は日本(とごく少しの近隣)にしかいないのか?」という問題である。これについても明確な答えにたどり着いていない。世界はこんなに広い中で、日本付近にだけ鮎が残ったのか、それとも進化して残ったのか、はたまた先ほどの餌のせいなのか? 他の大陸でも同じような場所はありそうな気もするが、何故ユーラシア大陸の東南部だけ何故に残っているのか?
 今年の鮎釣りは、この疑問についてあれこれ考えながら楽しんでいこうと思う。

 長くなりましたが、解禁に向けて仕掛けの方はぼちぼち作っていますが、今年の鮎の成長具合はどうなのか予想ですが、冬の雪の堆積はあまり多くなくて2月途中で解けるのが早かったせいもあり、栄養塩類の保存がきかずにダダ洩れ状態で肝心な時に低栄養塩で藍藻の成長もあまりよくなさそうと考えます。ちょっと小さめでスタートかなと思います。仕掛けは少し小さめで作っていこうと思います。

 <3月の山行等>
3月17日(日)西山・犬鳴山

ミツマタの花です。ちょっと早すぎました。

4月7日(日)井原山
ツクシショウジョバカマの群生
 登り口からはニリンソウ、イチリンソウなど春のお花が満開でした。

4月14日(日)遭難対策救助訓練 in鬼ノ花山憩いの森
最後の集合写真
 この後ろにある滑り台を登るのに勢いをつけてと走った瞬間に左ふくらはぎから「ブチッ」という音がして、肉離れをしました。何の救助訓練なのか? 余儀なく一時お山はお休みです。あ~~あ。2月ごろは少し腰回りが痛くて3月から山は控えていましたが、さらに休むとブクブクになりそうです。鮎の仕掛けつくりは進みそうですが・・・。

ではまた来月ごろ。

唐津勤労者山岳会HP:https://karatsurouzan.sakura.ne.jp/
ヤマップてつのページ:https://yamap.com/users/472083


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