DEAR K!

親愛なるもの、
大好きなもの、
やめられないもの
日々の色々なもの...etc.

The prologue of K

2015-09-04 23:22:17 | 
Kafe Ear Food後半のディスプレイの中で、一番私の目を引いたもの。

と言っても一緒に行った娘が上を見つめながら「あのビデオテープは何?」と言うまで気が付かなかったのだけど・・(笑)

丁度ランチタイムで混んでいたからなかなか立ち上がってじっくり見ることが出来なかったけれど、一目でそれが「The prologue of K」であることはわかった。

デビュー前に関係者に配られたKの紹介映像。

デビューしてしばらくはサイトにもアップされていた。

私たちの手にはファーストアルバム「Beyond The Sea」の初回限定盤の特典としてDVDで届いたけれど、元々はビデオテープだったという事実にちょっとびっくり。

もうすっかりDVDの時代だったと思っていたけどちょうど移行する頃だったのか。


この映像を観て更にKファンになったと言っても良いほどの宝物。

特に弾き語りの「Ony Last Cry」は何度観ても鳥肌ものだ。


孤高のボーカリストと称されてご本人は激しく否定していたけど、この映像を観ていると当時は確かにそんなオーラを出していたように思う。

良い意味で近づき難い雰囲気ていうのかな?

う~ん、それとはちょっと違うけど、なんかすごい人に出会ってしまったって感じた。

心無いどこぞのDJさんが「おばさんファンが彼の才能をダメにしないことを祈る。」みたいに言ったと聞いて、怒るより先にKの音楽に見合うファンでありたいとさえ思った。

なんて殊勝なファンなんでしょう・・(笑)

でもそう思わせるだけの魅力を感じさせる、ほんと衝撃の映像でしたね。

シングル化したものとはちょっと歌詞が違う「Girlfriend」も「抱きしめたい」もレア。

そういえば、「抱きしめたい」の歌詞の中に出てくるMDも今はほとんど使う人いないよね。

当時もすでにipodが流行していたけれど、「まっさらなMD」って歌詞が印象的に残っている。

聞けない地方のラジオ番組をK友さんがMDに入れてせっせと送ってくれていたこともあって心に残っているのかな。

今はradiko等で全国のラジオを綺麗な音でどこでも聴くことが出来るけれど、当時は電波状態が悪いと雑音ばかりで・・。

車の中で聴いたり、家の中をウロウロしたりして少しでも綺麗な音を必死にキャッチしたっけね。

MD聴きながら一生懸命録音してくれた友達に感謝した。

10年前なんてほんのちょっと前って感覚だけど、こうしてみると色んなものが変わって行くある意味劇的な10年だったのだなあ。


ファン歴なんて大した自慢ではないのだろうけれど、この頃のKを知っている私は幸せだなってつくづく思う。

最近ファンになられた方は、そしてあの方もこの頃のピュアなKは知らない。


過去の映像で見ることは出来ても、生で聴いたり見たりすることはもうどうやっても出来ないのだ。


そう思うとなんか密かにほくそ笑んでしまう。


10周年なのに~って不満もあれこれあったけれど、色んなものから色んな角度からそれを振り返る機会が次々とやってくる。

ただ時間が過ぎただけじゃない。

色んな幸せや色んな楽しみをもらっていたんだなって改めて実感するこの頃だ。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。