買取その1より続き
もう少しだなと
台に載せられた袋を遠目に見ていたが
そのうちまたどこかに持って行かれ、
また少し待ったのちやっと呼ばれた。
結果は615円!
「よろしいですか」の問いに
「うそ そんなに安いの!?」と思いつつもにこやかに
「はっはい」と返事した。
そして店内物色中に見つけた300円のインド綿のシャツを買って外に出た。
先に外に出ていたじんべは
「300円かと思ってたら2倍だったね。
あぁいいことしていい気分だよ。
自己満足かもしれないけど」
「誰か着てくれたらいいね」
などと陽気にはしゃぐ。
私も
「ウチがスッキリ片付いて、
おまけにゴミにならなくて良かったよ。
どこかの外国の人が着てくれるといいね」
などと話した。
そう言いつつもなんだか釈然としない思いがあり
いつものJFSAに持って行ったときとはあきらかにテンションが違っていた。
いつもはうるさいくらいに
「いやー持ってきてよかった!!」なんて言うのに
微笑みも弱々しかった。
その後買い物して、
帰りの車でもじんべは
「洋服なんかみんなゴミで捨てるよね、いいことしたね」
といつもの私みたいに言葉多めに言う。
「そうだね」
と気のない返事をすると
「○○ちゃん、お店見ててなんか勘違いしちゃったんじゃないの」
と聞く。
図星だ。
確かに
あのスタジャンと似たの売ってたのに…とか、
ミッシェルクランのセーターやバッグとかもあったし
去年着ていたリップスターのコートもあったし
などとウダウダ考えていたのだ。
(今見たらそんなブランドはブランドリストに載ってなかった)
1キロ30円の売れそうにない服ばかりだったのかなと
ちょっとショックでもあった。
「売れない服ばかりじゃないと思ったんだけどな、
○○さんのジャンバーみたいなの売ってたし」
と言うと
「行く前は買い取ってもらわなくてタダでいいって言ってたよ、
ガソリン代出たらいいって。
自己満足かもしれないけど楽しめたしよかったじゃない」
とじんべが言う。
そう
もともと買い取ってくれなくていいから
そのまま東南アジアでもどこか外国にでも送ってほしいと
思って持って行ったんだ。
でもそこに企業が入っているから
いつも持って行くJFSAのときと違ってボランティア感がなく
変な気持ちになっていた。
(JFSAだって倉庫の隣で売っているんだけど・・・)
なんとなくいつものところの方が
自分の気持ちに合っていたのかと思う。
とはいえ今まで捨てるしかなかったスーツやスカートを
回収してもらえたからその点はとても良かった。
タンスもクローゼットもかなり空間ができて快適。
何よりも彼がいつもと違う私を盛り上げてくれていたのが
うれしかった。
あとになってそうだったんだと気づいた。
もう少しだなと
台に載せられた袋を遠目に見ていたが
そのうちまたどこかに持って行かれ、
また少し待ったのちやっと呼ばれた。
結果は615円!
「よろしいですか」の問いに
「うそ そんなに安いの!?」と思いつつもにこやかに
「はっはい」と返事した。
そして店内物色中に見つけた300円のインド綿のシャツを買って外に出た。
先に外に出ていたじんべは
「300円かと思ってたら2倍だったね。
あぁいいことしていい気分だよ。
自己満足かもしれないけど」
「誰か着てくれたらいいね」
などと陽気にはしゃぐ。
私も
「ウチがスッキリ片付いて、
おまけにゴミにならなくて良かったよ。
どこかの外国の人が着てくれるといいね」
などと話した。
そう言いつつもなんだか釈然としない思いがあり
いつものJFSAに持って行ったときとはあきらかにテンションが違っていた。
いつもはうるさいくらいに
「いやー持ってきてよかった!!」なんて言うのに
微笑みも弱々しかった。
その後買い物して、
帰りの車でもじんべは
「洋服なんかみんなゴミで捨てるよね、いいことしたね」
といつもの私みたいに言葉多めに言う。
「そうだね」
と気のない返事をすると
「○○ちゃん、お店見ててなんか勘違いしちゃったんじゃないの」
と聞く。
図星だ。
確かに
あのスタジャンと似たの売ってたのに…とか、
ミッシェルクランのセーターやバッグとかもあったし
去年着ていたリップスターのコートもあったし
などとウダウダ考えていたのだ。
(今見たらそんなブランドはブランドリストに載ってなかった)
1キロ30円の売れそうにない服ばかりだったのかなと
ちょっとショックでもあった。
「売れない服ばかりじゃないと思ったんだけどな、
○○さんのジャンバーみたいなの売ってたし」
と言うと
「行く前は買い取ってもらわなくてタダでいいって言ってたよ、
ガソリン代出たらいいって。
自己満足かもしれないけど楽しめたしよかったじゃない」
とじんべが言う。
そう
もともと買い取ってくれなくていいから
そのまま東南アジアでもどこか外国にでも送ってほしいと
思って持って行ったんだ。
でもそこに企業が入っているから
いつも持って行くJFSAのときと違ってボランティア感がなく
変な気持ちになっていた。
(JFSAだって倉庫の隣で売っているんだけど・・・)
なんとなくいつものところの方が
自分の気持ちに合っていたのかと思う。
とはいえ今まで捨てるしかなかったスーツやスカートを
回収してもらえたからその点はとても良かった。
タンスもクローゼットもかなり空間ができて快適。
何よりも彼がいつもと違う私を盛り上げてくれていたのが
うれしかった。
あとになってそうだったんだと気づいた。