とても不思議な体験をした。
夜中ちょびとふうちゃんの鳴き声で起こされ、まるで眠れず徹夜常態。朝方もまたちょびの声が隣の部屋から少し聞こえていた。
目を閉じていたが確かに起きていた。それまで起きていて寝ようとしたのだと思う。
そのつぶった目の前にグレーっぽい部屋が浮かんだ。映画のスクリーンのような長方形。周りに椅子が置かれていたか、あるいは博物館みたいだったか…
そこからどんどん映像は後ろへ後ろへ行く。自分自身がどんどん下がって行く感じだ。次の部屋に行き、またその次の部屋に変わる。
どんどんどんどん映像が入れ替わる。そのうちどうなるのかと思っていたら薄紫色の海の中で周りをシルエットのようなイルカが何頭も取り囲んでいる、そんな映像がまた何枚も繰り出されていく。
いったいこのまま行くとどこに行くのだろう、だんだん無彩色になっていった。黒いなにか…
隣の部屋で鳴いていたちょびの声が一段と高くなった。こちらの部屋に来て鳴いている、ああ、もうここで目を開けないと、と目を開けた。
そのあとまた閉じると再開されるような感じがしたが、もう一度目を閉じた時はただの真っ暗な暗闇しかなかった。
ぜったいに夢ではない、周りのことがわかってはっきりしていた。
部屋からズームしてどんどん宇宙まで行くようなそんなイメージ。
本当に色がきれいでいろんな場面が次から次へと展開されて、なんで私こんな絵が浮かぶの?ってすごく不思議だった。
※以前日経新聞から切り抜いて飾っていた写真を加工してみました。
なかなか思った色にはなりません…
あっこれはシャチですね。シルエットだったのでシャチだったかも