今、新幹線で母のところへ向かっています。
富士山はあいにく曇りでぼんやりしていて、さっきから日が射し始めたのでなんでもないところで雲を撮ってみました。
12月31日の15時前の新幹線はガラガラでゆったり。
今年は年末年始東京の予定でしたが、ケアマネさんとのお話しでやはり行くことにしました。
母のこと、書いてなかったことを残します。
12月半ばくらいだったか、ケアマネのヤマナさんから、
母が通帳を持ってきていて、それをみんなのいるところで眺めたりしているので持ってこないようにしてほしい、と連絡があった。
本人に言うと、
「お金出すために持って行った」と言うが、
母の通帳は無くしたことがあってその時に使用できないように連絡してある。なのでそれを持って行ってもお金を出せるわけでもなく、印鑑だってもうわからない。
みんなのところで見て恥ずかしいと言うとそんなことしてないと言う。
そんなことするのがみっともないってわかってる、と言う。
そうは言うが、デイサービスの場で何度もやっているらしい。
「口座を確認していた」と言うが、記帳したのはずいぶん前でずっとつけていない。
その数日後、代表のイヅツさんがお迎えの時は気づいてくれて、「財布も通帳もいらんから、鍵だけ持って行こう」と言って置いて行ってくれた。
22日には、
ケアマネのヤマナさんから、デイからの報告で、「パンツを履いてない日がある」と。
タイツを履いて忘れてるのかと聞くと、タイツを履いてない時に履いてる時もあって色々だそうだ。
デイでは失禁することはないらしくそれはすごく安心した。
母に「リハビリパンツや尿もれパッドを使ったら安心でしょう」と言っても、「前に一回あったかもしれへんけど、今はちゃんとできてるから。ちびったことなんかないよ」と自信満々だ。
ヤマナさんは、
「デイの職員より、最近の、認知症の進行が気になります。
ご飯を食べたことや、歯磨きをしたことを忘れてしまうこともありますとの報告を受けました」
と。
話していても、わけがわからないことを言い、そんな時だんだん声を荒らげてしまう。
その後、ああ、あんな風に言うんじゃなかったと反省する。
認知症のテレビを見ても失禁などの指摘をしないで上手く処理するなんていうが、離れているのでどうしようもない。
こちらに呼び寄せるか、あちらで施設に入るのか本当に決める時期なのだと焦る。
23日に
たまたまお母さんを実家の近くの施設に入れた方と話す機会があった。
本人は東京に居るので、兄弟が名古屋なのですか?と聞くと兄は埼玉だと。
色々伺って、私が迷っていることも話したら、「お母さんと仲がいいんですね。だったら呼び寄せてもいいかなって思いますよ」と。
数日前に、
昨年、決めかけたサ高住に連絡した。部屋はまだ空いていたが、もう普通の賃貸住宅にしようかと思っているとのこと。代表の方というかそこを見ている方が高齢で見守りは難しくなったとのこと。ヘルパーさんのことや、デイサービスなどは、長年やっていて色々な方を知っているのでお力になれると思う、と言ってもらい、かなり気持ちが揺らいだ。
1人が気楽だと言う母の気持ちを大事にしたい、でも、こちらで一緒に笑って暮らせたらとも思う。
そんな気持ちを決めるためにもしっかり話してこようと思う。